HARD BLOW !

卑怯者・・ それでもボク愛

このK記者は、人に対し極端にガサツな面がありながら、繊細な優しい面も持ち合わせていました。

特に猫に対してはここまでするか、というほどの愛情を持ち合わせていました。

縁あって彼が拾った子猫を貰いました。
私は子供の頃にペットロスを経験していましたので、決断するまで数ヶ月かかりました。
決心させたのは彼が里親探しのビラを撒いている姿を見たからでした。

「放っておけない・・」

家人を説得し二匹の子猫を育てる事にしました。
その子猫たちは立派に成長し我が家の家族となりました。
これで彼とも親戚になったつもりになりました。

いつしか彼を弟のように思うようになりました。

ですから言いたい事も言えました。
彼は冷酷な面がありましたから、それを指摘した事もありましたがそれは偽りない愛情の表現でした。
思えば彼には理解出来なかったのでしょう。
それはそれで仕方ないと今は気にも止めていません。

それよりも、私自身のボクシングへの思いと現状への怒りを業界に、そしてファンに伝えてくれたK記者には今でもその一点を感謝しています。

また、彼の影に隠れるようにして亀田兄弟に石を投げて来た自分が、いつ表に出て発信するかが私の重要な課題であり、責任であると常に考えていました。

友人の一人からは「いかに義憤があったとしても、君がやっている事はK記者と同じではないのか?むしろ君がK記者を利用したのではないのか?」辛辣な親友の言葉でしたが弁解の余地もありません。
表で戦うK記者の為に情報源として身を隠す必要があるとも考えましたが、自分なりの大義があったとはいえこの数年間は男としてなんと生き心地の悪かった事か・・。

この回想録も何れ娘たちにも知られる事になると思いますが、しかしそれでいいのです。

このきっかけを与えてくれた友人ら特にMさんや、協力して頂いた方々、様々な激励やアドバイス、また証言を下さいました業界関係者の皆さま方にあらためて心から感謝いたします。

ここからの回想はおそらくは多方面に渡り紛糾の種になるかも知れませんが、これまでの責任は一身に背負うつもりです。
卑怯者の謗りを受けながら生きるよりも、男として死ねるならばそれこそが本望であります。


続く・・

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