HARD BLOW !

ブローナー vs マイダナ 速報!!

◇Aブローナー vs Mマイダナ
(WBAウエルター級世界戦)
ブローナー vs マイダナ 20131215
ブローナー、前戦までと比べてスリムに見えた(実際ブローナー144.5lbに対しマイダナ146.75lb)。スピード重視の作戦なのかと思いきや、実際にはプレッシャーをかける戦い。(この階級での体力勝負をテストか?)

ところが初回いきなりマイダナの右うちおろしが頭頂近くをかすめブローナー、ダウン寸前のピンチ。

2Rにはマイダナの左ロングを顔面に喰ってダウン。

ブロ-ナーは3Rから中盤持ち直してポイントをとるが、8Rに再びダウンを奪われる。

どちらも明確なダメージがあり、足下ガクガクだったが、マイダナのスタミナロスもあってKOは免れ、逆にプレッシャーをかける。

終盤完全にガス欠のマイダナだが、よく手を出す。ブローナーはプレスはかけるが手数・ヒットともに少なく、勝負は判定に。

私の採点では114-111でマイダナ。エキマ解説陣の採点は微差でブローナー。判定は、115-110、116-109、117-109の3-0でマイダナ。

半身に構えて後傾し、スウェイとショルダー・ブロック(あるいはショルダー・スライド)で相手のパンチをかわすブローナーのディフェンス。これに対しておそらく有効ではないかと思われたマイダナの左ロング・フック(右構えの)は最後まで機能していた。これはマイダナサイド(トレーナーはロベルト・ガルシア)が研究してきたのだろうが、メイウェザー攻略のヒントにもなるだろう。

またマイダナは接近してからのパンチがたいがい4連続ぐらい出、しかも上下に散らされるので、相手が対応できない瞬間をつくることができた。

これらがマイダナの勝因。

ブローナーはあの体型であればスピード、ディフェンス重視で戦うべきところ、逆に体力押しで戦ったのは判断ミス。相手あるいはこの階級を過小評価した結果ではないか。いつもよりもディフェンスにおける反応も鈍いように思われた。

スーパースター候補の敗戦には、ある種の心理的衝撃と興奮がともなうが(どこまで強くなるのかという期待と、こんな強い選手がどうやって負けるのか見てみたいという欲求と)、これは当のボクサーのパフォーマンスが良ければ良いほど強まる。その意味でこの試合、非常に面白い試合だった。

ただブローナーのファイトにはやや物足りなさを感じた。油断したかどうかは知らないが、彼のスタイルは相手の攻撃をディフェンスで無力化した上での攻撃。途中をすっ飛ばすならそれなりの準備が必要。まさかキャリア晩年に陥りがちなブル・ファイター化に至ったわけではあるまいが。

byいやまじで

Comment

B.B says... ""
いやぁブローナーあの左フック喰らって良く立ち直りましたねー
驚いた!
2013.12.15 16:49 | URL | #bH1htKmU [edit]
ウチ猫 says... ""
自分も、「さて、あのブローナーをどう攻略するんだろう(まあ難しいだろうけど)」と思っていました。左フック、よく伸びてましたねぇ。マイダナお見事です。
2013.12.15 17:15 | URL | #C1S5FS7c [edit]

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