HARD BLOW !

安河内事務局長勝訴を専門誌はどう伝えるのか?

健保金問題を巡る署名運動は、署名用紙を使った運動と併せて、キャンペーンサイトを使った電子署名もスタートし一層広がりを見せ、現役選手や引退した選手を含む多くの方から署名が集まっています。

『裁判情報ばかりの過疎ブログ』なんてお叱りをうけることもしばしばの当ブログとは比較にならぬ、オリジナル写真とプロならではの批評で世界の最前線のボクシング情報を伝える人気ブログ「ボクシングマスター」の執筆者、金元孝男氏も松尾会長の趣旨に賛同した上で署名されるとともに、署名活動について連日記事をアップされています。

 ボクシングマスター様の記事へのリンク
       ↓
【電子署名】ボクサーの権利を守る会「健保金を守ろう!」
JBC健保金vsボクサーの権利を守る会

来週にはこの問題を巡って更なる紛糾が予想されていますが、専門誌の発売週でもあります。

先月は「発売日直前で間に合わなかった」という事情はございましたが、今月は特段そのようなこともございません。

安河内事務局長の勝訴確定は、いわばここ五年間の

・労働裁判や名誉毀損裁判の連戦連敗に代表される違法体質
・亀田とのトラブルに代表されるシロウト試合管理
・健保金の流用に代表される放漫経営と財政危機


などなどのポンコツ振りを総括するものでありました。このJBCの心・技・体全ての崩壊状況を、専門二誌は果たしてどのように伝えるのでありましょうか?

特に2013年7月号に「日本ボクシング界の秩序を守る為に」という、仰々しいヨタ記事を載せたベースボールマガジン社の『ボクシングマガジン』は果たしてどの面下げてこのことを取り上げるのでありましょうか?

彼らが2ページに渡って告発した『新コミッション構想』は、判決ではなんら事実とは認められていません。いわばガセネタであります。ボクシングマガジンは果たしていかなる裏取りをしてあのような断定的な記述をしたのでありましょうか?

安河内氏や谷川氏やその他の解雇された職員の皆さんが、全て完全勝訴または勝訴的な和解をした今になっても、ボクシングマガジン誌は「日本ボクシング界の秩序を守る為には彼らに対する懲戒解雇は正当であった」と主張するのでしょうか?

ボクシングマガジン誌の判決への見解は「判決が間違っている」なのか「記事が取材不足で間違っていた」なのか果たしてどちらなのでしょうか?

そもそも彼らが目の色を変えて告発していた『新コミッション構想』は浦谷統括本部長(笑)を始めとする、2011年当時安河内氏を攻撃していた試合役員の皆様が主張されたことです。なぜに彼らの新コミッションは批判しないのでしょうか?



ボクシングマガジンの記事は裁判ではJBC側の証拠として提出され、違法行為を正当化する論拠としても使われました。このように露骨にJBCよりで、しかも裁判では全て事実でないと認定されるような報道姿勢は、メデイアとして明らかに一線を超えているのではないでしょうか?違法行為の片棒担ぎをすることが専門誌の仕事なのですか?

実際の記事本文をご覧ください

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引用しましょう 言うまでもなくJBC職員に支払われる給与は、過去現在の有名無名のボクサー、あるいは練習生達が直接、間接にJBCに支払った金の集積によるものである。

今現在ボクサーから集められた一億円近くの健保金が失われたことが明らかになっています。違法な解雇をされた職員に当然支払われるべき給与を、ボクサーから不当に盗んだものであるかのように描写したボクシングマガジンは、一億円の健保金が失われたことを、果たしてどのように記述するのでありましょうか?

さらに記事本文をご覧ください

IMG_7327_R.jpg

ボクシングマガジンは今も法廷で一切事実と認められなかった『新コミッション構想』について高山選手にヒアリングすることが「ボクシング界の安定につながる」と信じておられるのでしょうか?

違法行為の被害者となった人々を、断定的に糾弾するような記事を書いたことを、ボクシングマガジンがどのように総括するのか?その態度でその価値が分かることになると思います。

専門誌も理事も協会もダメならもう自浄作用は望めないと考える(旧徳山と長谷川が好きです)



Comment

東日本の善良な市民 says... ""
>JBCの心・技・体全ての崩壊状況

笑っちゃいました。本当に全く見所ないですものね。

>違法な解雇をされた職員に当然支払われるべき給与を、ボクサーから不当に盗んだものであるかのように描写したボクシングマガジン

違法な手段で事務局長や次長や主任におさまった職員に支払われた給与こそを、ボクサーから不当に盗んだものであるかのように描写するのが当然でしたね。
判決文でも彼らへの視線は厳しく、民事裁判でしたが「違法」の文字が散見されました。

高山選手に限らず、選手を巻き込むなんて正気の沙汰ではないです。

職員の給与のみならず、コミッションのお金も協会のお金もすべてが「過去現在の有名無名のボクサー、あるいは練習生達が直接、間接にJBC[や協会]に支払った金の集積によるもの」ですよ。
それを食い潰し、選手を巻き込むようなやつらは職員であれ理事、評議員であれ、メディアであれ、要りません。
そして専門誌の作り手の給与は関係者(広告収入含む)のほかにファンにも支えられてきたんです。
2016.07.09 23:51 | URL | #7SPhLgiM [edit]
ウチ猫 says... ""
ボクシングマガジンはもはや、労働新聞やプラウダのように「お上」の意向に沿う為だけに存在してるようなもんですから、総括も反省もしないでしょう。

あの記事の内容が裁判でことごとく否定され、JBCも、額縁に入れて飾りたくなるくらいの見事な完全敗訴をしてるんですから、もし当時の彼らが真剣な気持ちであの記事を書いたのならば、旧徳さんが言われるように「え、俺達の取材が間違っていたのか?」であるとか、あるいは「いやいや、裁判所は間違ってる。絶対に俺達が正しい!」とか、何らかのリアクションがあって然るべき。

しかし実際は、一審判決が出ても控訴審が終わっても最高裁で完全決着がついても、未だにシカトを決め込んで、バカ面さげて呑気に観戦記なんか書いてるんだから、普通に考えたら件の記事は、「嘘を嘘とわかった上で」意識的に書いていた、としか思えませんわね。

今後のことを考えたら、いい加減観念した方がよろしいかとも思うんですが、止めを刺されるまでは現実に目を背けつづけるかもしらんですね。
もう、何一つ彼らには期待できないと思います。
2016.07.10 01:27 | URL | #gnBYJsCU [edit]
B・B says... ""
いつの頃からかメディアにもガバナンスの崩壊があった。ただ自浄力もそれは何年か周期でやって来る。いつの時代もその攻防の繰り返しなのだ。悲観することは無い。

恥ずかしながら、
実はこれマスメディアを勉強してる娘の言葉でした。
次代に希望を託しましょう。
2016.07.10 13:32 | URL | #bH1htKmU [edit]
ビートル says... ""
 インターネットでは既に明日発売の『マガジン』『ビート』両誌の目次などが読めるのですが、ざっと見た限りではこの問題に関する思われる目次は見当たりませんでした。もちろん、全てが表示されているとは限らないので実際に読んでみないと分かりませんが、簡易なお知らせ記事で済ませている虞はかなり高いような気がします。

 しかし、少なくとも『マガジン』は三下り半のお知らせ又は訂正記事で済ますわけにはいかないはずです。判決に賛成するにしても反対して従来の見解を維持するにしても2ページ以上は割かねばならないのではないか?そうしないと3年前のやたらと大上段に振りかぶった記事は何だったのかということになります。発売日は明日(地方では1~2日遅れになるが)なので楽しみに待っています。
2016.07.14 11:54 | URL | #Dp0g9hEU [edit]
シジミを品種改良して大きくしたい(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
日本ハムの斉藤祐樹投手にポルシェを提供してるのがボクシングマガジン出してるベースボールマガジン社の社長だという週刊誌報道が今朝出ましたが、「そんな会社にジャーナリズムを期待する方が無理な相談だな」ということを、私再認識しました(笑)。

記事中、社長は「取材対象に便宜を図るのは当然」みたいなコメント出してましたが、ボクシングマガジンのスタッフは、この社長のイズムを受け継いで、「取材対象であるJBCに便宜を図るのはジャーナリズムの責務だ」という高い志を保持していたのやも知れません。でないとあんな偏向記事はとても書けないでしょう。

2016.07.14 18:45 | URL | #- [edit]

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