HARD BLOW !

もうひとつのJBC裁判 谷川俊規氏の場合 ご本人登場編4

 今回は昨年末の衆議院議員選挙出馬前後に出た、一連の中傷記事を巡る顛末についてです(旧徳山と長谷川が好きです)

***********

 谷川俊規氏御本人による手記

 一度、ボクシング・マガジンから離れてみます。前回、書いたようにメディアの鉄則を破ったのがBなら、警察権力を手玉に取ったと言われても仕方ないのがJBCだと、私は思っています。ことの起こりは、私に対する中傷記事が元で衆議院議員選挙への立候補を取りやめた昨年の晩秋から今年の頭にかけてになります。
 某記事配信会社のネット版に出た「ボクシング界の問題人物も出馬へ」と題された原稿。私は徳島のホテルで見ることになりました。準備も整わない選挙。それでも、選挙事務所を構え、街宣車やポスター、看板もなんとか手配して「さあ」となった時に、その原稿は出ました。四国トリビューンの記者に「ネガティブキャンペーンが始まってますよ」と言われるまで、気がつかなかった私も私なのですが、記事を見た瞬間、『ああ、あかんわ』と思いました。落下傘候補の私にとって、どんなものでもマイナスは避けなければいけない。イメージしか、戦う手段はなかったのですから。その後、ネットに、現在、私が刑事告訴している関西の某ジム会長のブログに、その記事を上塗りしたひどい中傷を見つけて『終わった』に気分は進みました。こちらが、あてにしていた20代の浮遊票を確保することを考えるとネット上の中傷は、その世代をターゲットにする限りジ・エンドです。公職選挙法と名誉毀損での刑事告訴を決心して、徳島から私は撤退しました。
 それにしてもネット。匿名掲示板に、某記事配信会社の原稿はベタベタ貼られました。神戸に戻り、告訴を考えた時も、どこから手を付けたらいいのか、という状態でした。まあ、なんにせよ、根拠のない与太記事ですから、警察へ行けばなんとかなるんじゃないか、とは思いました。だから昨年12月の頭から今年の1月に掛けては、3日に2日は警察にいるような感じになりました。刑事さんたちも、私のことを気の毒がりながらも困られてました。笑い事でなく、対処する数が多すぎたのです。名誉毀損はそこに書かれていることが真実であろうがなかろうが成り立つのですが、公職選挙法違反は、書かれていることが虚偽であることを実証しなければいけない。その上、警察はやはり、逮捕だけでなく起訴できるかどうか、を考えます。
確実に起訴までいける、と警察が太鼓判を押してくださったのは某ジム会長のブログだけでした。しかし、これは実際に、捜査に入った1月の時点でIPアドレスがすでにプロバイダーの元から消えている、という警察にとっても不測の事態が起こりました。「谷川さん、たぶん誰が書いたか、特定できない。C(疑われている人物)だと思うけど、思うだけじゃだめだからね」と刑事さんには言われました。その後、刑事さんはCに事情を聞きに行かれましたが、Cが自分が書いたと認めなかったのはいうまでもありません。告訴は受理されていますから、今も犯人は不明で宙に浮いたまま、というのが真相です。
 では、そのブログの元になった某記事配信会社はどうなったのか、と言えば。こちらは、公職選挙法違反の疑いで着手してくれていたのですが、思わぬ形で中断しました。それは、JBCの対応です。先に記したように、公職選挙法違反に問うには、書いていることが虚偽、を証明しないといけません。私は、通常解雇(厚生労働省のお墨つきです)をされたのですから、某記事配信会社の書いていることは虚偽、と実証できる、と思っていたのです。ところがJBCの事務局次長は、確認の電話を入れた刑事に「ハローワークに書類を出し直します。通常解雇ではないです」と言ったそうです。刑事は困ったようです。「JBCとの裁判が終われば、たぶん大丈夫なんだろうけど、今の時点では、虚偽と言い切れない」と刑事は私に告げました。「じゃあ、どうすればいいですか?」、これに対して刑事は「告訴すれば受け付けるよ。ひどい案件だから。でも、起訴出来るかどうか保証できない」という答えでした。「もし、JBCが書類を出し直さなかったら、いけるんじゃないですか」という私に、刑事は「(JBCが)出し直す、と言ってるんだから仕方ない」と言いました。私は、迷いましたが、「分かりました。じゃあ、保留にしてください。」と返しました。それが今、です。
JBCはいまだに、ハローワークに書類の出し直しはしていません。もう5ヶ月が経過していますから、警察に虚偽の申告をした、と言われても仕方ないでしょう。それ以外にも、保留にしてもらっている件がありますが、それはここには記しません。ただひとつ言えることは、よほどのことがないと、ネットから中傷の書き込みを消す者はいない、ということです。次は再度、マガジンに戻ります。昨日(10日)、Bが7月号に記事を載せる、ということを改めて通告してきた、というのを人づてに聞きましたので。

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://boxing2012.blog.fc2.com/tb.php/194-8288b114