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HARD BLOW !

ネリ×山中再戦決定?!も議論なきボクシング界にゲンナリ


 分かっちゃいたけど決まってしまったドーピング野郎ルイス・ネリと山中慎介選手の再戦。

 山中選手のマネージャーにしてプロモーターの帝拳ジム本田明彦会長は、TKO負けの直後はタオルを投入したセコンドを罵倒し、試合後はなぜか「ネリとの再戦でなければ引退させる」というトンチンカンな方針を表明し、ドーピングが発覚したあとは「負けは負けだから、タイトルが剥奪になっても返還は拒否する」と、あらゆる局面でビタ一文理解できない主張を展開してファンを唖然とさせてきました。

 で結局、長年の癒着信頼関係の賜物か、この度めでたくWBCから本田会長の希望通りの再戦命令が下り、山中選手はまたしてもドーピング野郎とリングで対峙することとなりました。

 マッチメイカーとジャーナリストと言う二つの顔を自己都合で使い分ける、コウモリ人間ジョー小泉さんもボクシングビート誌に連載中のコラムで、フニャフニャの対応してるスライマンjrの『大岡裁き』を「スライマン・ジュニアは統率力があり、なおかつ柔軟性があるリーダーに育っている。それは世界一の大所帯であるWBCにとり好ましいことだ。」絶賛!なんと分かりやすい茶番でありましょう。

 ジョーさんの言う「統率力があり、なおかつ柔軟性がある」というのは、要は「長い付き合いのあるプロモーターの意向を尊重して、適当にルール運用してくれるから、おれたち儲かるよね」と言ってるのと同じであります。ジョーさんももう70歳を超えるご高齢であり、お金も残されたでしょうから、あまりビジネスの匂いが漂う生臭い発言ばかりせず、たまには業界の未来につながるような見識を見せていただけないでしょうかね?薬物で汚染されたボクサーに日本ボクシング界の宝を潰されたらあなたの責任ですよ!

 ジョーさんだけでなくスポーツ紙や専門誌もことごとく問題意識ゼロ。帝拳大本営発表の情報を垂れ流すとともに、ネリのインタビューで言いたい放題言わせてファンのヒートを煽ると言う稚拙な戦略。

 こうすればファンは熱くなって「ネリをぶっとばせ!」とばかり山中を応援するだろうとでも思っているんでしょうなあ。 

 再起に際して山中選手がネリとの再戦を希望している旨のコメントが出ましたが、そもそもそれは敗戦直後から本田会長が広言していた既定路線であり、山中選手の自由意志が反映されているとは、私には微塵も思えません。

 さらに、ネリ陣営にすれば、ジルパテロール服用が不問になったことで、薬物の使用を止める動機付けもなくなります。

 帝拳の言うまま再戦を煽ってるジョーさん!スポーツ紙!専門誌!あんたらもうかりゃいいのか?面白けりゃいいのか?事故があったら責任取れるのか?

 タオル投入批判→再戦という流れ見れば、本田会長の人権感覚やボクシングマスコミの問題意識の無さは明らか。ボクシングにおけるドーピング行為の危険性は一切理解せぬまま、昭和のままの根性論と精神主義で再戦に突き進めば、命の危険を冒すのはリングに上がる山中選手だけです。ファンはこれを許容するのでしょうか?

 ドーピングと言うゲームの根幹をゆるがす不正の問題が、いとも間単に再戦ビジネスに転換し、内部からの憂慮の声は村田諒太選手のFACEBOOK投稿のみ。「こういうの、なんか一回あったな」と思ったら、亀田大毅×リボリオ・ソリス戦の体重超過問題の時でした。

 ルールに拘らないならスポーツなんか見てもしゃあないでしょうに。

 議論の無さに呆れる(旧徳山と長谷川が好きです)

 




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