HARD BLOW !

JBC浦谷統括本部長、辞任か?更迭か?

8月3日、JBC事務局においてプロボクシング協会と日本ボクシングコミッションの連絡協議会が行われました。
いち早くリリースしたのはまたもやビート誌でした。
ビートさんさすがに仕事が早い!

記事へのリンク
   ↓
JPBAとJBCが健保金問題で協議、共同声明発表へ


ビート誌記事にある通り協議は4時間にも及んだ末、双方の歩み寄りが見られた事、それと渡辺協会長の発言として、長引く健保金問題に幕を引く協会執行部の決意を、そして5日に共同声明発表会見まで伝えています。

先日の東日本協会理事会記者会見で協会執行部が個人的意見としながらも、健保金問題やJBC財政悪化について、もはや「説明責任では無く、結果責任を求める」と発言。
そして昨日の連絡会を迎えたわけですが、その通り一連の問題について浦谷統括本部長に対しては厳しい責任追及があったようです。
4時間に及ぶ四協会執行部の強い抗議に、浦谷氏は何度も席を立ちどこかに連絡を取っていたようですが、ついに折れた形で辞意を表明した模様。

健保金問題やJBC不当解雇問題をいち早く伝えて来た我々としても、4年間に渡る言論活動にいよいよ決着を見るのか!と期待を抱きましたが、しかし事はそれほど簡単ではありません。

先ずビート誌の見出しにある「共同声明」なるものの中味が、果たして全国の協会員のコンセンサスが得られているのか?について疑問が残るからです。
そもそも健保金問題勃発を簡単に述べると、健保金が無くなるという選手や協会員にとって重大な決議が充分な議論もされず、一方的な通達一つで行われた事に端を発しているのです。
2013年の健保金シンポジウムには、これに危機感を感じて立ち上がった二十余りのジム会長らが参加しましたが、これは全国の協会員の約十分の一。
その他の協会員さんは、充分な説明も受けなかった為にこの通達の意味が理解できなかったか、あるいは読みもせず疑問すら抱かないか、あるいは主流反主流の対立勃発と受け止め合流を見送った人たちがほとんどだったでしょう。
この13年の決起に、もう少し多くの方々が問題意識を共有出来たら、ここまでの大問題には発展しなかったはずと振り返って思います。

さて5日の共同声明ですが、文字通り両者が合意の上でこれからの道筋を明らかにし発表するという意味に取れますが、この一両日中という短時間に、この数年の問題が解消される合意案が作成できるのか。
そしてそれが全国協会員の信任を得られるのか。

「選手の権利を守る会」の署名賛同者は選手、元選手,協会員含め電子署名も併せると既に1千人に到達しようとしています。

まさか浦谷氏のクビと交換で健保金問題手打ちなどないでしょうね?
浦谷氏の更迭は司法判断に従い当然の結果として、しかし、健保金問題は浦谷氏が辞任したとしても直ちに解決合意できる問題ではありません。
解決には、コミッション理事会を招集して協会要請の調査委員会を立ち上げ、先ず健保金含む財務実態の把握、一億近くの金が溶けてしまった原因の究明、そして財務再建への方向まで決めてこそ、初めて共同声明に至るのではないでしょうか?
法的には別組織と言ってもJBC財政の90%以上が協会の支払う金で運営されているのです。
だからこそ協会もここまで踏み込んで意見を言うのです。当然の事であります。

これまでの経緯や問題点を再び周知されぬまま、ボクシング界のイメージダウンという言い訳(最早そのような事を言ってる事態では無い)のみで解決に向かおうとするなら、これまでの密室会議と何ら変わることが無い。
同じ過ちを繰り返す事にもなりかねません。
ムラの論理ではもうボクシング界は統治出来ないし、生き残れない時代になったのです。
時代の変革は突如としてやって来ます。
今がその時と思います。

協会コミッションが手を取り合って、誰もが納得するJBC再建への5日の共同声明発表になる事を心から願います。

文責 B.B

Comment

シジミを品種改良して大きくしたい(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
幕引きをあせりすぎてる感はありますね。

乗っ取った連中は一刻も早く追い出して業務を正常化した上で、それとは別に責任追及は行われなければならないはずです。

中途半端な手打ちをすれば禍根を残すだけです。
2016.08.04 07:43 | URL | #- [edit]
東日本の善良な市民 says... ""
再建策を問われて2013年から1度も答えられた試しがない。それも全く。こんな人らに2013年から健保金(選手→JBC)も試合役員費(ジム→JBC)も一般収入として使われてきたんです。

うやむやにしたらそれこそ「イメージダウン」でしょう。ただ中が腐りきってる今、イメージなんか第一義じゃないですね。見映えだけ気にしてること自体、当事者意識がなさすぎる。外の世界も知ってる渡辺さんにしては発想、思考回路が浮世離れしすぎてます。問題は切迫している。ただ首肯するだけでも場面によっては彼自身が追及されるべき責任問題にもなります(これは渡辺さんに限りませんけどね)。集中力が必要です。ぼけっとしてられる局面じゃないんです。わかってるんですか!
2016.08.04 08:24 | URL | #7SPhLgiM [edit]
ウチ猫 says... ""
もし「世間に対してイメージダウン」なんて思ってる人がいるとしたら驚きですね…というか笑ってしまいます。
イメージダウンが成り立つには「まだイメージが下がる余地がある=少しはいいイメージもある」ということですが、今のボクシング界が、そのような「ちょっとぐらいは、いいイメージもある」と受け取られてると思ってるなら大間違い。

格闘技に限らず、多くのマイナースポーツが、様々なチャンネルを駆使して露出・認知を高めようと努力しているのに、相変わらずこの世界は、選手に珍妙なニックネームをつけたり、意義や内容はそっちのけで記録ばかりを重視したり、お決まりの「家族ネタ」でお涙頂戴路線ばかり…

まあプロモーションが下手なだけならばまだ、明るい未来を目指す話もできますが、肝心の競技を統括する団体はというと、今回話題になってる健保金の問題はじめ、普段の試合管理の杜撰さ、タイトルマッチにおける不手際、意味不明なルール改正等々、マヌケなところを数えたらキリがありません。

特にこの健保金の問題は、ボクシングが他のスポーツと決定的に違い「選手が、互いに相手の健康を害することを目的としている」という前提がある以上、試合の管理やルールの整備と並んで、絶対に欠かしてはいけない部分です。
ここを軽視したらもう、プロボクシングが社会的に存在できる意義は無いに等しいと思います。

最高裁まで粘った挙げ句に「違法行為の張本人」と認定されちゃった方が(辞任だか更迭だか知らんけど)辞めるなんちゅうのは当たり前で、健保金問題と等価に扱うどころか、いい大人が何人も集まって話し合う価値すらない話ですね。
お人柄は別として、きっちりと責任を取って頂くのみだと思います。
2016.08.04 21:40 | URL | #gnBYJsCU [edit]
東日本の善良な市民 says... ""
>ここを軽視したらもう、プロボクシングが社会的に存在できる意義は無いに等しいと思います。

健保金に変わる制度を協会でつくることになっている以上は、とりあえず存在意義がないと言えるのは、プロボクシングじゃなくてJBCですよ。
コミッショナーは何やってるんだかわからない。金勘定もできない。広報もない。ライセンスを審査もなく与えたり恣意的に取り上げて、資格審査・管理機能もない。
試合役員もリングの中より外で問題行動だらけ。公正な審判団さえ他に確保できれば、今現在のJBCなんて直ちに要らないですね。

救済を求めてない、というかむしろ拒絶してるから、余程の物好きやお人好し以外は誰も本気で救おうと思ってくれませんし。
2016.08.05 08:15 | URL | #7SPhLgiM [edit]

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