HARD BLOW !

何故2ちゃんねる? ・・それでもボク愛

後楽園ビルを出て直ぐに遭遇した、最大危険人物と思われていたK・H氏。その彼の前を注意深く通り過ぎました。
私が先導する一行は、ドームホテルグランドフロアの人混みを避けて、あえて外階段から二階に上がりエレベーターホールを目指しました。本来なら最短のコースで目的の地下駐車場に向かうべきですが、こちらのルートの方が人通りが少なく、また通路が狭いため危険を察知し易いからです。ところが途中、ホテル催事の為か設営がされていて二階エレベーターまでたどり着けません。前日の下見では無かった事でこれは予想外でした。
仕方なくUターンしてふき抜けの中階段を降りて避けたかったホテルロビーを通過し一階エレベーターを使わなければなりませんでした。

思わぬ時間ロス・・

K記者らを無事に車に押し込むまでは緊張の糸が切れません。エレベーターを待つ時間、私は夏だというのにシャツの下には冷たい汗をかいていました。しかし、傍で見るとここからはまるで映画の追跡シーンのような展開がスタートします。

エレベーターのドアは地下一階に着いて開きました。身辺警護の最後の山場です。
そこに最大の敵と思われていたK・H氏が一人でまたもや立っているではありませんか!
二度目の遭遇です。
K・H氏は眼光も鋭くこちらを見ていましたが、近づいて来るわけでもなく私たちが通り過ぎるのをただ見ていました。周辺に人影が無いか注意深く観察してからミニバンに一行を乗せ私は車を出しました。
運転席には私。助手席にはいやまじでさん。後部座席にK記者、4時起き氏、ウチ猫さん。

しかしここでK・Hが接触を試みないという事は追跡が目的なのか。重なる遭遇は単なる偶然ではなかったのか。しかしだとしたら襲撃メールとは一体何だったのか?犯行予告をしたり、姿を眼前に現したり・・私の頭の中は?マークで埋め尽くされました。

冷静に考えよう・・
襲撃を本当に考えるなら事前に察知される行動をする訳がない。相手が本気では無いのか、そうでなければ、考えたくないがやはりこれは・・

車中、K記者はどこえやら携帯で話し始めました。「特に何もありませんでした・・それらしい人物の追跡らしきものはありましたが無事です・・」

ホテル駐車場を出る車は混んでいて数珠つなぎになっていましたから、それもあって私は多少いらつきながら「Kさん今どこに電話したんですか?」と聞きました。

「習志野警察です。普段相談に乗って貰っている刑事さんです」

これが事実だとしても、私の中の直感が私の中の疑惑を更に深いものにしていきました。
しかし、私としてはどうであれK記者を無事自宅まで送る事がこの日の仕事でしたから、一応は追跡に備えて後続車を観察しながら運転をしていました。水道橋を出て東京駅に向かいそこで食事を取ろうという事になりました。ところが・・

後部座席がにわかに騒がしくなりました。
「2ちゃんねるに追跡の状況が書かれています。今、水道橋を出た・・」
「本当だ!書かれている!」

不可思議な騒ぎの発端はまたもや4時起き氏です。

私は運転しておりますので確認など出来ませんが「何故2ちゃんねる?」と思いました。
この緊迫した状況であの2ちゃんねる掲示板を見る神経が解らなかったのです。
後部座席に彼らと並んで座っていたウチ猫さんはパニックに陥った事でしょう。

途中、私達の車の後方には二台の白い高級セダンが飯田橋あたりまで追随する形になりましたので、私は乱暴な運転をさらに強めてあっという間にこれを引き離しました。
考えれば無抵抗な後続車両をまく事など容易いわけですが、念のため交差点でトラックとトラックの間に強引に割り込み、今度はスピードを落として白い高級車が行き過ぎるのを待ちました。運転者の顔を確認する為です。一台はまったく身覚えのない中年男性が運転する車でもう一台は途中の広い交差点で普通に左折して行きましたので目の悪い私には確認出来ませんでした。

「あるとすればこの中年男の一台だけだ・・」

すると今度は「飯田橋まかれた」と書かれているというのです。

追跡者が運転しながらの書き込み?・・ありえない。見えない後部座席に同乗者がいるのだろうか?

私は右折車線からいきなり交差点を直進するなどしてこの車を振り切り、更にスピードを上げると、後ろに追いてくる車両はもうすでにありませんでした。
しかし・・実況はさらに続きます。

「今、大手町。発見」

やはり、あり得ない。私はこの時、以前にあったある事を思い出しました。

何かの折にK記者、4時起き氏、ウチ猫さん、私ほか、計6人で、習志野郊外の焼き肉店で食事をしている時でした。4時起き氏が突然携帯を見せて「尾行されています。Kの他5人で焼肉だなと書かれたメールが来ました」
たしかに携帯のディスプレイにそうした文章が表示されていたので、私もウチ猫さんもパニックになりました。
このような怪メールを見せられたのはその後何度もありました。
後楽園ホールでも忘年会の席でも・・
「K記者と4時起き氏には不可解で得体の知れない組織が付きまとっている」と思わされていました。
4時起き氏によると「SUBUD(スブド)」なる組織の仕業と言う事でしたが、まったく興味がありませんでしたし、にわかには信じられませんでしたので、その後も「またメールが来ました!」と見せられても「ああ、大変ですねぇ」と答えていました。

しかしこの日(7月1日)からは、そんなワケのわからない組織の仕業ではなく、この二人(K記者と4時起き氏)が何かを企んでいるのではないか、と疑念を抱くようになるのです。

私はK記者に多くを語らずに一言だけ言いました。
「Kさん、(今回のような事は)これが最後ですよ」

体を張るような事件にファンを巻き込む事も、あるいは妄想や狂言にも付き合う事はもうしないという意思表示です。

彼の顔からは笑いが消えていました。

しかし、この日はさらに衝撃的な言葉を彼自身の口から聞く事になるのです。


続く・・

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