HARD BLOW !

もう一つのJBC裁判 谷川俊規氏の場合16

 ボクシングマガジン誌(以下BM誌)の『大沢問題』取材記者は、三月号の「大沢宏晋に東洋太平洋王座剥奪、ライセンス一年間停止処分」掲載時点で二名いたということは、私が取材した複数の方の証言で分かっています。連載の前回で触れた「日本で一番権威のあるノンフィクション賞の候補にもなったことがある方」と、当連載の13回で触れた「谷川氏にトンチンカンな説教をカマして唖然とさせた方」(以下『説教くん』)がその二人です。

 このお二人については取材活動で知りえた情報を証拠として裁判所に提出している時点で、既にマスコミ人としての矜持は放棄した単なるJBCの走り使いではあるのですが、まあそれは個々人の生き方ですから言いますまい。それは掲載誌であるBM誌についても同じ事、下らない記事で誌面を埋めれば、もはや人工呼吸器がついた状態で延命してるだけの専門誌の寿命が縮まるだけであります。

 まあさすがに「日本で一番権威のあるノンフィクション賞の候補にもなったことがある方」は利に聡いといいますか、生き方上手といいますか裁判の行方なども睨んで最近は「JBC問題」とは距離を置いておられる様であります。著書もあり、執筆媒体もBM誌だけでない氏にとっては「JBCとの骨絡みで裁判闘争する義理はない」というところでしょう。まあ裁判資料に名前が載ってるので今更逃げ隠れは出来ないのですが。そんなこんなで現在の取材・執筆は『説教くん』が担当されているようです。

 さてその『説教くん』さすがに三月号の取材なしでの記事掲載で、係争当事者から発行元のベースボールマガジン社に抗議が行った事が応えたのか(裁判中の事案でそんなことしたら当り前の反応ですが…)、今回は当事者への取材を依頼するメールを送っています。そんな小さな変化でも彼にとっては大きな進歩なのかも知れませんが、その取材依頼のメールがなんだか少しおかしいのだとか。複数の関係者が受けとったメールには「私はあらゆる媒体と関係ないフリーランスの取材者です」と書いてあるのになぜか「お返事はいついつまでに」と締め切りが設定してあるらしく、フリーでも何でもないのがバレバレ。実際問題こんな記事を掲載する勇気ある媒体はBM誌だけだと思うので端から取材意図は明白なのですが、バレバレの正体を偽って取材かけてる人間に係争中の事案について胸襟を開いて話をする奇特な人がどこの世界にいるでしょう?まして取材なし、告知なしで悪意ある記事を掲載し、あまつさえ説教までカマした前科のある御仁であります。およそ事実の検証が可能な取材体制とは到底思えない取材者にいかような記事が書けるのか?読む前からクオリティは推して知るべしであります。

 いざとなれば責任を押しつけられて、「アイツはフリーランスだからウチとは関係ないよ」と切られてしまうポジションで、それでもJBCとBM誌の為に体を張る氏には一抹の憐憫は感じますが、このような悪あがきが些かでも訴訟の行方に貢献するものなのでしょうか?取材過程も当事者には周知のことであります。「裁判なんかどうでもいいから、ボクシング界に安河内や谷川の悪評が広がればいい」という焦土戦術なのでしょうか?およそ度し難い感性であります。

 それと、最近日本でもアメリカでもメディアが知りえた情報をどう扱っているかが焦眉の問題となっていることをベースボールマガジン社は知らないのでしょうか?

 日本ダービーの三連単を100円だけとった(旧徳山と長谷川が好きです)

Comment

B .B says... ""
>「裁判なんかどうでもいいから、ボクシング界に安河内や谷川の悪評が広がればいい」という>焦土戦術なのでしょうか?およそ度し難い感性であります。

完全無欠な人間なんかいません。
しかし、この人らがボクシングをそして選手を貶めたのでしょうか?
ボクシングを私利私欲の為に利用したのでしょうか?
答えは否です。

話しを伺えばボクシングとボクサーへの愛情に満ち満ちている。

そして、そもそも捏造や事実無根の中傷をもって人を貶めたのは誰か?
答えは明らかになりつつある。

ジャーナリズムの精神を失った記者ゴロらに期待するものはないが、風を見るだけで当事者に取材さえしない評論家気取りの輩も同じ。

まだいるならば、
ボクシングとは何か?ボクサーとは?
一ファンとしてボクサーの為に原点に立ち返って頂きたいと強く要望します。

ボクシング界を憂う人のブログ「リングの外で」
http://boxing.seesaa.net/archives/201207-1.html

最後の二行は特に重いです。
2013.06.03 07:36 | URL | #bH1htKmU [edit]
部外者ですが says... "取材拒否の手法"
私と説教君の最後のやりとりです。
このように取材拒否をしたという事実を作成すれば、
取材を受ける側をさもやましいかのような存在に見せることができます。

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説教君 → 私

メールたしかに拝受しました。

私はフリーランスの立場ですから、今後、さまざまな媒体に
私が取材した事実にもとづいて記事を掲載、あるいは情報を提供する用意があります。
いろいろご事情はおありなのでしょうが、
(私)さんが私の取材をすべて拒否されたことを大変残念に思います。

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私 → 説教君

 取材拒否をした覚えはありません。
 訴訟の片側に加担しながら一方において取材者ですと主張することは
 社会において許されることではありません。
 取材なく書くことも、勝手に取材拒否だと書くことも、許されることでは
 ありません。

 ベースボールマガジン社に取材過程及び (説教君)様の主張が事実であるか確認
 をいたしましたが、未だ具体的回答はありません。
 逃げ回らずにまず貴殿らの襟を正してください。
(注:主張=フリーであるということ)
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2013.06.04 13:41 | URL | #- [edit]
シジミを品種改良して大きくしたい(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
取材拒否をされるということは、ある意味取材者の力量の反映でもあると思います。ま、そもそも取材して得た情報を報道の目的以外で使うかも知れないようなモラルの低い人には話したくても話せないですわな。
2013.06.04 20:24 | URL | #- [edit]

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