HARD BLOW !

もう一つのJBC裁判 谷川俊規氏の場合

 安河内剛元JBC事務局長の裁判についてはHARD BLOW!メンバー自身が当事者に直接取材をすることと裁判の証拠を調べることで現在も検証を進めています。出所も事実認定も不確かな怪文書に端を発する告発によって、地位も名誉も奪われた氏に対する理不尽とも言える仕打ちについては、やがて法廷で真実が明らかになると思います。ですが巻き込まれる形でこのような係争に時間や労力を取られる市井の個人の負担たるや、顧問弁護士を抱える法人とは比べ物にならないであろうことは想像に難くありません。

 さて、先日奇しくもボクシングと同じ格闘技の世界で、安河内氏と同様の『解雇無効・地位保全』を求める訴訟の判決が大きな話題となりました。丁度JBCの人事抗争と同時期に発覚した大相撲の八百長事件で解雇された蒼国来が相撲協会に勝訴したのです。法廷では『中盆』恵那司が蒼国来の八百長取組を証言し判決文でも「関与がうかがえる」としながらも証拠不十分とする判決でした。解雇要件を満たさず安易な解雇を乱発した事で、相撲協会は新弟子リンチ事件に続いて社会常識・人権意識の欠如を満天下に晒す事になりました。そして警察情報発の『八百長報道』に踊ったマスメディアも巨視的な相撲観を持つことなくスキャンダラスな「八百長野郎」の人定に狂奔し、「そもそも年間90日も真剣勝負が可能なのか?」と言う根本的な問いを発することはついにありませんでした。

 民間企業であっても従業員を懲戒解雇をするには非常に高いハードルがあります。多額の横領や悪質な刑事犯罪への連座などがなければそうそう懲戒解雇となりません。まして相撲協会やJBCは公益法人であり民間企業以上に公正な運営が求められる存在であります。もし仮にJBCの現体制の中枢を担う人物達が気に入らない人間についての悪評を捏造しマスコミを使って流布することで解雇に導くような手法をとっていたとすればそれ自体が人権侵害事件であり筆禍事件です。

 JBCの解雇を巡る裁判を闘っているのは安河内氏だけではありません。JBCの関西事務所を解雇されたある人物もまたJBCを相手に訴訟を闘っています。そしてその方もまた安河内氏と同様に解雇によって生活権を侵害されただけでなく、不可解な報道被害によって二重三重の痛苦を受けています。その報道被害によってネット上では安河内氏以上に有名かも知れません。

 その人物とは時事通信編集委員からJBCの職員へと転進し、解雇された谷川俊規氏です。(この項続く)
                  
     済美の安楽くんの連投を心配するダルビッシュはさすが(旧徳山と長谷川が好きです)

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