HARD BLOW !

試合を終えて ~斉藤司選手の声

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(試合後中村トレーナーと共に)



━開始直後は動きが重かったように見えたが

斉藤司(以下S)「そうですね。リングに上がった時はリラックスしているつもりでしたが、1ラウンド終ってコーナーに戻った時に『今日はダメだ!』と思いました(笑)」

S「でも、一発のチャンスを与えるようなことはなかったですし、あとは自分を信じて力を出すだけだ、と」

━しかし今日は、パンチのキレや、中村トレーナーが重要視していたスピードやディフェンスも素晴らしかった

S「練習だとあれより5倍はデキがいいんですよ(笑)。試合で同じようにできる為にはもっともっと練習が必要です」

S「今日も控え室で、声を出して練習ノートを読んで(作戦や注意事項を)頭に入れたんですが、それじゃダメなんですよね」

S「それだと舞い上がった時にまた悪い癖が出てしまいます。だからもっと練習を積んで、体に覚えこませないと」

━今日はどのパンチも良かったと思うが、自分ではそのあたりは?

S「左のボディも効いてましたが、やはり右でしょうか。カットさせたのも、来るところに合わせた右のショートだと思います」

━ライト級で2戦試合した印象は?

S「今は減量がなくて楽ですが、これから体が出来ていくとキツくなっていくと思います」

S「まだまだこれからです。でも今日わかったことは、やっぱり体に覚えこませること。最後には本能的なものの勝負になると思うので、頭で考えていてはダメです。それにはもっと練習を積まないと」

最後に「いやあ、もう明日からすぐに走りたいですよ」と言って笑った斉藤選手。
しきりに「頭よりも体に覚えさせる」ことを繰り返していたが、かつての彼はピンチでもチャンスでも、まさに本能のままに闘っていたように思え、それが魅力でもあった。
しかしそこから、見事に作戦を遂行する冷静さを見せた丸山戦を経て、今度はより一段高い、ボクサーとしての「本能」を身につけようとしている。

毎回新たな成長を期待させる斉藤選手の今後に注目しよう。

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