HARD BLOW !

11.3 ガンバレ!トウホク! ダブル世界戦

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者 山中 慎介 (帝拳)vs 元Sフライ級王者 トマス・ロハス(メキシコ)


結果:7R36秒KO 王者2度目の防衛成功!

序盤ロハスの長いジャブと手数に戸惑いを見せた山中選手だったが、7R右ジャブから間合いを詰めて、先ずは左ストレートから右アッパーとつなげ、最後は強烈な左ストレートを打ち抜くと失神したロハスは腰を落としフロアに顔面ダイブして暫くは立ち上がれなかった。
王者の見事なKO勝利だった。



WBCフライ級タイトルマッチ
王者 五十嵐 俊幸(帝拳)vs同級7位ネストール・ナルバエス(アルゼンチン


結果:判定 2-0 王者初防衛成功


初回からスピードに乗った右ジャブ右フックからの左ストレート、そしてボディへの右フック左アッパーと自在に攻め立てる王者。
如何にも頑丈そうな体躯のアルゼンティノも左右の強打で応戦する。
4Rにバッティングで減点を取られたものの試合の流れとポイントはスピードと手数に勝る王者に。
10R奮起した挑戦者が左右を振って前に出るも王者手数でイニシアティヴを渡さない。
しかし最終回、KOでしか勝機の無くなった挑戦者が猛然と攻勢をかけると、王者は疲労もあってか一方的に打ちこまれる場面もあったが良く耐えてゴング。
判定はドローを付けたジャッジがいたものの、明確な判定で王者五十嵐選手が初防衛を果たした。

記 B.B






Comment

シジミを品種改良して大きくしたい(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
山中はやはり距離を制しての見事なKOでした。一発目のショートの左でほぼ勝負は決してましたね。ロハスは距離も遠いし気も強いのでやりにくそうでしたね。ただその気の強さは結果的に仇になりました。このへんはいやまじでさんの戦前の分析どおり。お見事でありました。

五十嵐は減点もあったしポイントはこんなもんでしょ。ジョーさんが五十嵐よりの実況に対して「ナルバエスの右が当たってますよ!」と苛立っていたのが印象的でした。ナルバエスは技術もしっかりしたいい選手でしたね。結局五十嵐は自分のパンチが当たる距離では相手のパンチも思いっきり食ってしまう。観客に受ける試合をしようとしてる結果があの試合スタイルになっていることは分かるのですが、あんだけパンチ貰うようでは長期防衛は厳しいでしょう。
あとナルバエスが父親の死去を悼んでわりとおごそかに入場したのに対して、五十嵐の曲がデーモン閣下の語りから始まって結構コケました。これは誰が悪いわけじゃないですが。
2012.11.03 19:39 | URL | #- [edit]
ウチ猫 says... ""
山中選手の最後の左はえげつなかったですね。戦前のスポーツ紙の記事に「コークスクリューブローで決める!」なんてのがありましたが、あの近距離からしっかりひねりを効かせて打ち抜きました。
ロハスも、打たれ強くないのは自分でもわかってるでしょうから、6回にけっこう効かされた時点で、もう勝負に出ざるを得ないと思ったんじゃないでしょうか。そこできっちり仕留めるあたり、完全にカタにはめた感じですね。ちょっと凄みを感じます。

五十嵐選手は、自分が今まで見た中では一番出来がいいと思いました。ならば何であんなにパンチをもらうのか?その原因は技術ではなく戦略のミスじゃないですかね。
ボク愛さんも「ああ、五十嵐陣営は完全に相手を格下と見ちゃってるね」と話してましたが、ちょっと雑に戦いすぎ。
浜田さんが「打ち合いでも自信を持ってる」と言ってましたが、まあハロよりはパンチないだろうし、少々強引にでも倒しに行ける、と過信したのでは。前回からしきりに大場政夫さんを引き合いに出すところからも、「打ち合ってナンボ」という意思があるように見えます。

こういったら失礼ですが、前回も今回も、相手選手のレベルに助けられた印象です。今日の相手なら、あれだけ手足のスピードに差があるんだから、フルラウンドに渡ってフルボッコにできると思いますよ。世界戦だし、ましてお父さんを亡くした直後ということで、倒すことは難しいかもしれませんが、あんなに力んでパンチを打っても山中選手のような威力は出せないんですから、自分の能力をフルに出して「魅せる」試合を見せて欲しいと思います。
2012.11.04 00:18 | URL | #C1S5FS7c [edit]
オルフェーヴル says... ""
端的に言えば、山中の試合はお見事!この言葉しかありません。KOは、ほんと高柳さん言うように、稀に見る鮮やかさでした。お客さんが立ち上がったり、万歳三唱したくなる気持ちわかります(笑)。

五十嵐の試合はチグハグ。世界戦をやっていれば、追い込まれた状態になることは自然と山ほど出てくるのに、わざわざ自分を追い込むような戦い方をするのはどうしてなんだろう?と。セコンドは、五十嵐がやってみたい戦い方や本人の気持ちを尊重しているように見えますが、戦術的には、ジョーさんの見方が的確に感じました。

「次のラウンド行くからこの回は休ませた」ものの、次ラウンドに際立った影響が見られなかったところだとか。序盤から打ち合いを挑んだものの、中盤ボディーが効いて疲れている相手に付き合って、終盤に運動量や集中力が落ちたところだとか。しっかり戦略的見通しを立てて戦っているようには見えませんでした。もし'気持ち'を見せるということなら、ナルバエスが「行くしかない」とした勝負どころで、逆に畳み掛けるような底力を見せて欲しかった(その瞬間の為にも、わざわざ自分を追い込んで疲れてしまうような戦い方ではいけない)。

休んだラウンドでは、西岡や浜田さんが「五十嵐本来のスタイル」と声を揃えましたが、距離はとったものの、ジャブが出なかったところに課題を感じます。浜田さんが言うように、打たせずに打って欲しい。レフェリーは一抹のダウト。ジャッジは、ボディーとってくれませんね。
2012.11.04 02:07 | URL | #QWM0SJnI [edit]
いやまじで says... ""
プレビューをアップ後に朝日新聞朝刊にロハスが「日本はジャッジが正確だから気に入っている」とコメントしているのを見て、挑戦者だけれども前に出てこないでアウトボクシングでポイントアウトを狙うのではないかと思いました。ロハスとしては結局どちらつかずの戦いになった感じですが、山中がロハスの好きなようにさせなかったというところでしょうか。

山中については立ち上がり様子を見ながらですが結構前に出てましたね。やりにくそうでしたが。ロハスがリズムを何度も変えてきてもアジャストしていった感じです。ロハスの方はバランスが悪そうでしたが、これは山中の体の力の強さからそうなったのではないかと感じました。4R時点での顔の傷や腫れを見て、パワー差もかなり感じました。

フィニッシュは山中の方からしかけたタイミングをずらした(間合いをつかんだ)ワンツーから合計6発目ぐらいの左だったと思います。あの時点でロハスはかなり傷んでいましたが、それでもあの形で決めたのは素晴らしいと思います。正直ロハスに最終Rまでボクシングしてもらって山中の判定勝利が希望だったのですが山中がそれをさせなかった形。ただこの日のロハスはベストに見えなかったし、この階級でロハスのテクニックとさらにパンチ力を併せ持つボクサーはいるでしょうから、山中にはもっと上を見て進んでほしいですね。

五十嵐はもうみなさんのおっしゃる通りですが、私はあまり彼の試合を見ていないながら、今日の彼は悪くないなと思いました。被弾が多かったのは反省点ですが、ハードに動いてボクシングする中に彼のハートが感じられて良かったと思いました。足を使いながら手も出してポイントを確実に稼げるようになるともっと効率の良いボクシングになるでしょうね。今日はやや冷静さを欠いたところもあったし、最終盤のガス欠はダメージ蓄積と失血の影響で、無用な被弾のツケが回ってきましたね。相手のふてぶてしさに押された面もあった。いろいろ反省して次にもっといい試合を見せてほしいですね。

それと復興支援チャリティーというのはどっちが勝っても負けても盛り上がる、そういうマッチメークがふさわしいのじゃないかなと思いました。今日はメインで日本人二人が勝ったからいいんですが、逆だったら結構たいへんな雰囲気的になってるでしょうから。難しい面があるなあと思いました。
2012.11.04 03:29 | URL | #Twj7/TDM [edit]

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