HARD BLOW !

もう一つのJBC裁判 谷川俊規氏の場合13

 ネット上に悪評を流布されるという逆風の中での求職の末、政党の職員(維新の会ではありません)と言う新しい職を得て働き始めた谷川氏に、ボクシングマガジン誌(以下BM誌)の取材記者を名乗る関西在住のフリーライターから同誌3月号発売前日の夜(2月14日)、突然電話が入ります。電話の主旨は大沢のサスペンド問題を取材なく掲載したことの報告と「新コミッション」画策についての取材依頼でした。谷川氏はBM誌のこの電話に困惑しました。好意なく書かれていることが明らかな記事の事後承認を求める上に、一方的に大沢問題も含め谷川氏に疑惑を向ける報道姿勢に対応の方法がなかったのです。そもそも係争中の事案について当事者がマスコミ相手に話したがらないことは普通の想像力があればわかるはずです。谷川氏は質問を制して、この取材記者に尋ねました「あなたは一体何がしたいのですか?」と。

 このライター氏の返答は驚くべきものでした。彼は今回の事案に全く縁もゆかりもない、リングで重大事故にあったボクサーの個人名を上げて以下の主旨の発言をしたのだといいます。

 「彼のようなボクサーが命がけで積み上げたコミッションの内部留保をあなたはJBC相手の裁判で消費している。彼の家族がどれだけ苦労しているか考えた事があるのか?あなたの裁判はボクサーに仇なす行為だ」と。

 胡散臭いルポライターが、取材対象を挑発し怒らせて暴れる写真を撮ったり暴言を引き出したりするシーンがありますが、件のライター氏も前夜にそういう安もんの二時間ドラマでも見て「この手があったか!」と即実行されたのかも知れません。しかしこういう取材手法で書かれた原稿が「調査報道」や「検証」の名に値するとは私には到底思えません。

 谷川氏はライター氏の話の余りの飛躍振りに絶句しました。「一体何の関係があるんだ?」頭が混乱します。そして、はたと思ったのだといいます「こいつらは俺が抹殺に値するような極悪人だと思ってるんだ」と。

 先入観を排して双方の言い分を聞き、事実を持って検証するのがジャーナリズムのイロハのイではないでしょうか?このライター氏の歪んだ正義感というか岡っ引き根性は一体なんなのでしょう?いみじくもスポーツの専門誌が事実関係の検証報道の名目でやっている取材なのですから、実話雑誌やスキャンダル雑誌まがいでは看板が泣くと言うものでしょう。ベースボールマガジン社の名刺を切ってこういう取材をしてると言うライター氏の度胸にただただ感服しますが、記事の質については問うだけヤボと言うものでしょう。専門誌がつまらない理由が痛烈に分かりました。(この項続く)

徳山昌守逮捕の報に心底ビックリした(旧徳山と長谷川が好きです)

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://boxing2012.blog.fc2.com/tb.php/177-a432bef0