HARD BLOW !

梅雨の読書感想文 ボクシングマガジン2013年7月号

 現在、プロ野球の統一球問題が大変な話題となっています。株価や事件報道を差し置いてトップニュースとして報じているニュース番組を見ると「人気低迷なんて言われているけどやっぱり日本人は野球が好きなんだなあ」と再確認せざるを得ません。報道された加藤良三コミッショナーの「知らなかっただけで隠してたわけじゃないから良いでしょ」と言わんばかりの態度は、「トップが『知らなかった』で済まないでしょ」とファンを大いに呆れさせました。昨年まで出なかったホームランがポンポン出てれば「なんかおかしいなあ。ボールが変ってんじゃない?」という疑問を持つのが当り前だし、その疑問を検証するのもコミッショナーの大切な仕事です。競技の公正・公平・透明性を確保するのがコミッショナーの仕事であり、隠蔽や居直りはもっともやってはいけないことです。

 もっとも2004年のオーナー主導による一リーグ化画策時に、当時コミッショナーだった根来泰周氏が「私には権限がない」と問題解決から全力逃亡した姿を憶えているプロ野球ファンにとっては、『コミッショナーなんか期待するだけ損』な存在なのかも知れません。桑田の暴露本が出た時に「これでも読め」と新渡戸稲造の本を桑田に贈った吉國一郎とか、どうでもいいことするのがコミッショナーというイメージであります。
 無力なコミッショナーに代わって、大儀なき一リーグ化と一部オーナーによるプロ野球私物化を阻止する原動力となったのはファンによる大衆運動でした。選手会によるストを支持し、巨人軍中心の旧弊なビジネスモデルに拘るスポーツマスコミに対する論陣を張ることで2リーグ制を堅持出来たことで、楽天と日本ハムという地方球団が生まれ、交流戦が始まり、プロ野球文化と市場がより拡大することとなりました。公共財・大衆文化であるプロスポーツをコミッショナーを含む一部関係者が私物化した時誰がそれを批判するのか?それは本来メディア・ジャーナリズムの仕事なのですが、それが機能しないどころか癒着して一体化している場合には、ファンが声をあげるしかありません。プロ野球のような選手会がないボクシングであれば尚更のことです。

 さてここからが本題です。プロ野球の一リーグ化問題よりももっともっとスケールの小さい、セコイ利権のお話です。舞台は本日2013年6月15日発売のボクシングマガジン誌(以下BM誌)7月号の94、95ページ。展望なき組織防衛だけしか能のないJBCトップと、それにシッポをふる茶坊主マスコミが共同作業で育てた『奇妙な果実』が、突如ボクシングファンの頭の上に落ちてきました。「日本ボクシング界の秩序を守るために」という大仰なタイトルのその記事は、「金払って買う商業誌に載せるようなもんかいな」と読者の脳内に戸惑いの『?』を浮かび上がらせること請け合いの珍品となっています。
 
 以下は金をドブに捨てた一読者の読書感想文です。

 まず全体的な構造として、この記事は非常に変った体裁で書かれています。執筆者の署名はなく文責は【ボクシングマガジン編集部】となっているのですが、なぜか二名のライターのコメントを中心に記事が進行していくのです。「取材して実名出してコメントしまくる体裁なら、署名原稿書けばいいんじゃね?」という考えが頭によぎります。この不自然な体裁はもしや、文責者が「ライターのコメントを載せただけです」と言い逃れするためのものでしょうか?あるいは本来は執筆者であるライター陣が「訴訟とか起こされたらかなわんから文責は負いたくない」とこれまた言い逃れするためでしょうか?かように無責任な体制で告発記事を書いちゃう当事者のお気楽さには脱力を禁じ得ませんが、こうやって策を弄する事で逆にライター氏とBM誌両方が記事の内容に責任を負うというミラクルが起こってしまっています。何のための工夫でしょうか?

 こんな奇妙な体裁で進行する記事ですから、内容のほうもストレンジにならざるを得ないのでしょうか?JBC、BM誌、フリーの取材者(笑)それぞれの「ネガキャンはしたいけど責任を負いたくない」といういい大人にしてはムシのいい思惑に引き裂かれてか、事実の検証という建前はあらぬ方向に。飲酒検問に引っかかった酔っ払いが千鳥足なのに「まっすぐ歩いてるよ!」と強弁している姿を思わせます。

 記事の前半はHARD BLOW!が対面取材した安河内氏・谷川両氏や記事化していない複数の関係者の証言、高山のトレーナーである中出氏のブログとも真っ向対立する内容です。そもそも現在係争中であることからも主張が対立していることは予め分かっている事案です。普通こういう場合真っ当な媒体は必ず『双方取材』という原則を守ります。フリーの取材者(笑)からの取材依頼はあったものの、彼らは媒体名も明かしていません。そもそも公判においてJBCに情報提供をしている利害当事者、取材なしで記事を書いて説教かました勘違い野郎という面々では、中立的な検証記事の取材者としては不適格なのは明らかです。BM誌が安河内氏や谷川氏の話を本気で聞きたいなら、公正な取材者を派遣し反論の機会を担保すれば済む話です。そもそも記者の仕事とは被取材者の心を開いて話を聞きだすことで、それこそが職能です。話を聞けないのは記者の技術不足でもあるのです。どうしても話を聞きたい、公正な記事を載せたいというBM誌側の意欲の欠落が当事者のコメントを得られない一方的な記事の原因であると私は思います。

 記事中一番の失笑ポイントは、JBCが谷川氏(記事中のA氏ですね)の解雇理由として高山勝成選手が新コミッション構想に関与したと名指ししたことに対して、なぜかBM誌が言い訳する部分。少し長いですが引用します。95ページより(以下引用)

 高山選手の元マネージャーで自称マッチメイカーC氏が、IBF本部を訪れてピープルズ会長らと会談したことをJBC職員A氏やB氏、D氏らにメールで伝えた際のアドレスに、高山選手のサイトを思わせる英字が並んでいたのだ。しっかり読み込めば高山選手本人からのメールでないとわかるが、高山陣営やC氏に直接ヒアリングしなかったことも含め、前代未聞のクーデター計画の実態究明に際し、本来調査機関ではないJBC側に躊躇と戸惑いがあったのではないか。(引用以上)

 どこから手を付けていいのか分からない『名文』であります。ホンの数ヶ月前、海外記事を鵜呑みにし「高山がアゴを骨折」という誤報を陣営に裏取りせずに載せてしまったBM誌が、同じ高山がらみでウソを書いたJBCに「紛らわしい英字だから間違っても仕方ないよ」とエールを送る姿は、国語辞典の「同病相憐れむ」の用例に推薦したくなる親密さじゃありませんか。

 「『高山選手のサイトを思わせる』ってそりゃ単なるお前の感じ方だろ」としか言いようがないのですが、そもそもJBCと言えば海外の統括団体やプロモーターと文書で様々な連絡をする必要がある組織です。それが「英字だから間違えました」という言い訳をしてて大丈夫なのでしょうか?海外との交渉事でも「紛らわしいので間違えました」で済めばいいのですが…。

「前代未聞のクーデター計画」という表現に至ってはもはや開いた口が塞がりません。今のJBC中枢職員が、前任の安河内氏(記事中のB氏)を怪文書とゴシップライターによるヨタ記事に乗じて追い落とし、まんまと権力を掌握したのは谷川氏解雇のほんの一年前です。そんな近過去すらBM誌は忘却してしまったのでしょうか?

 記事の後半は「一国一コミッショナー制」がゆらいだことについて、白井義男さんの名前まで出してこれまた大仰に嘆いて見せるのですが、それなら2011年時点に「第二コミッション」に言及した皆さんにも同じように批判の刃を向けるべきではないでしょうか?『前代未聞のクーデター』で一国一コミッションをゆるがせた先達はお咎めなしでは余りに没論理ではないでしょうか?

 執拗に「自称マッチメイカー」という揶揄的な表現でおちょくられるC氏についての記述も変です。当時未公認であったIBFのタイトルマッチを日本で挙行したところでJBCには土台関与できないのです。谷川氏が手記の中で触れられていたように独禁法に抵触するのでJBCに国内のボクシング興行を規制する根拠はもはやないのです。ライセンサーでないC氏が当時のJBCには決して出来ないIBFのタイトルマッチを企画する事の何が一体問題なのでしょうか?ライセンスがない彼が自称マッチメイカーなら高山勝成はまだ「自称プロボクサー」なのでしょうか?JBCのライセンスがあろうとなかろうとボクサーはボクサー、マッチメイカーはマッチメイカーじゃないでしょうか?BM誌の基準では世界は自称プロボクサー、自称マッチメイカーだらけになってしまいます。

 
 JBCと連携して度重なる誤報の被害に遭わせた高山選手に、「本誌だけは味方だよ」と猫なで声で擦り寄るような記事の締め部分は、悪寒が走るような気持ち悪さです。であるならきちんと本人に取材して偉業を讃えるとともに、JBCがかつて高山選手に濡れ衣を着せた事を批判できるのではないでしょうか?こんな子供だましの論理で高山陣営を説得できると本気で考えているのでしょうか?

 それと読者の皆様に今一度喚起したい問題点は、高山選手に対する濡れ衣も彼がメキシコで敗れていれば黙殺されていた可能性があったということです。高山選手がIBFタイトルを奪取したことで、JBCには是が非でも対応する必要が生じましたが、もし高山にIBFタイトルがなければ黙殺してもなんの利害対立も起きなかったのです。高山選手を人事抗争に巻き込んで犯人扱いしたことについて未だ謝罪せず「英字が紛らわしいから間違った」とガキみたいな言い訳してる彼らの態度を見れば誠実さが微塵もないことは明らかです。

 それに付けても、彼らの行動原理にあるなりふりかまわなさは一体なんなのでしょう?どうも未だに自分達が正義の代行者だと思っているフシがあることにただただ驚くばかりです。

 もっと楽しい読書がしたい(旧徳山と長谷川が好きです)

Comment

ウチ猫 says... ""
私も久々に金をドブに捨てましたが、いやはやどこからどう突っ込んだものか、途方に暮れるような記事であります。

旧徳さんが書いている通り、今回の記事の内容は私たちが得た情報とはまるで真逆の内容であり、しかも当事者は、まさにこの記事に書かれているようなことを理由に降格や解雇されたことに対して異議を申し立て、裁判を起こしている最中です。
ですので、私らから見れば「よくもここまで書けるなぁ」と思うのですが、BM誌はA氏やB氏が裁判で負ける=彼らが悪事を働いたのは事実、ということを確信しているのでしょうか?私はそうではないと思います。

記事の最後の方で「処分の是非は司法の判断に委ねられるが…(中略)…新コミッション設立に動いた行為を看過するわけにはいかない」という記述がありますが、要は「裁判の結果如何に関わらず、彼らの悪事は事実なので許せない」ということを強調しておきたい、もっと言えば「裁判ではどうせJBCが負けるだろうが、その結果が出てから言い訳するのではなく、今のうちに予防線を張っておきたい」ということではないか、とすら思っています。

ここまで言っちゃうと多少リスクがありますから、一応は私一個人の発言とさせていただきますが、しかし今まで私たちが集めた材料を基に判断した時、どうしてもJBC側に理があるとは思えません。

ためしに「安河内剛」というキーワードで検索をかけると、安河内氏自身のサイトやツイッター、あとはHARD BLOW!とかいうブログを除いて(笑)、ほとんどが「疑惑の事務局長」といったものばかりです。
そこで、そうした疑惑は実際どういうものなのか?事実なのか?ということを考えた時、私たちの場合は、安河内氏や谷川氏とつながりが出来たという僥倖は確かにありました。
しかしそれも、それなりのリスクや覚悟を持って行動した結果もたらされたことであると思ってますし、その後も公判を傍聴したり裁判記録にあたったりという作業を積み重ねてきました。

正直、そうした時間や労力を費やすのは楽ではないですが、自ら進んでやっていることなので文句をいうつもりはありません。ですが、私たちの他にも、単に観戦者に留まらず、少しでもボクシング界や選手の為に何かを考えたい・発信したいというファンの方がいらしたら、是非皆さんも行動をして欲しいと思います。
少なくとも裁判記録くらいは閲覧していただきたい。あれを読んでもなお「いや、やっぱり安河内はけしからん!」と思われる方にはもう何も言いません。

他に、根本的にこの記事が欠陥記事だと思うのは、文中に何回も、それこそナントカの一つ覚えのように「一国一コミッション」という言葉が出てきますが、なぜそれを維持する必要があるのか、という説明がまったくないことです。
まあ私も一つのコミッションの方がわかりやすいなとは思いますし、そもそもA氏やB氏が新コミッション設立を画策したなんてのはヨタだと思ってますが、仮にそれが事実だったとしても「じゃあなぜ新コミッションを作っちゃいけないの?」という問いに対し「一国一コミッションを揺るがすからだ!」では答えになってないでしょう(笑)。

たとえばACの二団体制を堅持し、FとOを認めなかった理由としては、「王座の価値を守る」「タイトルマッチ乱発の懸念」といったことがあり、それに対する「世界の潮流」や「他団体の王者とのマッチメイクへの期待」といった考えとがぶつかって議論されてきたわけですが、この記事では「一国一コミッションが揺らぐ…」と書いた後に、「JBC職員の給与はボクサーらが払った金がもとになってる」などと続いていて、何が言いたいのかさっぱりわかりません(この部分は当然「説教くん」が張り切って執筆したんでしょうね)。
だいたいが私らが聞いた話では、そういうボクサーらが体を張って稼いだ金をじゃぶじゃぶ浪費しているのは、まさに現JBCの人間とも言われてますが(いやまじで氏の「リセット」参照)。

荒川選手の暫定戦出場の記事にも、「勝てば平仲さん以来21年ぶりの、日本ボクシングコミッションのライセンスを所持する日本人男子選手の海外奪取」というような、まるで寿限無のような記述がありますが、BM誌のJBCに対する溢れんばかりの愛情が感じられますね。
今回取り上げた記事の中でも高山選手について言及してますが、彼がJBCのライセンスを受けるまでは、意地でもまともな王者としては認めたくないんでしょう。
既にIBFはメジャー団体として認識されてるんですから、JBCの認可とか高山選手個人のライセンスに関係なく「先日の高山の快挙に続き…」とか書けばいいと思いますがね。

こういうところにも、BM誌がどこを向いて仕事をしているかが現れていると思います。
少なくともファンやボクサーではないということは間違いないでしょう。
2013.06.16 03:15 | URL | #nZcYMxmY [edit]
B.B says... ""
さよなら、ボクシングマガジン。
2013.06.16 06:52 | URL | #bH1htKmU [edit]
部外者ですが says... "原点回帰"
コメント欄お借りします。

ウチ猫さんのご指摘する引用部分に、
「処分の是非は司法の判断に委ねられるが…(中略)…新コミッション設立に動いた行為を看過するわけにはいかない」
とありますが、

 フリーライター(笑)と称した説教君から私のところに来た取材依頼にも

「彼ら(注:安河内氏ら)はそれぞれ、処分の撤回等を求め、JBCを相手取って民事裁判で係争中です。しかし、もしかりに裁判で彼らに対する処分撤回の判決が出たとしても、彼らが、JBCに対抗する新コミッションを設立しようとした事実は消えません。
取材や報道は、司法の判断とはまったく独立してあります。」

とありました。

しかし論旨も似ていますね。ボクシングマガジン取材班の執筆者は鏡の前でライターのコメントを取ったのでしょうか(笑)

それはさておき、まず第二コミッション設立を記者を集め堂々と宣言した現事務局長も事実は消えないはずですが、記事中からは見事に消えていますね。

さて本旨ですが、フリーライターや出版社の取材や報道が「司法の判断とは全く独立してあります。」などと、どうすれば国家権力である司法の判断と並行して存在しえるのでしょうか。そして同時に取材や報道が「事実は消えません」などと審判できるのか、自らの執筆が司法判断と同等の価値を持つといわんばかりの主張ですが、これもいかなる根拠を有するのでしょうか。一方で厳しいチェック機能を有する国家権力の司法と並存すべきであると言わんばかりのこの取材や報道というライターたちの自称神の手は、3月号では全く取材もなく、さらに訴訟の一方に情報提供していることも事実です。

司法に挑戦し、民主主義の根幹を愚弄しても守るべきは1国1コミッション。このように業界内の慣習が社会のルールをも超越するなどという勘違いも甚だしいものたちの結末は、同質の問題が存在するのプロ野球のコミッショナー氏や相撲協会や全柔連がどのような結末を迎えるのかこそ、警鐘として受け取る事実ではないでしょうか。そして今同様に統括機関の権力は絶対だと信じて疑わない同様の事例が、アマチュアでも起こりつつあるのはここをお読みのみなさんもご存じでしょう。メディアと報道倫理、スポーツと統治機構、これらの諸問題に関して何が大切なのか、今一度原点回帰することが大切だと考えます。
2013.06.16 15:00 | URL | #- [edit]
通りすがりですが says... """""
コメント欄失礼します。イチボクシングファンとしてマガジンの記事を読ませていただきましたが、高山選手と谷川さんの両者にもしっかりと配慮がされている内容と感じました。
前述の記事で、裁判の問題もありAやBとイニシャルを使っている、という内容を確認しましたが、どうも読んでいて信憑性に欠ける気がします。
あとはあまりにお粗末な誹謗中傷の数々に、正直不快な思いをしました。当ブログの管理者さんこそ、確実に名誉毀損に当たるのではないでしょうか。
2013.06.17 07:29 | URL | #783H74ew [edit]
いやまじで says... ""
>通りすがりですが さんへ

コメントありがとうございます。「通りすがりですが」さんの「感じました」「気がします」「不快な思いをしました」という感想については、個人の感想ですからそれはそれでよろしいのではないでしょうか。

ただ、曲がりなりにも「信憑性に欠ける」「確実に名誉毀損に当たる」とおっしゃるからには、具体的な箇所を指摘していただき、それがなぜそうなるのか理由の説明をいただく必要があるでしょうね。そうでないとこちらも答えようがありません。読む側に説得力も欠くのではないのではないでしょうか。(「前述」が何を指すのかも明確にしていただきたいです。)

因みにボクシングマガジン記事中の「懲戒解雇」の語は、谷川氏の手記4に指摘されている通り現状における事実と異なります(JBCが未だ書類を出し直していないということが前提ですが)。裁判において係争中でもあるこの件について断定的に報じるボクシングマガジン誌とは、JBCへの情報確認という点で調査・取材能力が問われるのではないでしょうか。それともここまで分かっていて断定的に報じているのでしょうか。だとしたら、メディアとしてモラルが問われることは言うまでもありません。
2013.06.17 09:35 | URL | #QWDkGr0I [edit]
通りすがりですが says... "”””"
ご返信ありがとうございます。以下に私が気になった箇所を記します。
当ブログの管理人さんが、”取材”と称しているのであれば、AさんとBさんの話しを聞いて書く必要があると思います。谷川さんの話しだけを記述して書いて、AさんBさんの視点が欠けているため、信憑性に欠けます。これでは情報操作的な意味合いが強い、ととられても仕方がなく、公正性が感じられません。それこそ上述の”断定的”な内容ではないでしょうか。
マガジンの記事では、ライターと編集者の名前が出ていました。当ブログの管理人さんが、ネットの匿名性を利用し、マガジンやライター陣を小馬鹿にしている表現の数々が鼻につきました。
メディアとしてのモラルを問うのであれば、雑誌とブログという媒体の差こそあれ、不特定多数の人が見るという点では、”書く側のモラル”は当然ブログでも負う必要があると思います。
私もこの問題の真相を知りたいと考えているので、真相を知るためにも、AさんBさんの話しを聞いた上で新しい記事を書いていただきたいです。
2013.06.17 12:56 | URL | #783H74ew [edit]
榎 says... ""
通りすがりさんへ
ボクシングマガジンへの名誉毀損ですが、ボクシングマガジンに名誉なんて何もない。ボクシングマガジンがボクシングの名誉なくしてんだから、
だから名誉毀損にはなりません。ボクシング関係の仕事しているからってボクシング好きでは無い人達です。その辺理解してください。
2013.06.17 12:59 | URL | #- [edit]
いやまじで says... ""
>通りすがりさんですが へ

コメントありがとうございます。

まず「通りすがりですが」さんのおっしゃることのうち、「信憑性に欠ける」と感じられる理由については理解できます。「双方取材」ということですが、これは当記事に限らずブログとしてボクシンングマガジン誌やJBCにも直接取材すべきだというのは私自身も感じることです。これは今後の検討課題であると思います。ただしこれまで記事中に書かれていることは、事実として明らかになっていることを踏まえて、そうでないことについては留保をつけながら説明をしているはずです。

次に「匿名性を利用して」とおっしゃる点ですが、匿名であることが批判の当否と直結するとお考えなのでしょうか。批判の当否は記事内容によって判断されるべきではないでしょうか。そうでなければ「通りすがりですが」さんの匿名コメント自体も意味をなさなくなってしまいます。

ただ個人的に思うことですが、今回の問題は「双方」の情報が錯綜しており経緯を知らない方には非常にわかりにくいところはあると思います。私自身もそう感じる一人ですし。できれば事実関係について全体を整理してより明確にしていきたいと思っています。

私自身も「この問題の真相を知りたい」と考える一人なのです。
2013.06.17 15:05 | URL | #Twj7/TDM [edit]
いやまじで says... ""
>通りすがりさんですが へ

最初のコメントが同一内容で二重投稿されていましたので削除しておきます。ご了解ください。
2013.06.17 15:09 | URL | #Twj7/TDM [edit]
ウチ猫 says... "横から失礼します"
ひとつ確認しますが、通りすがりさんのおっしゃる「Aさん」「Bさん」というのは、当ブログの谷川氏手記に出てくる、ライターのAさんとBさんですよね?
ボクマガ記事では谷川氏と安河内氏がA氏とB氏になってますから、混乱を避ける為にとりあえずここでは「Aさん」「A氏」「Bさん」「B氏」と使い分けることにでもしましょうか。

その上でご指摘の「双方取材」という点についてですが、まず「谷川氏の手記」の部分については、あくまでも、ある当事者の声をそのまま紹介したという性質のものですので、双方に話を聞くという筋合いのものではありません。この人はこう言ってます、というだけのことですから。

ただ、この関西での訴訟問題を論じるにあたっては、谷川氏の話だけを聞くのは不公平じゃないか、ということだろうと推察しますが、元々この関西訴訟に関しては、まさしくその公平性という部分について、先に大いなる不利益を被ったのは谷川氏の方ではないでしょうか?

JBCを解雇されたことについては係争中ですから明言はしませんが、少なくともネット上のニュースサイトや某ジム会長のブログなどで「懲戒解雇」という言葉が書かれ、それがその時点での事実と異なっていて、それが為に不利益を被った…ということは小学生でもわかります。

こういう書き方をするとまた「小馬鹿にしている」と思われるでしょうか?
しかし、こういう火を見るより明らかなことを、「故意に」「平気で」捻じ曲げて伝えるような輩は(特にそれが記者やライターを名乗っているのならば尚のこと)、小馬鹿にされて当然だと思います。

安河内氏にしても同じです。上の方の私のコメントや「JBC問題」のカテゴリにある拙文でも書きましたが、(今思えば)一方的な誹謗中傷で追い落とされ、肝心の本人の言い分がまるっきり封じ込められてましたよね。元々本人が多くを語らなかった部分もありますが。

そこで、彼らを追い出した方の人間のやり方に疑問を感じた私たちが、ならば本人の言うことを聞いてみようと話を聞き、繰り返しになりますが訴訟記録なども読んだ上で、これは今までの報道の方がおかしいんじゃないの?ということでこのブログで発信した、というのが大筋の流れです。
ですので、僭越ながら言わせてもらえれば、一方の主張しか聞かされていなかったボクシングファンが、より「公平に」判断できるように、もう一方の声を紹介していると思ってもらえればいいかと思います。

それでも確かに、私たち自身も双方の声を聞くべきだと思っているのはいやまじでさんが言っている通りで、それはこの問題を掲載した当初から課題として考えていることであります。
しかしながら、私たちはこういう文筆活動で飯を食っているわけではなく、それぞれ本業を持つ身ですので、なかなか時間がとれません。継続案件として常に念頭にはありますが。
その中で、自分たちが正しいと判断したことについて記事を上げているんですが、そもそも私たちのような立場のファンのブロガーが、文章で飯を食っているプロと同じレベルの、高い意識を持たなければならないのでしょうか?

通りすがりさんのおっしゃる「モラル」というものが具体的に何を指すのかよくわかりませんが、「双方取材」「公平性」ということなのか、あるいは「小馬鹿にするな」ということなのか。
そのどちらか(または両方)であるなら、私個人の考えとしては上に書いた通りです。
ただ、業界専門誌とファンの作ったブログに対して、同じモラルを求めるというのはいかがなものでしょうか。

およそ記者というものは(それが特に記者クラブ等に属している場合は)、大衆の知る権利や公共の利益に寄与するという大義名分のもとに様々な便宜を受けている以上、一般人と同じ感覚でいられたら困るわけです。法律的に云々という前に、それこそモラルの問題として。嫌なら買わなきゃいい、という話ではありません。

私たちは今回、嫌々ながら金出した上で文句言ってるわけですが、それにしたって「客だから何言ってもいい」「所詮素人のブログだから」という感覚では物を言ってません。
今まで色々と聞いて、調べてきた流れがあり、その上で今回の記事を読んで「やっぱり変だろ」ということで発信しています。

ある意味、購買者しか内容がわからないボクマガより、ネット上のブログの方がはるかに多い人間が対象になってますから(といっても読まれなければ存在しないのと同じですが)、自分の発言には責任を持っていますし、それこそ訴えられるリスクだってあることを承知で発信しています。
匿名云々のことにしたって、このブログの執筆者4名については有難いことに、既にいろんなところで本名から仕事から、それどころか家族や友人の個人情報すら(ほんの一部とはいえ)晒されてますからね。
そこらの匿名君達と一緒くたにして「匿名のブログだからって好き勝手やってるんだろ」と言われるのは勘弁して欲しいという気持ちはあります。どう思われようと自由ですけど。

その上でもし、こちらの「モラル」に何か問題があるとお考えでしたらお知らせください。
満足のいく回答かどうかは保証しかねますが、真剣にお答えしますので。
2013.06.17 17:45 | URL | #nZcYMxmY [edit]
B .B says... "それでは僕も個人的感想を"
実際に利害もまったく無い訳で、その主張を全面掲載する事について当然にリスクの覚悟も念頭に入れていますが、言い放しで終えるつもりなど毛頭ありません。
勿論ボクシングマガジンさんも同じ覚悟であるはずと思います。

A氏B氏が記事の主張に反論があるなら、是非とも投稿をお願いしたいところですね。
出来れば開かれた議論の場たりえれば、それこそが願いでもあります。

ただ今回の谷川さんの主張はメディアには事実と異なる事は書かないで欲しいという切なる願いと訴えから始まった事です。
事実誤認だけならまだしも事実で無い事で職を追われ、名誉だけでなく生活も脅かされた。
ここまでなら世間には(あってはならないが)良くある話しです。

しかしその後、記者時代の経歴を生かし心機一転国政でと、失意から再生への人生を決意されました。ところが、これまた妨害記事により出馬を断念。この経緯を僕らは見て来ました。

何故執拗にそこまでするのか?
谷川さんはそこまで断罪されなければならない悪事を本当に働いたのか?
これだけでも人としての義憤を感じるに充分でありますが、当事者以外の方々の情報からもそこまでの原因があったとは断じ得ない。
名誉の棄損を被ったのは果たしてどちらなのか?真相は明らかにされなければならない。
「司法の判断とは別」とまでして言われたのが事実ならば、尚更であります。

今更ながら思う事は安河内氏を追い落とす為だけにクーデターを起こしたのが現JBC中枢であるという事実を無視し、「A氏らによる前代未聞のクーデター」と書いた記事を掲載してしまうボクマガ編集部の無茶苦茶ぶりには呆れはてたという事。
この時点で事実を報道すべき使命を既に放棄しているではありませんか。
あれこそがまさに、試合役員らによるクーデターの実現では無かったのですか?

またこれについて、JBC側が公益通報と称した告発の内容は尽く推測、憶測に基づくもので、具体性がまったく見えて来ないことも記者ならば当然に存知のはず。
どうしてこうまで事実を無視あるいは歪曲しておられるのか?

業界の中でも安河内氏が「新宿に左遷させらた時にやった事をファンは知らない」という方もいますが、そもそもはその前に出所不明のフグの領収書等公的資金の私的流用を思わせるものや事実認定不可能な愛人問題等の根拠にもならない「言い掛かり」から始まった事はこれまでの記事で明らかにして来ました。
「新宿でやった事」が問題で事実ならば、初めからそれを根拠に論陣を張るべきでしょう。
後付けの理由にしかならない事は明白ではありませんか。

素人ジャッジで申し訳ないが、私個人的に推察されるのはただ一つ。
安河内氏の存在が邪魔になったというだけの話し。
そこには単なる私怨とも思える人間関係と利害の一致した人物らの画策では無かったのか?

そしてその一派を(実際には一派ではありませんでしたが)尽く排除しておかねばならない問題を現体制は抱えているのではないか?という事。
谷川さんらは実はその巻き添えを喰ったに過ぎないのではないか?
くわえて、経理を支えて来られた元職員の方にもお話しを伺いましたが、まったく身に覚えが無いと。

こうした当事者の「事実ではない」という訴えを公正にメディアは取り上げて来なかったので、力不足ではありますが、当ブログで掲載させて頂いた訳です。

ファンの分際でと叱られながらですが、いつか中立公平なメディアが現れ、バトンタッチが出来るまで少し頑張りたいと思います。

今後も当事者また関係者方々の発信をお待ちしております。

2013.06.17 22:10 | URL | #bH1htKmU [edit]
シジミを品種改良して大きくしたい(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
>通りすがりですが さま

>高山選手と谷川さんの両者にもしっかりと配慮がされている内容と感じました。

『配慮』があるなら谷川さんの言い分を取材してると思います
『配慮』があるなら批判記事の掲載前日に「明日出る雑誌に載ります」というような手続きはとらないと思います

あなたはJBCが高山選手を新コミッション画策の当事者と名指ししたことについて、「メールの文字列がややこしくて間違えてもやむを得ない」という噴飯ものの言い訳でも「なるほどそりゃ仕方ない」と感じるような『配慮』を感じられたのでしょうか?

>あとはあまりにお粗末な誹謗中傷の数々に、正直不快な思いをしました。当ブログの管理者さんこそ、確実に名誉毀損に当たるのではないでしょうか。

誹謗中傷とはどの部分でしょうか?具体的な引用をして下さい。

それと一方的な記事を雑誌に掲載された人は『不快』どころでない実害を被っていることに少しは想像を働かせて頂きたいと思います。

あと「確実に名誉毀損に当たるのではないでしょうか。」という一文はどういう意味ですか?
「確実に名誉毀損になる」のか「名誉毀損になるかもしれない」のかどっちでしょう?

>当ブログの管理人さんが、”取材”と称しているのであれば、AさんとBさんの話しを聞いて書く必要があると思います。谷川さんの話しだけを記述して書いて、AさんBさんの視点が欠けているため、信憑性に欠けます。

マガジンの記事も一方にしか取材してないんですけどね。彼らの記事には信憑性を感じますか?

>マガジンの記事では、ライターと編集者の名前が出ていました。当ブログの管理人さんが、ネットの匿名性を利用し、マガジンやライター陣を小馬鹿にしている表現の数々が鼻につきました。

この記事はお金を払って本を買った読者の批評です。あなたは匿名の書評の存在を知らないのですか?例えばアマゾンのブックレビューはほぼ全員匿名ですけどあれも実名にするべきとあなたはお考えですか?小馬鹿にされたくなければ、馬鹿にされるような文章を書かなければ良いと思いますが。プロとして恥ずかしい仕事をしてる人は批判されて当然です。

2013.06.17 22:31 | URL | #- [edit]
B.B says... ""
早速ですが・・ななし。さん、どうもです。

ジャーナリストって何だろう?と考えさせられますね。
個人の主義主張はあって然るべきですが、それを強弁したいが為?に虚偽を用いる、あるいは事実をひた隠しにする人らがいます。
中にはある程度実績や肩書きのある人もいますが、そうなったら既にジャーナリストとは言えませんよ。
あるマスコミの記者さんらとの懇談の中で「僕はマスメディアにいる人たちは第3の権力者と思っています」と言いました。
「仰る通りで、それは自覚しています。だからこそ正義は何処にあるのか?を常に考えます。また自分を常に律する姿勢が必要なのだと思います。多少の偏向は致しかたない。しかし、僕らの場合、虚偽、あるいは捏造記事を書いた瞬間に記者生命は終ります。少なくとも我が社では一発懲戒解雇です。結構厳しい世界ですよ」と笑って答えられました。
なるほど、だからこそ新聞など特に署名記事には一定の信頼が置かれるのかと改めて思いました。

しかし、一方ではこうした枠組みに入らない所謂フリージャーナリストらの垂れ流しにもすぐさま反応して、鵜呑みにしてしまう傾向が一般世間、特にネット社会にはあります。
それが事実とは異なる、あるいは憶測、さらには捏造であったとしてもです。
関心事にも自ら情報を集めそれを精査するという習慣は日本にはまだ無いと思います。
もっともな講釈を垂れる人もいますが、その論拠がネットだけで集められた情報に拠るものならばお話にもなりません。

さて、JBCに関わる裁判資料に登場する人物ら(フリーライター)についてですが、裁判資料を閲覧すれば判決を見ずとも誰の目にも明らかだと思います。
笑ってしまうのは「司法の判断とは別に」と書いた記者。
自ら理が無いことを認めてしまっている。
この辺りの冷静を欠いた強弁は確かに私怨が垣間見えると個人的には感じてます。
また、専門誌という看板の中でこうした記事を書くあるいは掲載する感覚も信じられない。
改めて読むとまるで二流週刊誌のようではありませんか。
ここに虚偽記載があったとしたら、謝罪だけでは済まされません。
責任は非常に重いです。

余談ですが、僕が某サイトや某専門誌を読まなくなったのは過去にも度々の虚偽記事が書かれたからです。こんなものは相手にする必要もありません。
この両者は正しいボクシング論壇の中で、何れ必ず淘汰されて行くと思います。

しかし、当事者からすればたまったもんじゃない。
心情に思いを巡らせれば義憤にも火がつきます。
裁判の結果を待たなければならないところもありますが、必ず糾弾して参ります。
誰よりも、当該関連記事で直接取材した旧徳さんが黙っていませんよ。
2013.12.21 06:55 | URL | #bH1htKmU [edit]
ウチ猫 says... ""
>この両者は正しいボクシング論壇の中で、何れ必ず淘汰されて行くと思います。

問題はこの「正しいボクシング論壇」ですよね。
今回の大毅の件に関する一連の報道・ファンの反応を見た時、非常に残念に思ったのは別記事のコメントで書いた通りですが、ああいう状態がある中で、まともなボクシング論壇が実現できるのか?という不安は大きいです。

あれは亀田が絡んだゆえのことで、その他のことについては中立に見てくれるはず…というのであればいいんですが、件のJBC騒動においても、メディアの報道はうわべをなぞっただけのものであり、結果として当然、ファンの反応もそうした「極めて不十分な材料」が基になる為、誤った概念が形成されてしまっていると思われます。

いやホントに、皆さん一度裁判資料お読みになったらいいと思いますよ。あれを読んだあとにBM誌や某ゴシップサイトの記事を読むと、もはや笑うのを通り越して、気味が悪くなってきます。完全なデタラメを堂々と(しかも、おそらくデタラメと承知した上で)書いてるんですから。
折原一あたりの叙述トリックを読んでるような不思議体験が出来ること請け合いです。

冗談はともかく、一度できてしまった流れを変えるのは難しいですが、これは何としてもやっていきたいと思います。
問題なのは、しばしば「村」と形容される世界ですので、簡単に「道理」が「無理」に負けてしまうことや、たとえコミッションや専門誌がおバカさんでも、ファンが今現在の試合を楽しむのにはほとんど影響が無い(ファンは別に困らない)、ということでしょうか。

大毅の件で「ボクシング界の将来が云々」と言ってるファンの方が多いですが、亀田の処分の行方だけがこの問題(またはこの業界)の本質ではない、ということを認識して欲しいと思います。
2013.12.21 11:09 | URL | #C1S5FS7c [edit]
B.B says... ""
いきおい「正しい論壇」と書いてしまいましたが、それを作って行くには日々の研鑽と高い見識や、分析力、ウチ猫さんが言われる通り何より基本となる正確な情報が必要ですね。

自分にはどうあがいても無理だなぁ・・品性にも欠けるし・・これはあまり関係ないか(笑
しかし、そこにひとつ「ボクシングとボクサーに対する愛情」というのを付け加えて頂けるなら辛うじて参加できる。
そう自分に言い聞かせてこのブログに参加させて頂いてます(汗

はたしてHARD BLOW !がボクシング論壇の一角を担えるかはまったく分かりませんし、自分にはその自信もありません。
しかし、多くのメディアがボクシング界の問題点から目を逸らしている以上「ファンの声を聞け!」とこれまで通り訴えていくしかないです。

ブログ開設にあたっては紆余曲折ありましたね。
想いは巻頭の「はじめに」に書いた通りであります。
「ボクシングファンによる正しい情報を元とした正しい批評と議論の場となりゆく事をひたすら願って」これさえ片時も忘れなければ、ファンとしての在るべき姿や筋道も踏み誤る事は無いと思います。
もうひとつ、これまで勢いに任せてですが、多くの当事者方々とお会いしお話しを伺いましたね。僕らのモットーとなった「会って話せば早い」はぶっちゃけ何のコネも無い所から「うりゃぁ~突撃じゃぁ~」と始まりました(笑

今はなんだかJBC告発ブログみたいな感じで言われてますが、安河内さんらの問題は本来JBC内部の問題でファンが口を出す話しじゃない事くらい自覚してます。
しかし、権力闘争の果てに今コミッションがどういう状態になっているかをそうしたお馬鹿行動(そりゃそうでしょう、皆んな本業を投げ打って駆け回ってるんですから)の中でいち早く察知出来たという意味で、それは無駄ではなかった。

ボクシング界が混乱し、最終的に選手がそのツケを払わされる事に僕らは我慢が出来ません。
ボクサーが好きだから、ただそれだけです。
しかし、ファンとしてはそれだけで充分であります。

まだ気付いてるファンは少ないかも知れないが、JBC問題はやがて必ず選手やボクシング界の不利益に繋がって行くと確信したからこそ僕らはファンとして声を上げます。
公益法人放棄も網膜剥離の問題も間違いなくそれらの不利益になって行きます。
選手積立金=健保金問題も先日のIBFルールに関わる混乱も選手が被害者です。
ここに目を向けずにまともなボクシング論壇などあり得ないとも思います。

先週の週刊朝日に一連の問題は「安河内問題から始まった」という主旨のベタ記事がありましたが、実際その通りだと思います。
おそらくこの記者も僕らと同じように一連の裁判資料を閲覧したのでしょう。
そして見たはずです。問題はあの解雇、懲戒解雇からすべてが始まったと。
2013.12.21 19:45 | URL | #bH1htKmU [edit]
B.B says... ""
ななし。さんへ

自分もマスメディアが正常に機能してくれる事をひたすら願います。
かつては(インターネットなど無い時代)ボクシング業界の中でも、それを取り巻くメディアの中にもご意見番と言われる方々がいて、時に辛辣な意見や批評はジムや選手にも向けられた。
厳しい言葉の中にも、ボクシングに対する純粋な愛情を確かに感じました。
だからこそ信じられた。だからこそ安心してボクシングを観ていられた。

ところが、今はどうか。
そうした方々が既に鬼籍に入られて、その役目を担う人がほとんどいなくなってしまった。
目に付くのは体制や権力にへばりついて、目先の利益や保身にばかり執着しボクシングを単なる喰い物にしている輩ばかりです。
ボクシングのなんたるかも知らず、ただただ名を売らんが為のイエロージャーナリストなんかは放って置いても何れ消滅する。

問題なのは解っているのに真実を書かないボクシングジャーナリズム。
使命と責任を放棄するどころか、真実までやがて捻じ曲げる者まで出て来た。
その中にはかつては、ボクシングが好きでたまらず、その愛情を隠す事も無く、震えるような熱い記事でファンをリードした者たちもいました。
僕はジャーリズムは第3の権力者と思っています。だからこそ、そこに魔性が潜んでいる。
ジャーナリストとは何か?との厳しい自問自答を止めた時たちまちそれに取り憑かれてしまう。
哲学無きジャーナリストはその存在だけで、すでに社会悪だと思います。

しかし人間とは弱いものですね。
社会の枠組みの中で辛うじて自制を保つ事は出来る。
それは一市民である自分にも当てはまります。
「正義は必ず勝つ!」と言って自らの経験を語り戦う記者に会いましたが、多くは社会常識や宮仕えの枠の中で辛うじて自らを支えている。
モラルはそうした中で形成され、やがて成熟して行くものと思いますのでそれはそれでいい。

ところが、保身に身を焦がし盲目となった輩は簡単に一線を越えてしまった。
ジャーナリズムの死を意味する虚偽報道。
しかも名のある紙媒体を使ってまでも人を陥れようとするそれは、まさに卑怯。
悪魔の所業と言えます。
結果が出て正気に戻って人に帰るかも知れませんが、その時には遅いです。

しかし、世の中には大なり小なりこうしたことは溢れ返っていますね。
サラリーマン時代、まだ自分も若く相当に生意気な頃でしたが、上司の不正を糺した途端に執拗な嫌がらせ。
正義は我に在りと真っ向勝負挑んで、あっけなく策略に嵌まり約2年間更迭された時がありました。その上司はイエスマンでワンマン社長のお気に入りだったからです。
肩書きを外されるどころかアルバイトに逆戻り、既に家庭もあったので悩みました。
「突き詰めれば人を陥れる人間には根底に醜い嫉妬がある」と死んだ爺さんが言うとりました。
「見抜けるか見抜けないかでその人間が決まる。おまえがそうでないなら、どんな立場になってもこれを見抜いた瞬間に人としての勝負が決まっている。自信を持て」とも。
戦中戦後の混乱期を生き抜いた中で磨かれたのか、人間洞察には説得力がありました。
慈愛にも溢れた立派な人物だったと思います。

修行が足りないのか、爺さんの血が薄いのか自分にはその素養はまったくありませんが(笑
つい脱線しましたが、ふと思い出してどうしても書きたくなりました。
2013.12.23 09:32 | URL | #bH1htKmU [edit]
says... ""
最近、BM誌が面白くなりました。
匿名性のある記事はほぼほぼ皆無になったと感じます。
(目を凝らして検証したわけではありませんが…)

この記事からもう3年、HARD BLOW !さんのような方々の努力が
背景の一つにあったのかと思います。

一部のライター、それを載せてしまった編集者の失態はあったものの、
そこから省みて今のBM誌が作られていると思いたい。
素人ファンの根気が、最大専門誌にさえ影響を与えている…というように感じます。

そしてHARD BLOW !で情報を提供してくださる方々のようなファンが
今まで存在さえ怪しかったボクシングの
自浄作用の一部になっているのではと感じます。
(そうであってほしいという希望的観測でもありますが)

>最終的に選手がそのツケを払わされる事に僕らは我慢が出来ません。
リングに上がるボクサーの背中を会場で何度も何度も見てきた人間ならば、心底共感できる言葉です。

このブログが次第に、ボクシング面白いぜ!って話で埋めつくされることを願っています。
ボクシングをワイドショーの一環にしてしまったアンチ亀田連中とは違うと思っています。
これでもかってくらい、ボクシングが面白いって話を叩きつけられる方々だと思いますので。

初めは拳論の対抗ブログかと思いましたが、いまやあんなの置き去りです。
選手や仕組みを上から目線で品評する連中ばかりですから。
JBCの目線も同じようなものなんだろうかと…不安にさえなります。

恥ずかしながら最近、このブログの存在を知りました。
応援しています。


2017.02.01 11:14 | URL | #- [edit]
B .B says... ""
本当に有難いお言葉です。

ボクシング面白いぜっ!
これこそが一大事と思ってます。
選手でなくとも、人生が変わるほどの力がボクシングにはあると思ってます。
ファンとして、心底そう訴えられる日が来ることを願っています。
今後とも宜しくお願いいたします、
2017.02.03 13:23 | URL | #bH1htKmU [edit]
谷川俊規 says... ""
先日、日本ボクシングコミッション(JBC)東京本部へ、あいさつに行ってきました。対応してくださったのは、安河内事務局長。それに途中、レフェリー業務で有名な福地さんが入ったり、東日本ボクシング協会の入られたマッチメーカーだった林さんが最後に顔を見せられたり、と。

国際ボクシング連盟(IBF)に顔を出したのではないです(笑)。まあ、今でしたら、顔を出しても大丈夫ですが。4年前のこの時期なら、と考えると、もう世界は何が起こるか分からない、の一例で。福地さんが入っている時、安河内事務局長の前で私が語っていたのは、宮城県仙台市の「スポーツコミッションせんだい」についてで。もし、私が職員のままだったら、これ「新コミッション構想」とかになって、「〇〇解雇」に再度、某雑誌に書かれるんですかね。

至る所に、矛盾があり、それを権威のあるライターが後押しした。関西の2人のノンフィクションライターが後押ししなかったら、おそらく、のちに金銭的な面で組織が苦境に陥るようなことはなかった、と私は信じます。JBCは「権威」と言っていいと思います。そして、「権威」が好きな方は、「権威」のある人の言動に、真偽関係なく、乗りかかります。これは、「JBC」の責任ではなく、統括団体はむしろそうでなければいけません。それだけに、「権威」の使いどころは慎重に。

それにしても「ボクシングマガジン」誌。件のライター2人と私たちも含めた、『落としまえ』の原稿、いるのではないですか?ちなみに、JBCが今、正常に回り始めているのは、明らかに、安河内さんの復帰のおかげです。そのことに、専門誌として触れておく義務が、この雑誌にはあると思います。くだんのライターのひとりは、私が私たちの関係した全ての裁判が終了した昨年6月、「おとしまえをつけてください」と電話した際、脅迫です、とおっしゃったメールを送ってこられましたが、こちらこそ、「脅迫だ」と思ったことは記しておきます。

私は一度は「懲戒解雇」になったのです。それも数年にわたり。それが撤回され、「円満退職」、つまり何もなかった、ことになった以上、きちんとした説明責任はあるのではないでしょうか?宮崎編集長には、誰でも読めるここで、そのことを告げさせていただきます。もう電話や郵送での抗議に、私もうんざりしていますので。宮崎さんも、昨年、私の電話での抗議に「クレーマーと思われますよ」と忠告くれてましたものね。
2017.02.14 12:27 | URL | #/OUezYRM [edit]
says... ""
最近、ボクシングマガジンが面白くなったと書いたものです。
『落としまえ』の原稿、欲しいですね。

僕はボクシングマガジンが好きです。
だからこそ、書くべきものは書いてほしいですね。
ボクマガの為にもです。

僕のような意見は谷川さんにとって心中複雑なものとなるかと思います。
しかし、インターネットが普及する前、情報は専門誌から得るしかありませんでした。
ずっと胸躍らせて読み続けてきた雑誌です。

愛着があるからこそ、ボクマガに「ごめんなさい」をして欲しいと感じます。
2017.04.26 00:30 | URL | #- [edit]
シジミを品種改良して大きくしたい(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
ボクマガは4月から編集部の体制も変わったようですね

2017.04.27 00:34 | URL | #- [edit]

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