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HARD BLOW !

『ナイトクローラー』と『スマイリーキクチ中傷事件』から考える、需要と供給の問題

判決文の分析は今しばらくお待ち下さい。

いきなりですが、映画の話から。

昨年公開され、間もなくDVDも発売となる『ナイトクローラー』と言う映画を、皆様ご存知でしょうか?



この映画は、ひょんなきっかけで、交通事故や犯罪現場の『衝撃映像』を撮影して、テレビ局に売るフリーカメラマンになった青年の物語。主人公は、最初は愚直に警察無線を傍受して普通の取材をしていましたが、クライアントであるテレビ局のディレクターに言われるまま、エグイ映像を求めて次第にエスカレート。事故現場の死体を動かしたりして、現実を改変すると言ったタブーをおかし、最後には映像を撮る為に他人を焚きつけて事件を起こそうとすらします。

自分が撮った映像の反響を受けて、どんどんエスカレートしていく主人公の姿は、まさに狂気といった感じなのですが、同時にそれは、より強い刺激を求める周囲のスタッフや、視聴者の欲望の写し絵でもあるとも言えるわけです。

で、その関係性は、攻撃対象を貶める目的で捏造記事を書いてしまう片岡氏と、彼を利用してJBCを乗っ取って職員になって亀田に敗訴したリングアナウンサーと、「亀田がやったに決まってるよ!片岡さん応援してます!」式の思考停止をしてるボクシングファンの関係と似たとこがあるな思った次第。

で、昨日コメントでちょっと取り上げたブログの如く「火の無いところに煙はたたぬ!」的な根拠で、片岡氏が正しい!亀田が悪い!と九官鳥のように繰り返してる「ボクシング愛に溢れた頭の悪い皆様」のありようを見て思い出したのは、スマイリー・キクチさんのネット中傷事件でありました。

キクチさんのインタビューへのリンク→ネット上の中傷「加害者を減らしたい」 お笑い芸人のスマイリーキクチさん

お笑い芸人のスマイリー・キクチさんは、「女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人グループの一員だった」と言う内容のデマをネットで流されて、何年にも渡って中傷されるという、とんでもない被害に遭いました。この事件で、警察のご厄介になった中傷犯の皆さんの動機は、『正義感』でありました。根拠も不確かなネット上のうわさを「みんな言ってるからそうなんだろう」と妄信した結果、深刻な人権侵害を生んだわけです。

「亀田が悪いに決まってる」「亀田がやったに決まってる」と繰り返し彼が犯罪者であるかのように書いていた人は、本来なら判決が出た時点で、間違いを認めるのが普通です。ところが未だに、火の無いところに煙は立たぬと開き直って中傷を続けている向きばかり…。これはっきり言って、人権侵害であり違法行為です。

「亀田の試合はつまらない」「反則をしたからケシカラン」「態度が嫌い」「顔が嫌い」と書くのは批評です。

しかしやってもいない監禁や暴行を「やったに違いない」と書くのは、ただの違法行為です。

そういった基本的な社会常識すら踏まえていない人が、ボクシング愛を語るなどは噴飯ものであります。

ボクシングファンを名乗るなら、世間一般の人から見て恥ずかしい行為はしないで頂きたいと、切に願います。

むしろ「やってもいない悪事をやったと言ってすいませんでした」と、亀田兄弟に謝罪するべきなのに…。

小保方さんの手記を読んだら眩暈がした(旧徳山と長谷川が好きです)