FC2ブログ

HARD BLOW !

20160805 JBCと協会 共同声明合意せず!!

既に報道されている通り、JBCと日本プロボクシング協会は8月3日の協議を経て本日8月5日に共同声明を発表する予定であった。

JPBAとJBCが健保金問題で協議、共同声明発表へ

本日16時よりJBCで記者会見が予定されていたが、双方の協議が長引いた末、結局結論を見ることなく終わり、記者会見そのものも行われなかった。

協議後の囲み取材に対してJBCの浦谷統括本部長は、「健保金問題について協議通りの声明文を用意したが、協会側に意見のちがいがあり、まとまらなかった。」「われわれは健保金に関しては法に則って瑕疵のないようやっている。」「健保金問題については渡辺会長とはフラットになったという形で合意したかったが、会長と副会長とで意見がちがった。」と困惑したように語った。



3日の協議においては金平氏自身「いい話し合いができた」と肯定的に評価していただけに意外な展開である。

これに対して協会側は金平副会長が「JBCサイドは健保金問題を不問に付すことを要求するような文書を提示してきた。このような趣旨の文書は協会として持ち帰れない。浦谷氏辞任とひきかえに健保金を問題をすることができなくなるようになっている。それとこれとは別問題。」

渡辺会長自身に確認すると、3日の協議においては「浦谷氏の辞任」と「健保金問題の継続協議」が合意されたことは確かで、本日はJBCが提示してきた文書について「とり方が私と(金平さんとでは)ちがうといえばちがった。」「私はおおざっぱにこれでいいだろうと思った。」と語った。

金平氏によると、健保金について選手の治療費以外に使わない約束は文書としても存在していることを示し、特定の口座で健保金を運営管理していることからも、JBCサイドの矛盾を衝いたが、JBCは「言い回しのちがい」として従来の主張を譲らなかったという。

JBCサイドは、提示した文書の文言は一字一句変えられないとし、結局この日は話し合いがつかず、‎共同声明発表には至らなかった。浦谷氏も辞任を撤回したという。




JBCの提示した文書は、健保金問題については認識の相違が生じたが、協会にも理解していただいたとするもの。これでは健保金問題を解決済のものとすることになりかねず、それはのめないというのが金平氏の見解である。

協会側に意思の不統一があったのは確かだが、JBCがこれまでなかった内容の文書を提示してきたのも事実。というより、これまでと違う条件を出してくれば、協会側としては再検討する必要が生じるのは当然。

個人的にはJBCの条件闘争のようなやり方には賛成できないし、健保金問題を有耶無耶にしようとする動きという点で言語道断である。

渡辺会長は問題が長期化・泥沼化することによる「ボクシング界のイメージダウンが心配」と言うが、筋の通らぬ主張を認めてしまうことで問題を複雑化することの方が、ボクシング界のイメージダウンにつながるのではないかと私は心配するものである。

by いやまじで