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HARD BLOW !

『なんでもいいから』で処分したものの…

 江戸時代なら『お家断絶』と言っていいクラブオーナーライセンスの取り上げで一応の決着を見た『亀田大毅 負けても王者問題』。短絡なファンは「万々歳だよビールが旨い」と一時の快楽に酔っておりますが、裁判という本当の戦いはむしろこれからであります。

 日本ボクシング界唯一の良心と言ってよい栄光の一般財団法人日本ボクシングコミッション様(以下JBC)に於かれましては、新たな訴訟案件を抱えることになりそうで、さぞ頭の痛いことであろうとお察し申し上げます。

 怠業や公私混同が目立つ不良職員を一掃し、真にボクシングを愛する敏腕スタッフによる運営で更なる発展を遂げるはずが、なぜか創設以来初の赤字経営に転落し、東京都労働委員会から不当労働行為の認定を受け、一般会計に繰り入れようと当てにしていた健保金は好きなように使えず、その上気がつけば訴訟まみれ。選手の試合を管理する仕事だった自分たちが法廷というリングに立たされることになるとは…。運命というのは不可思議なものでございます。

 さして潤沢ともいえない経営資金で運営されているJBCに、民事裁判を連続でやる体力が果たしてあるのかしら?と当方はずっと心配していましたが、ファンやメデイアはとんと無関心で、「正義は我々にあり」と信じて疑わないようであります。まあ「JBCが潰れたら協会が試合管理すればいいじゃん。俺たちは大好きなボクシング見れたら業界のあり方なんかどうでもいいんだよ」と思っているのやも知れませんが。

 さてさてそんな裁判の行方を左右しそうな発言が試合管理の当事者であるIBFの幹部から相次いでもたらされました。ボクシングマスター様の2月13日付けの記事によると、IBF会長のピープルズ氏がIBF立会人リンゼイ・タッカー氏のミスを認め謝罪したというのです。
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IBF会長 "亀田問題” ミスを認める!

IBFが率直に失態を認めたことで、亀田サイドはソリスの体重超過の被害者という側面がよりはっきりしたと思うのですが、JBCはそれでも道義的責任のみで亀田ジムの取り潰しを強行突破するつもりなのでしょうか?

さらに先般の村田『運営側がしっかりしていれば問題なかった』諒太選手が出場したマカオ興行に同席した、リンゼイ・タッカー氏本人が「私のミス」と明言
    記事のリンク
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IBF立会人は王座保持を強調 亀田陣営の処分「残念」

このタッカーやピープルズの発言は亀田サイドの「事前にタイトル保持と知っていた」という発言とは矛盾しますが、彼らの行っていたアナウンスとは齟齬がなく直接の処分理由とも矛盾してしまいます。

この時点で充分ややこしいのに、もう一人事態をさらにややこしくする人が…。ルールミーテイングに出席していたという元WBA副会長で亀田サイドのスタッフもやってるらしいリカルド・リッソ氏がなぜか緊急来日。亀田兄弟の処分撤回を求める声明を出したそうです。

記事のリンク
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WBA元副会長が亀田側“擁護

あれれIBFの会長と立会人がミスを認めたのに「ルールミーテイングで事前に知っていた」の人が出てきたよ!もはや百家争鳴で混乱の極みですね。亀田サイドはあくまで「事前に知ったいたけどテレビも新聞も見ていなかった。ブログも他人が書いた作戦」で行くのかな?折角IBFの立会人がミスを認めたのに…。

JBCにも亀田にもIBFの謝罪はもはやあんまり関係ないようでございます…。なんだかなあ

オリンピックについても色々と書きたいことがある(旧徳山と長谷川が好きです)