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HARD BLOW !

健保金問題 JBCと協会の対立が尖鋭化

 9月22日付けの朝日新聞のベタ記事を嚆矢として、一斉に広がりを見せた積立金問題ですが、ボクシング専門二誌には書店で立ち読みした限りでは記事はなし。『つまらない方』はともかく、『まともな方』が取り上げなかったのは残念至極ではありますが、一般紙とスポーツ紙に新たな動きがありました。朝日新聞以外に読売新聞と日刊スポーツが新たにJBCの財務問題の報道に参画して来たのです。

 10月19日の日本プロボクシング協会(以下JPBA)の緊急理事会を受けて、20日付けで出された一連の記事ですが、朝日・読売・ニッカンの報道姿勢には、それぞれベタ記事ながら微妙な違いがあります。先鞭を付けた朝日は「積立金の使用目的の適正化」のみに触れていますが、読売・日刊はJBCが2011年2012年と連続赤字になっていることに言及、日刊に至ってはJBCの財務状況をJPBA側の弁護士・税理士が調査するとまで報じています。本来統括・管理する側であるはずのJBCが調査の対象になるというのは明らかな異常事態ですが、赤字体質のJBCが「積立金は一般会計として消費する」と宣言しているのですから、このまま行けば数年で積立金は溶けてなくなる。JPBAとすれば一刻も早く残額を確定・保全したいところでしょう。乗り込んででも調査したいという心情は充分理解できます。

 「JBC健康管理基金の健全運営を討議する会」で頂いた資料を見るとJBC側は赤字体質についてなんら具体的な方策を持っていないようです。展望もなしに選手が積み立ててきた文字通り血の出るような金をただ消費していくつもりなのでしょうか?

 そしてJPBA会長とJBC理事を兼ねる大橋秀行氏は一体ご自身の立場をどのように合理的に説明するのでしょうか?以前指摘したように利益相反の関係にある両者が対立する局面となった今、矛盾しない行動をとることは不可能です。JPBA側からの批判を予め見越して、JBCが大橋氏を理事に据えているとも取られかねない。

 大橋氏は直ちにJBCの理事職を辞するべきだと私は思います。

                 
                  馴染みの激安居酒屋が閉店して寂しい(旧徳山と長谷川が好きです)