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HARD BLOW !

亀田ジム吉井会長と嶋マネージャーライセンス復帰 高山勝成選手のアマ活動を支援する会が発足 大橋ジムがクラウドファウンデイング?! 金平会長のネトウヨ化(笑)

様々な話題について簡単に。速報的な感想については随時ツイッターのほうで触れておりますので、そちらをご参照ください。
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亀田大毅×リボリオ・ソリス戦後のゴタゴタについて、秋山-森田-浦谷(腰巾着のリングアナと関西事務局のS含む)時代のポンコツJBCが自分達の無能さを糊塗しようと亀田サイドに全責任をおっかぶせたアホアホ処分が撤回されて、旧亀田ジムの会長、マネージャーのライセンスが復活しました。

ライセンス再交付を命じるスポニチの記事
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亀田ジム・吉井会長らライセンス再交付へ JBCと和解/BOX

すでに亀田和毅選手及び亀田興毅氏のライセンスは発給されており、JBCの処分の前提は崩れたも同然で、予想通りの顛末ではありました。あの騒動当時「亀田を追い出せ!」と騒いでた低脳ボクシングマニア連中は今どうしているのでしょうかね?自分達の主張がいかに法的にも道義的にも誤った反社会的な主張であったかを、今一度反省していただきたいものです。書いたら書きっぱなし、言ったら言いっぱなしの無責任な連中が「われこそはボクシングマニアなり!」という態度で偉そうにボクシングを論じている状況は、まさプロボクシングの恥であります。

亀田ジムサイドに置かれましては、ライセンスも復帰したことだし一刻も早く亀田ジムを再興していただき、旧弊な日本のボクシング界に風穴を空けて頂きたいと思っております。

ちなみにJBCの理事を訴えた損害賠償訴訟は和解せず継続中です。

もう一つは高山勝成選手のアマライセンス発給を支援する団体が発足し、署名や陳情などの活動を行っていくということ。
サンスポの記事 
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アマで東京五輪目指す高山の支援集会開催/BOX

報道では地方議員の方や著名人も賛同者に名を連ねて、大変な盛会になったようです。高山選手が五輪予選にエントリーできないことは、シンプルに現在のIOCとAIBAの方針と矛盾しており、日本ボクシング連盟のルール違反に過ぎない問題なので、一刻も早くIOCのルールと方針に基く正常化が成って欲しいと祈るばかりです。一方この問題のカウンターパートとなる日本ボクシング連盟(以下日連)は、元オリンピアンで近大ボクシング部の監督をしていた鈴木康弘氏が、教え子の女子部員へのセクハラ(音声を録音されて告発されるという最低ぶり)で解任・除名されたり、同部の総監督がコーチへの暴行で辞任したりとガバナンスがグラグラ状態。IOCやAIBAの方針に従わないという不可解な運営方針や山根明氏の個人支配と併せて、果たしてこの組織にオリンピック競技を統括する能力があるのか?という懸念が起きます。

東京五輪から正式競技となる空手の統括団体である全日本空手道連盟(全空連)のHPを見てみますと、トップにオフィシャルスポンサー企業のバナーがございます。
 
全空連のHP
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公益財団法人全日本空手道連盟

そもそも公益財団法人として認可がある点でボクシングのJBCや日連と差があるわけですが、スポンサーにも一流企業が名を連ね、メデイア企業として全国紙も二紙入っています。
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これまでボクシングに選手を供給してきた伝統空手がオリンピックの正規競技になったことで、少子化のなかでこれからは若年選手の争奪戦がおこることは確実になりますが、ボクシング界はプロもアマも不透明な人脈支配が横行しておりIOCの方針も守っていません。国体競技の開催も二年に一回となりボクシングを取り巻く状況が厳しくなる中で、日連にとっても『旧来どおりの運営体制でいいのか?』ということを考える時期に来ているのではないでしょうか?

さて次は大橋ジムがクラウドファウンデイング(以下CF)で資金調達というお話。

日刊スポーツの記事
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大橋ジム クラウドファンディングで世界挑戦の資金

井上兄弟と八重樫東を擁し、フジテレビの全国中継がついている業界最大手の大橋ジムが資金難でもないでしょうに、なんでまたクラウドファウンデイング?といぶかしんで記事を読んでみると、大橋会長が趣旨を説明されています。以下に引用します。

大橋秀行会長は「SNSの普及で選手との距離も短くなり、いままでの環境とは大きく変わってきています。大橋ジムに所属する選手を直接応援してもらい、夢を乗せてほしいと思っています。ボクシング界では初めての挑戦になりますが、日本から世界への夢に参加してもらえれば」と説明した。全国のファンが参加できる環境作りを求めており、クラウドファンディングを実施する運びとなった。

『金出すのが直接応援』という趣旨もイマイチ不明瞭なのですが、CFにつきもののリターンがなんちゅうか出資額に対していかにもセコいというか薄いと感じるのであります。

こちらのサイトから詳細をご覧下さい
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夢を夢で終わらせない!日本から世界に挑戦!大橋ジムを応援してくれるサポーター募集

1000円から300万円(!)まで様々コースがありますが、お手軽な5000円以下のコースの特典は、メッセージのみ!(形式は不明)。1万円コースではじめてタオルという有形のリターンが現れ、5万円でTシャツとタオルとトレーニングウエア、10万円の特典はそこにサイン色紙と練習の見学がつくという内容。例えばプロ野球やサッカーチームのファンクラブなら1万円も出せば、チケットやレプリカユニフォームがもらえて、ファンクラブ向けの冊子やメールマガジンが購読できて、試合の入場やグッズの割引、ファンミーテイングへの優待やスポンサー企業からの特典などがついているのが当たり前であります。

それが1万円でタオル一本ちゅうのはいかにも貧弱。地方のファンが直接応援できると謳っておられますが、10万出したら飛行機乗ってホテルとってチケット買って普通に観戦出来るのでそっちの方が全然いいんじゃないでしょうかね?

勿論「意義があればリターンなどいらん!」というのが、本来のCFです。商業活動になじまないような意義ある社会活動をやるNPOやNGO、先見的なアイディアをもっている企業家やアーティストのプロジェクトを支援するのがあるべき姿。それがなんでプロスポーツをやっている人が「夢を応援」という曖昧な形でファンから浄財を集めるのか?というのがどうにも見えないわけであります。と思ってこのサイバーエージェントさんがやってるCFサービスMakuakeを良く見てみたら、なんか通販やクーポンのサイトとあんまり大差がないのであります。飲食店の会員募集とか、アイデア商品やデジタルガジェットの通販が殆どで「こういうもんなのね」と合点がいった次第。あつまるといいね お金!

というわけで最後は小ネタです。協栄ジムの金平会長のツイッターがネトウヨそのもので、そのあまりの無防備さのフルチン具合に私は大きな衝撃を受けたのでありました。
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青山繁晴議員のガセネタにショックを受けてフェイクニュースへの耐性の低さを露にする金平会長

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ご神木に枯葉剤というネトウヨ向けのガセネタに憤る金平会長

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アカウント名から書き込み内容までヘイトしかないコメントをリツイートして憎悪を煽る金平会長

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『本当の社会的弱者』を勝手に決めちゃう金平会長

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自信満々の都議選予想は大外れでした(笑)

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天下国家を憂えるのは良いのですがご自分の発言には責任を持っていただきたいものです!

野球やサッカーの関係者がやったらただじゃすまないようなネトウヨ言動も、ボクシング界なら不問というところにプロボクシングの置かれた状況が現れております。マイナースポーツでよかった...。

今週はボクシングに行こうか悩んでいる(旧徳山と長谷川が好きです)