HARD BLOW !

徳山昌守逮捕の報を聞いて感じた事

 一言で言うとかなりビックリしたわけですが、プロで頂点を極めた人が殺傷力を秘めた拳で一般人を殴るなどとは一言で言って論外の愚行であります。被害者の方に誠実に謝罪し、円満な解決をはかって頂きたいと切に願います。

 梶原一騎の自伝「反逆世代への遺言」の中に、彼が編集者への暴行で逮捕されて留置された時の様子を描写した印象的なシーンがあります。留置中の梶原を若い看守が「先生、先生」と呼び敬語で接してくる。「君ネ。私は今八五〇号なんだから、先生なんて言うのは止めてくれよ。」という梶原に、若い看守は「いや、自分達は先生の作品を読み育ってきましたから、今急に呼び捨てなんかできません」と答える。「逆になんだか惨めな気分になってしまった」という梶原氏は、同書でこの若い看守の態度を「私の引き起こした事件の最も痛烈な批判者だった、と思う。」と振り返っています。この本自体は強がりや言い訳も多くて、歯切れが悪い部分も多々あるのですが、このシーンの描写は真に迫ったものであったと思います。痛烈な批判者となるようなファンを持てたのも、また梶原の作品の力であり、もう一度創作の世界に帰る原動力だったのであろうと。

徳山にとって最も痛烈な批判者となりえるのは、私のようなファンではなく報道では事件の原因となったと言われている幼い娘さんではないかと思います。お父さんが自分が原因で逮捕・勾留されたと知ったらきっと悲しむでしょう。アホな事をしたらアカンよチャンプ。

 今でも徳山が好きです(旧徳山と長谷川が好きです)

Comment

B .B says... ""
いやぁしかし、めちゃくちゃがっかりしました。
時間が許せば「何やってんすか!」って鶴橋まで飛んでいきたいですよ。
カッとなって鬼が入ったとしか思えないですけど・・いやぁしかし信じられない事が起こってしまった。

昨日はどこに行ってもこの話題が出ましてねぇ。
徳山さんを知る人は皆一様に「信じられない」と言ってましたが、してしまった事については誰もフォローは出来なかったですね。
殴られたという人が軽傷だった事が唯一の救いですけど、旧徳さんの言うとおり子供は忘れないですね。
子供が一番の批判者とはその通りだと思います。
自分も小さい子供がいますし、同じ場面に遭遇したらと想像すると自信ないですけど、落とし穴は自分の中にあると改めて思いましたね。ならば常に意識していかなあかんですね。

落ち着いたら皆で徳山さんに会いに行きましょうね。
もちろん文句言いにですよ。

2013.04.24 18:39 | URL | #65fpICiI [edit]

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