HARD BLOW !

「いやまじで」さんからの寄稿 (六)

4 その後のメール交換


7月9日の第2回会合後、3回目の会合が行われることはなかった。

第2回会合は次回の日程を決めることなく終了し解散した。4時起き氏は私がメールで送った議事録を掲示板に掲載すると言ったまま果たすことがなかった。そうして徒に時間だけが過ぎた。

7月15日に突然ファンの会の掲示板にアクセスができなくなった。パスワードが変更されたものと見て、4時起き氏にメールで問い合わせると、新しいパスワードが送られてきた。

7月25日、ボク愛さんよりメールをいただいた。その内容は、2ちゃんねる上である人物に対する誹謗中傷が繰り返されており、これはある団体サイドのなりすましによる仕業ではないかというものであった。しかし、当事者でない私には判断がつきかねることばかりであった。

この時すでにボク愛氏にとって、2ちゃんねる上での自身および身辺あるいはボクシング関係者に対する誹謗中傷が誰の仕業であるのかは明白になっていたらしい。しかし、事情を呑み込めない私は、「双方の情報についてどちらか一方に加担にするつもりもありません。まずは私自身の目と耳で確認し判断するのみです。」とお答えするのみであった。

8月に入っても4時起き氏から連絡はなく、前月と同じ状態が続いていた。
私は連絡を取らなかった。

なぜか? 理由は三つある。

一つはJBC事務局長が解任・交代によって、一応の事態収拾が図られ、ファンの会が当初想定していたデモ活動などに緊急の要がなくなっていたからである。

もう一つは、九州から参加したN氏同様私も何らかの理由でアクセス禁止の状態に置かれているのかもしれないとの懸念があったからだ。そのような状態にあることを確認することを恐れる気持ちがあった。彼がつながるボクシング関係者の意見を仄聞していたことから、下手に動かないかどうか試されているのではないかとの逡巡とないまぜになって、それはあった。ファンの会の掲示板へのアクセスは依然として可能であったので、事実としてはなかったのであるが。

そしてもう一つは、私の懈怠である。

そのような状況が3か月続いた。

何の連絡もない4時起き氏に対して不審の念はあったが、自らが代表として選出した人物に対する信頼が揺らぐことはなかった。

それでも年内に一度は連絡をとろうと考えていた。もちろん今後の活動について確認したかったからである。

そんな中であった。12月11日、ボク愛氏よりメールが届いた。その内容は「榎さんの件で活動している。意見を聞きたい」というものだった。

私自身は4時起き氏がボク愛氏を除名にした直後に個人的に信を置くことは変わらぬ由のメールを送っているので、ボク愛氏と連絡をとることに全く抵抗はなかった。

聞けば12月18日後楽園ホールでの全日本新人王決勝戦を観戦するとのことで、その日に合流し話をすることになった。

そこで聞いたことは、次のようなものであった。

まずボク愛氏が11月に知人の仲介でKジムの会長と会っていたこと。そして、ネットの2ちゃんねる上で何者かによりボク愛氏及び敬愛氏への誹謗中傷が繰り返されていること、その中には個人情報を晒す悪質なものもあるということ、であった。

私の感想としては驚愕ということだけを記しておこう。

また私はボク愛氏とウチ猫氏とU氏から、ファンの会のその後の動向について、彼らの視点からの情報を得た。結論は、活動は一切行われていないということだった。

ボク愛氏としては、6月25日に日本各地から集ったボクシング界を憂える士たちの、あの日の思いと行動を無にしてはならないという思いがあったようだ。

ボク愛氏には、ファンがボクシング界(業界)に対して意見交換のできる対話・交流の場を設けるという念願が以前からあった。これは6月のファンの会の最初の会合でも彼が口にしていたことだ。彼はかつてそれを拳論に見たであろうし、それは私も同じであった。

ファンの会の有名無実化を知り、改めてファンの声を業界に届ける場を創る意思があるとボク愛氏は語った。

話はさらにある複数の人物に及んだ。ボク愛氏によると、2ちゃんねる上の誹謗中傷は、その人物によるものではないかということであった。それは、2ちゃんねる上にあがる情報を知りうる人間が極めて限られ、その中に常に「その人物」がいたという一点に尽きていた。そしてその見方はこの時期までボクシング関係者にも薄々気づかれ共有されつつあったとのことだった。そのためその人物に対してこれまで懇意にしていたボクシング関係者も、距離をとることが多くなっているとのことだった。

私はその話を聞いて頷けるところがあったが、その人物についての悪評を鵜呑みにするつもりもなかった。もちろんそのような可能性はあるだろう。その人物に胡散臭いところはあった。しかし、信を置いていたことも事実で、それは確かなものだった。その人間の趣味や性癖と、私との関わりにおいてその人間が為すこととを、私は切り離して考えている。

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