HARD BLOW !

HARD BLOW!の原点

 当HARD BLOW!のを生むきっかけの一つとして元東洋フェザー級王者榎洋之さんの存在は欠かす事が出来ません。全ては彼のJBCに対するたった一人の直接行動に触発されたことが原点であり、その反則検証を巡る路線対立がBBさんの『市民団体』(笑)除名の(表向きの)原因となったことは氏の回顧録の通りであります。

 私も上京した際榎さんに一度お会いしましたが、BBさんのエントリで活写されているようにその人間性・言動は一本気を絵に描いて額に入れたような方であります。

「悪童・・榎 洋之さんのこと・・  それでもボク愛」

引退試合となったガルサ戦で受けた悪質な肘うちで引退に追い込まれた上に深刻な健康被害を受け、のみならずその不当なレフェリングに抗議した事で親族や友人からも批判されるという苦難の道を一人で歩いてこられた榎さん。「レフェリーも人間。見落としもある」「一度下った判定・裁定に抗議しても仕方ない」「ブラインドをつく反則もテクニックの一つ」あるいは単純に「後からあーだこーだ言うのは男らしくない」等等氏の行動を批判する理屈は数多あります。ですが私にはそのような分別くさいレトリックよりも、「反則でダメージを受け、負けにされたらそりゃ抗議するでしょ」という姿勢のほうが遥かにシンプルで人間的で納得のいくものだと思えます。そもそもその当該の試合のレフェリングが、失礼ながら人生をかけてリングに上がったボクサーの覚悟に応える様な水準とは到底思えないのです。



 この動画は試合のビデオ映像を抜き出したものです。

度重なる意図的な肘打ちの様子が一目瞭然です。ほぼ試合全般にわたって肘うちを受け続けた榎さんは結果的にTKO負けとなり、試合後も体調不良に悩まされまさに災難ではすまない仕打ちを受けました。レフェリーはなぜ反則を取らなかったのかという素朴な疑問が浮かびます。JBCのHPには試合役員会でこの試合が議題になった旨が記録されています。

JBC試合役員会報告

文中ある試合役員による『公式見解』は「第3ラウンドのガルサの手を折りたたんで打った鋭角的な右フックが肘打ちのように見えるが、試合時明らかな反則行為とまでは判断できなかった。肘打ちは非常に危険な反則行為であり、今後は故意、偶然を問わずレフェリーは常に注意し、肘打ちと疑わしき行為を認めた場合は即座に試合を中断し、厳重に注意または減点すべきことが確認された。」という木で鼻をくくったような官僚的なものであります。いや官僚そのものか。これよく読むと「肘打ちは無い」という事実の隠蔽まで行っていてかなり悪質でもあります。彼らに必要な事はこのように居直ってレフェリーの『威厳』を守る事ではなく、自らの技術不足をまず率直に自己批判することではないでしょうか?実際に彼らはJBCに抗議に赴いた榎さんに「ボクシングは戦争だからこういうことも起こりえる」というような暴言まで吐いたというではありませんか。自分がお会いした時に榎さんは「自分はJBCで『ボクシングは戦争だ』と言われてボクシングの歴史を調べたんです。そうしたらかつては暴力だった技術を長い期間かけてスポーツとして洗練させて来たのがボクシングだと分かったんです。何で先人が苦労してスポーツにしたものをまた戦争に戻す必要があるんですか」と実際にはもう少し物騒な口調で(笑)怒りを込めて私に教えてくれました。

 試合中反則を見抜けなかったレフェリーには職能が無いというのが普通の結論だと思いますが、なぜかその事を抗議に行ったボクサーが業界内で孤立してしまうというという不条理が当り前になっているのが日本のプロボクシングの現状なのでしょうか?審判は神聖なりというプライドを持たれるのは結構ですが、それも厳しい職責を果たせばこそであります。どんな仕事であれそうだと思います。そして間違った時は率直に自己批判できることこそプロの証ではないでしょうか?

 もう一つ気になる事は誤審や判定への不服を申し立てるシステムがないのかと言う疑問であります。江戸時代の直訴でもあるまいに、選手が単身直談判すると言うあり方で良いのでしょうか?本来は審判の職能はコミッションによって厳しい検証がなされるべきものであります。ですが現在のJBCを見れば事務局長は大レフェリーの森田健氏であり、次期事務局長は森田氏の愛弟子である浦谷レフェリーへの『禅譲』が規定路線であるかのように噂される状態です。これではたしてレフェリングへの健全なチェック機能が働くのでしょうか?レフェリーやジャッジは興業主の意向に翻弄されないように一定の発言力を持つべきではありますが、さりとてコミッションとの一体化には現状では疑問を持たざるを得ません。そして昨年来現在まで続く選手・ファン不在のJBC内の不毛な人事抗争を概観すれば、彼らが安河内氏を排除した論理・よって立つ正義の基盤にこそジャッジが必要なのではないでしょうか?

 榎さんの言葉を借りれば「ちゃんと仕事しろ」という心境であります。日本ではコミッショナーは所詮名誉職に過ぎ無いのでしょうか?

秋の到来が心底うれしい(旧徳山と長谷川が好きです)

Comment

初投稿 says... ""
いつもブログ拝見してます。

早速ですけど、youtube動画見ました。
この外国人選手はじめからヒジ打ちやってますが、かなり悪質ですね。

レフェリーなにやってんですかね!
2012.09.22 16:52 | URL | #65fpICiI [edit]
ベランダに鳩が愛の巣を・・・(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
コメントありがとうございます
何にもしてないのが問題なんですよね 
2012.09.22 18:37 | URL | #- [edit]
いやまじで says... ""
この検証ビデオは初めて見ました。感想を述べる前にいくつかの点を整理しておきたいと思います。

一つは「肘打ち」とは何かということです。

●肘関節の先端部分で相手に打撃を与える

というのが一般的なイメージかと思いますが、それ以外にも、

●肘関節から手首関節の小指側までの全体(尺骨の部分)を長い定規のように使って打撃を与える

というのもあるようです。私としてはこの二つについて、次の4つに分類しました。

①鋭く振りぬく打ち方(振り抜き)
②押し当てるような打ち方(押し当て)
③至近距離でコツンと小さく打つ打ち方(至近距離軽打)
④相手の突進を肘全体で捌く(捌き)

実際にはもっと細かく分けられると思いますが、ここではとりえずこれくらいにしておきます。

次に、故意か偶然かということです。

これについては次のように言いうると思います。すなわち、故意であるか否かは判断が難しいが、現象として肘が当たっていることが生じている以上は、それを肘打ちと見なさざるを得ないということです。

実際には、流れの中で偶然に当たる場合があるとか、選手の体の位置関係から見て故意としか考えられず、ゆえに故意と見なすべき場合はあると思います。しかし、素人の私にはその判断は事実上不可能です。

三つ目として、レフェリーにとって死角かどうかです。試合中の肘打ち行為についてその有無を判断するのは言うまでもなくレフェリーですが、レフェリーも万能ではないですから死角で生じたものについては判断が難しいということはあると思います。さらに今回の検証ビデオを見て思ったのは、死角かどうか自体もなかなか判断が難しいということです。肘打ちと見られるパンチの反対サイドに位置して、パンチの動作もインパクトの位置も見極められない場合については勿論死角ですが、ここではレフェリーに甘めに見て、動作は見えるがインパクトの瞬間が確実に目視できるとは言い切れない場合に関しても「死角」とします。つまりは動作もインパクトの瞬間も確実に目視できると言いうる場合に関してのみ「死角ではない=見える」とします。(実際には行為後の相手選手の体の動きから衝撃の有無や度合いは推し測れるものとは思いますが、これも簡単ではないと思うからです。)

上記の基準(レフェリーから死角か見えるか、いかなる打ち方か)で検証ビデオの各シーンについて見てみました。

1R 2:55頃…見える、振り抜き
2R 0:25頃…死角、 押し当て
2R 2:15頃…死角、 振り抜き(榎選手の動きを追いかけているようにも見える)
3R 0:30頃…死角、 至近距離軽打(ホールド状態から相撲の巻き替えような動作に入りながら顔面付近に肘を当てているように見える)

4R 2:55頃…死角、 振り抜き
5R 1:10頃…見える、振り抜き
6R 2:00頃…見える、押し当て
7R 0:50頃…見える、至近距離軽打
7R 1:30頃…死角、 振り抜き
7R 2:25頃…見える、振り抜き(肩甲骨付近に当たっているように見える。)
9R 0:30頃…見える、捌く(相手の突進を肘を当てて

素人の私が見た第一印象としては「微妙だな」というところですが、これは第一に「故意か否か」の部分について考えてしまうからです。これについては既述の通りあまり問題にすることはできません。問題はその行為が現象としてあったのかどうかということ、そして、それについてレフェリーが的確な処置をとったのかどうかということです。

そこでまず現象としての「肘打ち」についてですが、「あった」と言ってよいと思います。しかも再三繰り返されていたと言ってよいと思います。

次にそれについてのレフェリーの対処ですが、的確ではなかったと思います。といいますか、はなから「肘打ち」という行為を反則行為としてチェックする姿勢というものが見えませんでした。そういうことがあるということを想定していないという印象です。

ただし、私とてこの検証ビデオを見てはじめて「肘打ち」として確認できるところもありますので、試合を見ていて即座に「肘だ」「しかも悪質だ」といったふうに反応できるかといったら無理でしょう。ただ、この試合を見る限り、このレフェリーは反則行為についての意識が低過ぎるのではないかとの印象は強いです。

一レフェリーの個人攻撃をするつもりはありませんが、ボクシングは危険な競技ですし、反則行為については十分なチェックを行う必要があると思います。そのためのレフェリーへの指導や研修のシステムの充実は必要ではないでしょうか。

審判の権威ということが言われることがありますが、それは争っている当事者を公正に裁く立場としての審判への敬意に基づくものであって、その審判が公正で的確な対処ができないということになれば、それこそ権威の失墜だと思います。私は作今の他競技の判定に関するルール変更については好意的に見ております。それは視聴率低下を防ぐとかいう不純な動機に基づくものだとしても、正確な判定を追求する努力にはなっているからです。その面でプロのボクシングが「取り残されている」のはロンドン金メダリスト村田選手の言葉の通りです。それゆえ、一レフェリーの問題ではなく、制度的なことも含めたレフェリング技術向上に関する問題としてJBCなり協会には改善策を考えてほしいと思います。

なおガルサ選手については、肘打ち行為が故意であるのか、彼の癖であるのか、あるいは単にラフになっているのかは別にして、もしレフェリーが適切な対処をしていれば、彼が肘打ちを繰り返すことも、ラフな行為をすることも、防げた可能性は否定できないと思います。それゆえ、カルサ選手については責めを負わせることは難しく、それは専らレフェリーの側にあると言わざるを得ません。

また榎選手は聞くところ単なる試合のダメージだけでなく疾病の誘発・悪化等の後遺症も生じたとのこと。そのあたり細かくうかがうと、やはりレフェリーの皆さんには万全を期して臨んでいただきたいと思わざるを得ません。それは当たり前のことではあるのですが。

以上が検証ビデオについての私なりの感想ですが、私としてはボクシングの経験者なり玄人の方の分析を聞いてみたい気がしております。
2012.09.22 19:24 | URL | #Twj7/TDM [edit]
B.B says... ""
初投稿さん、投稿ありがとうございます。

問題はレフェリーだけではないんですね。
素人取材ながら進めて行くうちに色々な事が見えてきました。
ファンとして何が出来るか?
引き続き検証していきます。

今後とも宜しくお願いします。
2012.09.22 19:54 | URL | #65fpICiI [edit]
ベランダに鳩が愛の巣を・・・(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
レフェリーが見逃したことが再三の肘撃ちにつながったことは間違いないと思います。1Rの時点で「肘撃ちしたらいかん」と言う事を伝え、「次やったら減点するぞ」と警告することではじめてルールに乗っ取った適正な試合が見れる。ルールを曲げた試合を見せる事は観客にまがい物を提供しているのと同じです。まあ観客不在の人事抗争に忙しい皆さんにはどうでもいいのでしょうけど。

レフェリーの権威の源泉は正しいレフェリングにのみ帰結します。ただ威張ったり、あるいはボクシング界で相対的に高い地位に着くということで生まれるものではありません。
2012.09.22 22:25 | URL | #- [edit]
ウチ猫 says... ""
> ルールを曲げた試合を見せる事は観客にまがい物を提供しているのと同じです。

かつて私も某サイトで同じことを何度か言いましたが、意外に理解してない方が多いですね。理不尽な判定や反則があった試合などで「負けた選手本人が潔く認めてるんだからファンがガタガタ言うな」みたいな。
しかし本来は、客であるこちらからすれば「んなもん、たかが選手風情が納得してるかどうかなんて知ったこっちゃねーよ、まともなモン見せんかいコラ!」という権利がある筋合いのものです。まあ実際のファンはそんな考え方はしておらず、選手・競技をリスペクトしてると思いますが、業界内部の人はそうじゃないようですね。

どうも色んな業界で「通」であることの条件の「清濁併せのむ」の、「濁」の部分が多すぎる気がしますね、ボクシング業界って。すべてわかっていながら「みなまでは言わない」のではなく、「濁」をのみ過ぎて思考停止に陥ってる感があります。

このガルサなる野郎の肘打ちは、私は完全に故意だと思ってますが、これを見て「3ラウンドの一発はちょっと怪しいかも。以上。おつかれさん」で終わらす神経が理解できません。
どうなったらそういう結論になるかを考えた場合、「真剣に映像を見ていなかった」または「映像を見て肘打ちは気づいたけど(本当に真剣に見て気付かなかったら、冗談抜きで目の不自由な人です)、認めるのがイヤだった」のどちらかでしょう。

後者だった場合の理由は色々あるでしょう。榎さんの物言いがムカついたとか、今さらあれこれ手間が増えるのが面倒とか。まあどんな理由にしろ、あんな公式見解を出してる時点でまともな統括団体ではありません。
これ、榎さんが現時点では、幸いに健康を取り戻しからいいようなものの、あれだけの肘打ち放置するようなケースがまたあれば、重篤な事態を引き起こす可能性は相当高いと思いますよ。また事故が起きてから「このような悲劇を二度と起こさないことが、亡くなった選手への供養に…」とか言うんでしょうか。

そういうところに想像が及ばないのか、及ぶけど色々やるのが面倒なのか…困ったもんです。
2012.09.24 02:37 | URL | #- [edit]
ベランダに鳩が愛の巣を・・・(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
反則検証動画もコツコツと再生回数を増やし100回を超えました。一人でも多くの皆さんに見てレフェリーの技術の大切さについて考えていただけたらと思います。http://youtu.be/_G1sFjVLv8M
2012.09.25 20:15 | URL | #- [edit]
オルフェーヴル says... ""
検証ビデオお疲れさまです。自分は、金井戦をyoutubeで見てファンになり、クリスジョンとの対戦を会場に見に行きました。輝いている榎さんを応援したことに嘘はありません。しかし李と細野に連敗した試合は見ていません。榎さんがガルサ戦の反則打とレフェリングに対して、抗議をしていることは知っていましたが、実際の試合はこの動画ではじめて見ました。

ボクシングファン暦は短いですが、この動画を見てジェラルド・マクラレンというボクサーの話を思い出しました。非常に危険で悪質なひじ打ちだと思います。榎さんは不幸中の幸いで、今も元気でらっしゃるようですが、そういう問題ではないでしょう。世の中には正直者が馬鹿を見る不条理なこともありますが、自分は榎さんの真摯な訴えを聞いても、気づきませんでした。

反則打や後遺症について、検索しました。ttp://sportsxproject.jp/special/discovery_channel/ss01_05
ttp://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1283.html

瞬間的な判断にはボクシングの魅力があり、そこは常に危険な領域に入っていく必要があるとは思っています。その結果として、生命の危機に陥る可能性は他のスポーツより大きい。でもこの試合を見て『ボクシングは戦争だ』はないでしょう。ボクサーには、幼少時に紛争地帯で育ったり、両親を不幸な形で亡くしたりした人もいますが、そういった人にはまず出てこない発想だと思います。
2012.10.09 02:12 | URL | #Tkpa4MnU [edit]
ベランダに鳩が愛の巣を・・・(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
オルフェーブル凄いレースをしましたね。ですがやはりヨーロッパはペースに緩みがないしコースがタフ。最後の最後で足が上がったのは息が入らないのと距離損の分かな。しかし天皇賞の惨敗から良く立て直しました。気の悪さが無くなった分豪快さもなくならないかだけが心配です。

実は別記事にある榎さんの抗議文で全ての問題点は指摘されつくしているのですが、そういう当り前の感覚がクレーマーのように扱われてしまう事が問題だと思います。

実はレフェリーの問題については安河内氏排斥の直後から感じていた違和感が現実の成り行きを見る事や色々な人と話をする事で一つの確信に達しつつあります。昨年から続くJBC問題とは一体なんだったのか?ファンに出来る範囲で発信して行こうと思っております
2012.10.09 07:40 | URL | #- [edit]
B.B says... ""
>榎さんは不幸中の幸いで、

いや、まったく仰るとおりです。
榎さんはご存知の通りタフでしたので、試合後の体調不良も一ヶ月程度で回復して来ましたが、肘による打撃が原因と思われる視力低下の回復は遅れているそうです。
初回の肘打ちからダメージを被り、3Rに受けた右耳付近(人体の急所の一つ)の肘打ちから既に朦朧としていたそうです。
記事にある通り、榎さんの訴えに東京試合役員がほぼ全員集まり試合のビデオ検証をし結果を報告しましたが、その内容は故意の肘打ちは無かったと言っている訳で、審判にも責任が無い。したがって試合後の体調不良もこの反則が原因では無い、と言っている責任逃れも同然なのです。
しかし、選手に万一の事があれば当該審判をコミッションは守り切れない事態になっていたはずです。正当な打撃によるものでは無いからです。
マクラレンやジュン・ゴーレスのように車椅子に体を委ねる選手を想像してみろと言いたい。
つまりは榎さんの頑丈な体に多くの人が助けられた。守られなかったのは試合中の榎洋之さんただ一人です。

しかし、試合後コミッションの人間でただ一人誠意の欠片を見せた人物がいます。
これは何れ明かしたいと思います。
2012.10.09 09:10 | URL | #65fpICiI [edit]
オルフェーヴル says... ""
>旧徳さん

いろいろありますが、端的に言って井崎さんが言うように、オルフェは負荷が心地よかったのではなかろうかと思います。それはボクシングでも同じ。緊張とリラックスを同居させるには、ルール遵守が発動条件です。そこにはインテリジェンスが不可欠。

戦争に赴いた兵士の感覚が麻痺するのは、どんな人間にもその可能性があると思います。だからこそ恐い。ボクシングを見て、その心意気に感動するのは、さまざまな形態ありますが、それはひとつに正気を失っていないからです。狂気安定の人がいないとは言いませんが、人間の持っているポテンシャル(もしくは可能性)の底には辿り着けないと思っています。

ただこの話題は、そういったもの以前の話。安易に反則を見逃すのは、地球の片隅で見ている人が少ないからであって、人間の「時間がたてば忘れる性質」、日本人の「熱しやすく冷めやすい空気」、ボクシング界にとっては助け合いが裏返った「馴れ合い」があるのではないでしょうか。
2012.10.15 01:58 | URL | #/mVhV9HQ [edit]
オルフェーヴル says... ""
>つまりは榎さんの頑丈な体に多くの人が助けられた。守られなかったのは試合中の榎洋之さんただ一人です。

おっしゃるとおりだと思います。
2012.10.15 02:09 | URL | #LQFiFnTI [edit]
シジミを品種改良して大きくしたい(旧徳山と長谷川が好きです) says... ""
昨夜の日本シリーズ第五戦でも興ざめな誤審がありましたね。阿部の影に隠れていた14年目の控えキャッチャーが大一番でやったプレーと考えれば悲壮感はありましたが、やっぱり真剣勝負が誤審で曲げられるのは問題。まして昨日のプレーはビデオで確認すればはっきり分かるケース。危険球がらみは退場が絡んでくるので特に慎重であるべきなのに。退場になった多田野は憤懣やる方ないでしょう。それにしてもシリーズでやるようなプレーじゃないよなあ
2012.11.02 23:07 | URL | #- [edit]
ウチ猫 says... ""
>危険球がらみは退場が絡んでくるので特に慎重であるべきなのに

ボークで3塁ランナーが帰るか否か、というような判定ならば1点の誤差だけで済みますが、選手が退場になるかならないかということになると、間違っていた場合にゲームを台無しにしてしまいます。一方のチームの正当な戦力を排除するわけですから。
こういう部分は、ビデオの確認や合議で判定が変わってもいいと思います。

ボクシングでも、ローブローで減点を取る・取らない、というくらいであれば、残りラウンドで挽回したり倒しちゃえばいいんですが、出血がバッティングかパンチか、というのを誤ると、頭突きで負けということになりかねない。これはもう完全に「エンターテイメントとしてはまがい物」になります。
私はビデオ万能信者ではありませんが、こういう「それで試合が終わってしまうような出来事」に関しては、それが正当なものによるのかを、ビデオやジュリー等でキッチリ確認すべきだと考えます。

ただボクシング村の場合は、「通」であるがゆえに、または「通」に憧れ、「通」を気取りたいが為にそういうのを容認する手合いが多いから始末が悪いと思います。
2012.11.02 23:42 | URL | #C1S5FS7c [edit]

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