HARD BLOW !

スポーツツーリズムを考える旅?!WBOミニマム級王者決定戦in天草 モイセス・カジェロス×福原辰弥

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 予告しておいた通り、熊本県上天草市で行われたWBOミニマム級王者決定戦、モイセス・カジェロス×福原辰弥戦を観戦して参りました。

 私大阪市在住ですが、会場までの距離は500キロ超!しかも試合会場は島でございます。島嶼部での世界タイトルマッチは恐らく具志堅用高×ペドロ・フローレス以来ではないでしょうか?こんな珍しい試合もそうそうないので、好奇心も手伝って現地観戦に行って参りました。

 私が純粋に観戦目的で遠出したのは、名古屋が最長。東京での観戦はすべて出張旅行のついででありまして、観戦のためにホテルまで取るのはこれが始めて。とはいえ観戦仲間の友人・知人には、泊りがけで国内のボクシング観戦に行かれている猛者が沢山いらっしゃいます。げにマニアの情熱と言うのは凄いものであります。HARD BLOW!絡みでは、昨年大沢宏晋選手がラスベガスのトップランク興行に出場した際は、多くの大沢ファンや後援者、ジムメイトが海を渡って観戦に赴かれました。昨今では音楽やスポーツイベントの観戦のために遠出をする層が増加しており、ひとつの文化を形成しつつあります。わけても贔屓のチームの応援の為なら海外でもホイホイと行ってしまう、サッカーファンの移動距離は凄まじいものがあります。プロ野球の広島カープはHP上で、スタジアム近隣のホテルの特典つき宿泊予約が出来るサーヴィスを展開しています。昨年始まったプロバスケのBリーグでもこれからそういった観戦文化が育っていくことでありましょう。

 というわけで私も来るべきスポーツツーリズム時代に備えて、後学のために一泊二日で熊本まで行って参りました。

 試合前日の25日土曜日に新幹線で博多まで移動し、そこから途中温泉に入ったりしながら在来線を乗り継いで熊本県の三角まで移動。
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 その日は三角で安宿に一泊。三角駅前からは天草に渡れる観光船が発着しております。あけて翌日、午前中に船で天草に上陸し、ぶらぶらと歩いて会場の松島総合センターアロマに到着。
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 今回の試合が天草での開催になったのは、昨年発生した大地震の影響で熊本市内の体育施設が軒並み被災したことが原因。当初試合会場が見つからず開催が危ぶまれましたが、自治体の知名度を向上したいと考えていた上天草市サイドの意向と、地元開催を模索していた福原陣営の思惑が一致したことで試合が実現したとのこと。自然災害にも負けず柔軟に開催を模索した本田フィットネスジムの粘りが、行政を動かした結果であります。



 そもそも暫定王者決定戦の出場選手としては、当初違う日本人選手の名前が上がっていました。昨年10月のWBO総会で、テレビでお馴染みの『国際マッチメイカー』ジョー小泉氏が、「真正ジムの山中竜也選手とカジェロス選手の決定戦が認定された」とぶち上げましたが、上位ランカーの福原選手陣営が頭越しでの試合決定発表に抗議し、WBOの裁定をひっくり返して決定戦を実現したと言う経緯があります。この時のジョー小泉氏の動きのおかしさについては、当方でも記事にしております。
                  ↓
WBOミニマム級暫定王座決定戦に福原辰弥選手も名乗り!
(真道ゴー選手の『世界王座勝手に返上騒動』でも生臭い動きをした上に、ファイトニュースで一方的に真道を批判する記事を書いたジョー小泉氏は、そりゃあボクシングについては詳しいのか知りませんが、どうも「強気を助け弱きを挫く」傾向があるような気がしてなりません。)

 第一試合開始30分前に会場に辿り着くと、玄関ホールではゲストの亀田興毅氏によるサイン会の真っ最中。
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 1000円以上を募金するとサインがもらえるというシステムでしたが、サインを求める人の長蛇の列が出来ていました。チャリティでサイン会をやって復興の為の募金を集めてる人と、捏造記事を書いて訴えられた裁判の費用を読者から集める募金をした人とを比較したら、人間力の差は一目瞭然ですな。
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 会場のアロマさんは国体のボクシング会場として作られたということで、観戦しやすい非常にいい会場でした。中に入るとリング上は、アイドル『少女隊』のライブの真っ最中。なんでもメンバーの方の一人が熊本出身で、震災を体験していると言うことでMCでも募金をよびかけておられましたが、なぜか声がベテランスナックママのようにガラガラでした。集められた募金はリング上で上天草市長に託されました。

 上天草市長はなかなか宣伝に熱心な方のようで、お笑い芸人のロバート秋山さんのなりきり芸『クリエイターズファイル』とのコラボでプロモーションしたりと、面白い試みをされております。
 
 上天草市のHP 
      ↓
上天草市シティプロモーション動画を制作しました!


 この日第二試合の新人王予選に登場した、本田フィットネスジム所属の池田知也選手はなんと国境なき医師団にも所属する外科医で、2015年に二度イエメンに派遣されて、地雷の被害者などの治療に当たられたとのこと。凄い人がいるもんであります。

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青いグローブが池田選手。トランクスには文武両道の文字が...。

池田知也選手を紹介する記事のリンクを挙げておきます
      ↓
 国境なき医師団のWEBに掲載された池田選手のインタビュー
Huffingtonpost「一人の社会人としてのキャリアプラン 医師として、プロボクサーとして」 

 アンダーカードが終わるとセレモニー。リングにはやっと復帰した安河内剛事務局長も登場。ほんと余計な遠回りをしたもんであります。
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 コールによって呼び込まれた福原選手は、音楽が鳴るとすぐに登場。自信に満ちた表情で、落ち着き払っています。

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 一方のカジェロスはソンブレロを被って登場。
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 サウスポーでボディ撃ちが巧い福原選手ですが、外国人との対戦はタイ人との二試合のみ。はたして好戦的なメキシカンのスタイルに順応できるか?少しさびしい客入りだった会場もいい感じに埋まって(観衆は2500人くらいとのこと)いよいよゴング。

 1R、なんとオープニングヒットは福原選手の左ボディストレート。オーソドックスの選手のレバーに、いきなりパワーパンチが当たって、会場はやんやの喝采。一方のカジェロスは、ひるまず勇気を持ってフックをふるって前進。パンチはかなり強そう。カジェロスの圧力に福原選手はさがる場面が多くなりますが、下がりながらも左は的確にボディを捕らえており、戦い方は悪くないと見えます。
 
 2Rに入るといきなりカジェロスの右が福原の頭を捕らえて、福原の腰ががくんと落ちる。ひやりとしましたがここは巧みにクリンチでカバー。ムキにならず一旦引いて、落ち着いて立て直すとラウンド終盤に頭への左をヒット、クレバーなところを見せます。

 3Rも福原の左ボディは良く当たりますがカジェロスの左右フックも強烈。福原はプレッシャーの前に下がる場面が増えますが、的確性は明らかに福原という展開が続きます。
 
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 カジェロスの強烈なフック
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コーナーからボディで逆襲
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 返しの右も有効だった
 
 4Rはボディを意識するカジェロスに上への左パンチが再三ヒット。左のあとの右も有効で、カジェロスに迷いが見れる。
 しかし5Rに入るとポイントも意識してかカジェロスが大逆襲。ゴングと同時に前に出て、休みなくパンチを繰り出して福原は我慢の展開になるが、最終盤に打った福原のボディでカジェロスの背中が丸まると会場は大歓声。打ち続けてきたボディでカジェロスにダメージが蓄積されてきていることが伝わってくる。

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 カジェロスのすさまじいプレッシャー
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 福原の右クロス

 中盤になると試合はさらに激しくなり、全くアクションが止まらない壮絶な打撃戦となる。6Rに福原はバッテイングで小さな切り傷が出来るが、セコンドのリカバリーで出血は少ない(この試合二人とも頭は低いのにバッテイングは少なかった)。福原は我慢強くプレッシャーをいなしながらのボディ撃ち、カジェロスもダメージを感じさせながら失速せずしつこく手を出して展開は一進一退だが、有効打は福原が多く見える。

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 強烈な相打ち
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 左ボディでカジェロスの体が曲がる
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 頭が下がったカジェロスにアッパーを合わせる

9Rに入るとまたもカジェロスが仕掛けてきて強烈なラッシュ。福原は嵐のような連打を受けながら、隙間にボディうちを叩き込みついに終盤カジェロスが目に見えて失速。福原は更に攻勢を強める。

 壮絶な打撃戦になったことで会場は自然と熱を帯びるが、インターバルでセコンドが観客をさらにもりあげる。

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 福原は終盤も手数は落ちず、ボディブローも好調のまま。一方カジェロスも執念で食い下がるが
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 福原の頭を跳ね上げるアッパー
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試合終了のゴングの瞬間会場は大歓声に包まれました
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 健闘を称えあう二人 
カジェロス陣営は肩車で勝利をアピールしますが、私の印象では有効打で福原の優位は動かない、と見えましたが果たして採点は?

 ジャッジ構成はタイ二人、フィリピン一人。カジェロスの圧力と攻勢を取るか?福原の的確性とボディ打ちを取るか?タイジャッジ一人目が2ポイント差でカジェロスと出て、会場からは「え~?」という声が上がりますが、残り二人のジャッジが116-112が二者で福原勝利!「新チャンピオン」というコールで歓声が起きましたが、決定戦なのでどっちが勝っても新チャンピオンでした(笑)。
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 勝利者インタビューで福原選手は5Rで目が腫れて苦しかったけれど声援が力になったとコメント。壮絶な打ち合いを冷静に振りかえる様子からメンタルの強さが滲み出ておりました。泣き崩れたり感情を爆発させることなく意外と淡々としていた福原選手からは、勝つべくして勝ったという自信がみなぎっていました。カジェロスはやはりボディー打ちへの対策が最後まで出来なかったことが致命傷となりました。サウスポーもあんまり得意じゃないないのかな?

 最後はリング上で歓喜の胴上げ!
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 試合後は大急ぎでバスに乗って、私より更に遠方からきた観戦仲間と。、熊本駅まで喋りながら帰ったのですが、会場からでる車列で渋滞が起きており、かけつけた警察官が驚いておりました。地元に祭りを提供できたのであればこれもまた貢献ですね。

 暫定とはいえ地方ジムから頂点へ駆け上がった福原選手と本田フィットネスジムの皆様、大変おめでとうございます。今後も地方から新しいボクシング文化を発信して頂きたいと思います。

 試合も良かったし、なかなか面白い旅でございました。皆様も是非地方の興行に足を運んでみてください。

 船でボクシングに行くことになるとは思わなかった(旧徳山と長谷川が好きです)

大沢宏晋選手帰国後初インタビュー ラスベガスで掴んだ自信と課題 PART3

今回で最終回です
第一回はこちらから→大沢宏晋選手帰国後初インタビュー ラスベガスで掴んだ自信と課題 PART1
第二回はこちらから→大沢宏晋選手帰国後初インタビュー ラスベガスで掴んだ自信と課題 PART2

HARD BLOW!(以下HB) 「試合終わったあとすぐ再起するという宣言があったじゃないですか。あれは迷いは無かったですか?」

大沢選手 「試合前は会長にも言ってたんですけど勝っても負けても辞めようかなという気持ちもあったんです。試合前はベガスに来たことで、正直満足してたんかな?でも終わってみたら『俺何を調子に乗って、終わったとか言うてるねん』と思って。そういうところもちょっと自分自身あかんかったんかな?と。」

HB 「試合前は引退するつもりで、負けた後に意欲が出るって珍しいですよね(笑)」

大沢選手 「あのベガスの興奮を見たら『もう一回この場所にもどってこやなあかんな』と思いますよ。すごいですよ二万人って。ゲートから入場してきたらすり鉢みたいになってるスタンドの上からみんな手を伸ばして来て、上見たらでっかい電光掲示板にバルデスVS大沢って書いてあって。実際海の向こう行ってみて、高山勝成君ね、同郷(生野区)の先輩で大尊敬してますけど、右も左もわからん国行って自分から仕掛けてきたというの本当に偉大やなと。」

HB 「日本国内の世界戦では、お金出してチャンピオン呼んで、挑戦する選手はファイトマネー無しとか下手したら持ち出しとかいうケースもあると聞きますけど、オファーがあって呼ばれてファイトマネー貰って試合するというのが本来ですよね。」

大沢選手 「勝つ奴はどこでやっても勝つんやから、やっぱり出ていかなダメですよ。」

HB 「アメリカで長期滞在して練習したいというお話はありましたけど、今後のプランはどう考えてますか?」

大沢選手 「アメリカに爪あとは残せてきたと思うんで、あとはそれをどう広げていけるかなんで。」

HB 「注目度の高い試合なら、負けたら負けたでオファーが来るといいますよね。」

大沢選手 「中島さんからも『来年は海外のプロモーターから来る話も多なると思うから、舞台変わるかも分からんけど楽しんで行こうや』という風に言われてるんで。」

HB 「海外で練習して、海外で試合してという方針で行きたいと。」

大沢選手 「(バルデスの)レベルが違いすぎて、正直今までやってたことはなんやったんやろうと思いましたね。」

HB 「それだけ差を感じてもやりたい」

大沢選手 「俺まだいけるよな、やれるよな、じゃあ行くべきやんなって」

HB 「まだ強くなれるという確信があるんですね。」

大沢選手 「体も何にも悪いところないし、衰えも感じないし」

HB 「肉体改造も始めてるんですよね?」

大沢選手 「いまパーソナルで心拍数ガチガチに上げるというのを始めて。今まで仕事との両立というのを意識して来ましたけど、今後はボクシング一本に集中してやろうかなと。」

HB 「年齢もありますしね。やっぱり悔いが無いようにと…」

大沢選手 「来年一回は日本で復帰戦しようと思ってるので、注目される中でどれだけ出来るかですね。」

HB 「海外に出て行く選手というと山口賢一選手のサリド戦から始まって、高山選手に大沢選手みんな関西で、意志が強いというか我が強いというか。(笑)」

大沢選手 「今上げた人たちも僕も我はメッチャ強いと思います。自分が『これや!』って思ったことを信じてやってるから迷いもないし。自分を疑ってしまったら、誰が自分を信じてくれるねん、と。」

HB 「そういう性格は試合にも出るじゃないですか。」

大沢選手 「だから僕も『バルデス来いや!とことん殴りあったるぞ!』と思ってやって、僕の方が先に倒されましたけど(笑)」

HB 「バルデスともう一回やりたいですか?」

大沢選手 「それはやりたいですけど、あっちが登っていくと思うんで…。試合の後一緒に写真とったんですけど、バルデスが僕の胸に手を当ててるでしょ。これはメキシカンにとっては最上級の敬意の意味らしくて。『今までの相手でお前が一番強かった。お前に敬意を表するって』って言って来て、そこでうるっと来てしたね、悔しいなって。」

HB 「ええ奴ですね」

大沢選手 「めっちゃええ奴です。『またアメリカで待ってるから這い上がって来い。試合しよう』って言われて、自分はあと長くて2~3年、短くて1年やな、婚約もして守るもんも出来たからめっちゃ頑張らんとなと思って。」

HB 「階級はフェザーのままですか?」

大沢選手 「そうですね。ただチャンスがあればスーパーバンタムでも。」

HB 「今回の試合は小さいジムの選手にとっては、工夫次第であそこまで行けるんやという希望になったと思うんですけど。」

大沢選手 「ただ僕らの場合は周りにいる人が凄かったという強みがあって、その力も大きかったですね。僕はロマンサ選んでホンマ良かったと思います。」

HB 「コンベンションも行ったり海外とコネクション作る努力をして、言葉も覚えて、やっていけばチャンスは開けてくるということだと思うんですけど。」

大沢選手 「結局やるか?やらんか?なんですよ。」

やるか、やらんか。この上なくシンプルな結論ですが、これ以上の答えはないでしょう。我々は来年も自分から仕掛ける意欲のあるボクサーたちに注目していきたいと思います!

大沢選手のおかげでこちらも勉強になった(旧徳山と長谷川が好きです)

大沢宏晋選手帰国後初インタビュー ラスベガスで掴んだ自信と課題 PART2

前回の続きです。PART1は以下のリンクから。
               ↓
大沢宏晋選手帰国後初インタビュー ラスベガスで掴んだ自信と課題 PART1
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 この記事の写真は全て大沢宏晋選手から提供した頂いたものです。ありがとうございます!
大沢選手がリングで相対したオスカル・バルデスは、今まで戦った誰とも違う異次元の強さを持ったボクサーでした。

HARD BLOW!(以下HB) 「コンデイションも万全で落ち着いてたし、テレビで見た限りでは一ラウンドは巧く戦っていいスタートが切れたように見えました。バルデスの強さもイメージどおり。ジャブも巧くてフッカーで色んな軌道のパンチが打てると。戦前の作戦では中島さんはそこにショートカウンターを合わせると。大沢さんご本人はジャブがポイントやろうと。それがなぜ巧く行かなかったと思いますか?

大沢選手 「ジャブは一発目がバーンと当たったら二発目打つ前に距離を微妙に変えるんですよ。」
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ジャブから連打を当てるのは至難だった

HB 「それはステップが巧いということですか?」

大沢選手 「位置取りがうまいです。バルデスはオリンピック出てますけど、プロ向きのタイプやったんやと思いました。やっぱり一線級のオリンピアン(17歳で北京五輪・21歳でロンドン五輪出場、2009年世界選手権銅メダル)は凄い。ロマチェンコとやったら多分僕グチャグチャにされてたと思います。」

HB 「日本では体験したことのないテクニックでしたか?」

大沢選手 「それはもうアジア人にはおらんテクニックやと思います。あいつメキシカンでも最近よくいるタイプじゃなくて、アマのスタイルとメキシカンのスタイルを巧く合わせた、ニューメキシカンスタイルという感じやないですかね。」

HB 「ステップワークとかはアマのいいところを取り入れつつ、メキシカンの攻撃的なスタイルも残しつつという感じですね。」

大沢選手 「パンチ力はそんなに感じなかったんですよ。ただ当て勘はむちゃくちゃいい。ピンポイントでどこ狙ってどこ当てるかという精度が無茶苦茶高い。」

HB 「左フックの印象が強かったんですけど。」

大沢選手 「一発一発じゃなくて、やっぱり削って来ますね。後は詰めですね。最後の嗅覚はすごいなと思いました。一線級の選手です。」

HB 「ストップのタイミングにも納得してますか?」

大沢選手 「止められたときには『えーっ?』と思って、映像でもそういう顔写ってると思います。でも後で映像で見たら『これは止められるわ』と思いました。」

HB 「客観的に見たら納得ですか」

大沢選手 「余裕でアウトです。」

敗れたとはいえ、本場のリングで素晴らしい選手と戦えたことは何物にも変えがたい経験だったようです。完敗となった試合後、大沢選手にさらなる驚きの体験が訪れます。

大沢選手 「見た人からは『相手が悪かった』とか言われるんですけど、アイツと渡り合えたことが嬉しいというか。」

HB 「退場の時にメイウェザーに声かけられたという話ですけど」

大沢選手 「びっくりしましたよ」

HB 「見に来てる事は知ってたんですか?」

大沢選手 「知らなかったんですよ。退場の時に『終わってもうたな』と思って歩いてたら中島さんが 『大沢!大沢!』って呼ぶから見たらメイウェザーがシュっと立ってて。メイウェザーが手招きするからそばに行ったら、腕もたれて肩さすられて『You are very t
ough!』って『お前はタフで勇敢や。よう逃げずに戦ったな』みたいに言われて。そしたら周りの観客の人もめちゃ賞賛してくれて。もうそこで『目の前におるのメイウエザーやんな...』って何がなにやら分からなくなって。」

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 『ザ・マネー』メイウェザーと大沢選手 耳うちで通訳しているのが中島マネージャー

HB 「やっぱり正面からバチっと行って戦術的に逃げるようなこともなかったというのにメイウェザーが何か感じたんですかね?」

大沢選手 「そういうところが目に留まったのかも分からないですね。アジア人嫌いやって聞いてたからそこも意外で。」

HB 「そう言ったらそうですね。憧れの選手でスタイルを真似たりしてたんですよね?」

大沢選手 「昔はしてたんですけど、あれはあの人にしか出来ないスタイルですよね。あっちは黒人こっちはアジア人で、やりたいことと自分に合ってることは違うよなと思って。自分の売りはやっぱりハートのタフさフィジカルのタフさで、メキシカンのスタイル、
マルケス、ジョニゴンとかあの辺がめっちゃ好きやから意識して練習するようになって。」

HB 「勝敗についてはやるだけのことはやった、納得してるという感じですか。」

大沢選手 「それはもう、バルデスは強かったと素直に認めるべきやと思います。ただ僕が弱かっただけです。」

HB 「足りないと感じた部分はどこですか?」

大沢選手 「オフェンスですね。もっと連打で打てるような。スタミナは問題ないんですけど、アグレッシブに展開を作っていける癖をつけたいなと。だから今後は一ヶ月とかの期間でアメリカに拠点置いて。アメリカの人間がどういうトレーニングしてるのかを実際に肌で感じてオフェンスを強化したいなと思ってます。今しか出来ないですから。」

HB 「今回行ったことでアメリカのボクシングに興味がわいたんですね。」

大沢選手 「思い描いてた通りやな、やっぱり本場は面白いなと。」

HB 「アメリカですごした時間は選手冥利尽きるという感じでしたか?」

大沢選手 「やっぱりロマンサにおったから、中島さんが海外で顔が広いから出来たというのは確実にありますね。」

HB 「やっぱり向こうで歓待されたりとかありましたか?」

大沢選手 「いや、中島さんと田中会長の凄さアメリカ行って改めて分かりましたよ(笑)。パッキャオとかブラッドリー、ロデル・マヨール、マイダナとか普通に来るんですよ。」

HB 「そういうところも華やかですよね。松原の小さいジムがそういうリングに繋がってるんですね。」

大沢選手 「違う国やけど同じ地球の上やんという、そういうところもアメリカは新鮮で楽しかったですね。」

負けはしましたが、負けた相手を称え次のステップを語る大沢選手の姿にはやるだけのことはやったという清清しさを感じました。

というわけでPART3に続きます。

亀田との裁判でJBCが展開してる主張内容を聞いて眩暈がした(旧徳山と長谷川が好きです)

大沢宏晋選手帰国後初インタビュー ラスベガスで掴んだ自信と課題 PART1

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この記事で使われている写真は全て大沢宏晋選手より提供していただいたものです。大変ありがとうございます。


 大変長らくお待たせしました。ラスベガスでのバルデス戦の敗戦からおよそ一ヶ月、大沢宏晋選手にお話を聞くことが出来ました。あいさつ回りなども落ち着いて、練習も再開しているという大沢選手。帰国後は福島県に炊き出しに行ったり、プライベートでも婚約を発表されたりと忙しくすごして来られたようです。ラスベガスの大舞台を経験して感じたこと、試合のこと、これからのことなど率直に語って頂きました。

 まずは時系列に沿って、試合前の話から。

HARD BLOW!(以下HB) 「まず試合前の話から伺います。記者会見があって、フェイスオフがあって、計量があって、グローブチェックがあってという流れがありますが、日本との違いはありましたか?」

大沢選手 「基本的にはあまり変わりないですけど、何かと盛大にやりますよね。」

HB 「ショーアップというか…。」

大沢選手 「そうですね。実際にそういう本場の舞台にたった時は『自分が追い求めてた場所にやっときたんやな』と思いました。ただスーパースターが試合する場所も、裏側から見たら『意外と普通やな』とも感じましたね。」

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                   記者会見の様子

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           減量は順調でコンデイションも良かったという計量時

HB 「日本国内の試合と流れ自体は一緒ですか?」

大沢選手 「それは変わりないです。全然コンディションも問題なかったですし」

HB 「あっちで体動かしたりは出来たんですか?」

大沢選手 「それはもう全然。ホテルのスポーツジムあったし。カード一枚持って行けば、営業時間中は使い放題でなんの問題もなく。」

HB 「じゃ減量もうまいこと行って、コンディションは万全だったと。」

大沢選手 「そうですね。最後の日なんか、食べながら動いてるのに700アンダーとかになってしまって。」

HB 「ちょっと落としすぎたくらい(笑)」

大沢選手 「口の渇きもないのに計ってみたら落ちすぎてて『えーっ?』てなって。夜は結構でかい炭酸一本飲んでも全くしんどくもならず。向こうではコロンビアのトゥト・サバラっていう、一位のミゲル・マリアガのマネージャーがおって。」

HB 「勝った方がやるという契約になってた選手のマネージャーですね」

大沢選手 「その人です。その人が今回はサポートしてくれて、色々やってくれて。」

ところがメディカルチェックでちょっとしたトラブルがあったそうです。

大沢選手 「(コミッションに提出する)CTスキャナーの写真が日本で撮ったやつがダメだと言われて。」

HB 「そうなんですか?」

大沢選手 「英語の表記がないからアカン、撮り直しやって言われて。」

HB 「あーなるほど、日本語じゃ本当に本人の写真か確認できんがなと。」

大沢選手 「そうですそうです。それで病院連れて行かれて。」

HB 「面倒ですけど、それくらい厳密にやってるということですよね。」

大沢 「それはもうめっちゃしっかりしてます、ネバダのコミッションは。うちの中島(利光)マネージャーが一二を争うほど厳しいと言うてたんで。」

HB 「試合順がなかなか確定しなかったじゃないですか。テレビ中継があるんかないんかとか。決まったのは直前ですか?」

大沢選手 「試合の前日ですよ。日本のスポンサーにも『まだちょっと分かりません』とか連絡して、試合直前やのになんでこんなことで気が散らなアカンねんと思ったんですけど(笑)。結局ドネアの後やってなって。トップランクはバルデスを売り出したかったんですよね。」

 続いては実際に体験したラスベガスのトップランク興行のスケールはどうだったのか?グローブを交えたオスカル・バルデスは一体どんな選手だったのか?試合当日の話を伺いました。

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              控え室の様子
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   スタンド上部から見下ろしたトーマス&マックセンター

HB 「トップランクの興行というのは体験してみてどうでした?」

大沢選手 「それはもう全てにおいて違いすぎますね。パッキャオ、ドネアというカードの本物のトップランクの興行に立てたということが、他の日本の選手色々いますけど、多分一生かかっても出来んようなことが出来たんとちゃうかな?と思いましたね。」

HB 「まあ間違いなく日本初ですよね。」

大沢選手 「これで自分のボクシング人生の扉って大分開けたやろうなと、まあそれが早いか遅いかと言われたら分からないですけど、このタイミングで開ける時が来たんかなと。本当は勝ってというのが理想ですけど、バルデスは頭三つ四つ抜けてるチャンピオンやったなと」

HB 「僕もあの強さはビックリしましたね。」

大沢選手 「映像見る限りは振り回し系かな?と思ったんですけど、実際対戦してみたら、アイツ角度変えるのめちゃめちゃ巧いですよ。感覚が掴めないというか。普通やったら癖とか見て読んでいくんですけど、バルデスはちょっと読めなかったですね。」

HB 「あれ上体が立ってて堅く見えるけど、軸回転のためには理に適ってるんですよね」

大沢選手 「それプラスね当てるところで曲げてくるんですよ。映像見てもらったら分かりますけど、ガードしてる内側に入ってくるんですよ。なんやねんコイツと思って。」

HB 「反応も速いわけですね。相手のリアクション見てパンチの軌道も変えて…」

大沢選手 「そうです、そうです。順応性がメチャクチャ凄いんですよ。こっちがやったことに二歩三歩先を読んできてるんですよ。ただね僕あれだけパンチもらったのにダメージ全く無かったんですよ。僕首が太いから、壊れるような打たれ方はしなかったですね。」

HB 「グラドビッチとかルエダは一方的にやられてましたからね」

大沢選手 「最後あれ左フックでグラついてやられたように見えたでしょ?」

HB 「違うんですか?」

大沢選手 「あれね、フックの前のパンチなんですよ。みんなレバーってまっすぐ打つでしょ?あいつ裏殴ってきたんですよ。あれで腹が効いたところに顎にもらって、そこで一気に詰められて。」

HB 「4Rでダウンとられた後に、5R入ってワンツーで立て直そうとしたじゃないですか?」

大沢選手 「はいはい」

HB 「そしたらバルデスがスイッチしてきたじゃないですか。あれ見て『ああこいつ頭いいな。引き出し多いな』と思ったんですけど。」

大沢選手 「アイツ賢いですね。瞬間瞬間で冷静な判断できるんで。あれがトップ選手ですよね。ただ後で聞いたんですけど、中島マネージャーが『あいつ鼻の腫れ方が変やったからやってるかもな。でも骨折の腫れ方じゃないな』って言うてたんですけども、あとで海外の記事読んだら、あんまり聞かないんですけど鼻の骨を脱臼してたらしくて。」

 ダウンの原因となったレバーブローは大沢選手にとって、未知の技術だったようです。また、バルデスは技術だけでなく、クレバーさも兼ね備えていました。次回引き続き、大沢選手が試合で体験して感じたこと、試合後の反響、今後の想定されるプランなどをお伝えします。

 試合後も話を聞けて理解が深まったと感じる(旧徳山と長谷川が好きです)


スパーリング打ち上げ!大沢宏晋ベガス渡航直前リポート

大沢選手とロマンサジムのご協力により、あしかけ約一ヶ月続いた当方のレポートも今回が最終回であります。いよいよ本番へ残すところ2週間弱となった10月25日、最終のスパーリングを見学させて頂きました。

ジムに伺うと試合で着用するチームジャージも完成しており、いよいよ臨戦ムード。
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試合を想定した長いスパーリングは先週で終わり、この日は防御などの確認として4R程度のスパーとのこと。

最終のロングスパーではインターバルを30秒から本番と同じ1分にしたところ、回復が格段に違い、最後までしっかり動けたとのこと。

「スタミナは何の問題もないです」(以下大沢選手の発言は全て赤文字

という力強いコメントが出ました。KO必至と言われる試合ですが、判定になるような展開でも12R戦う体は出来ているようです。

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ウエイトはリミットまで3キロ台ですが、食べながら落とせておりこちらも順調。シャドーなど見る限り体も絞れて、動きは3週前あたりの疲れのピーク時から見れば、軽快でありました。スパーでかけた負荷が効いて、試合では重石がとれて軽くなるというのが狙いだと言うことですが、中島トレーナーはオーバーワークにならないように慎重にスパーリングのラウンド数など調整してるようでありました。もともと10月当たりに試合を計画していたということで8月あたりからスパーも積んでいたところに、9月にトップランクからオファーが来たと言う経緯があり、結果的に100ラウンド以上のスパーをこなしたとのことです。

減量中ということもあり防御の確認など、仕上げの意味を込めた4ラウンドの短いスパーでしたが、打ち合い自体はいつものバチバチで、大変激しいパンチのやり取りがありました。大きいグローブでもジャブやインサイドからのパンチも当たっており、試合本番では果たしてジャブやカウンターがどこまでバルデスにヒットするか、大変楽しみであります。
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スパーを見てきて感じたのは、距離がつまった場面で不完全な体勢でも強い連打を出せるのが、大沢選手の強みだということ。下半身や体幹の強さを感じました。小さいスイングで、姿勢が悪くても強いパンチが打てるというのは本番で必ず武器になると思います。

大沢選手がポイントに上げていたジャブ、中島トレーナーが勝負の分かれ目と分析したショートカウンターは果たしてバルデスに通用するのか?興味が尽きません。
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バルデスはレコードどおりスピードもパンチ力も図抜けており、オリンピアンということで技術も申し分なし。フック系のパンチが目立ちますが、ジャブもパンチを散らすのも巧く、必要がないので引き出しを開けずに勝っているだけで、まだ出していない技術があるのでは?とすら思えます。トップランクが期待をかけるだけはある、素晴らしい選手です。ただフェザーとしては小柄。大沢選手はもともとライト級ですから、リーチと身長の差を生かして、得意のジャブを印象付けつつ、接近戦で多少やられても打ち負けずやり合えるか?が鍵になると思います。

日本人の海外挑戦では「何も出来ず負ける」というケースがままあります。「記念挑戦だ」なんて揶揄されるような試合でなくとも、例えば西岡利晃選手のノニト・ドネア戦などもそうした範疇に入る試合であったと思います。実際日本のファンの方でも、今回の試合は勝ち目のないミスマッチだと言うような評価をされている方もいます。ですが、自分は大沢選手はそういうタイプではなく、強敵相手であっても試合を作れる選手であると思っています。メンタルも図太いし、パンチ力やフィジカルの強さという武器もあるし、試合展開を作れる強引さも持っていると思います。世界中のファンが注目する舞台で勝敗を超えたエキサイテイングな試合をして、世界を驚かせて、キャリアを切り開いてほしいと切に願います。そして閉鎖的な日本のプロボクシングに革命を起こしてほしいと思います。

練習後大沢選手に少しだけお話を伺いました。

バルデスとは体格差がありますが、小さい選手にはやりにくさは感じないですか?

「特にないです。インファイトでも腕たたんで、アッパーとかやり方はいくらでもあります」

ジムワークのない日はウエイトなどをやっているみたいですが?

「ウエイトじゃなくて加圧トレーニングですね。筋肉つけるとかはどうでもいいんですよ。加圧で筋持久力つけて、心拍数が上がってても動ける体を作るのが狙いです。」

こんなに楽しみな世界戦は久しぶりです。全くどうなるか分からない。

「練習は一切妥協なくやってきたんで、なんの不安もないです。バルデスが勝ったら相手が俺より強かったというだけのことで。勝った方が強いと言うことです。」

この日もダイエットコースの見学に来た方に親切に対応したり、出稽古に来た大学生をいじって談笑したりと、過剰に入れ込んだりピリピリしたりすることもなく普段通りだった大沢選手。リラックスして自然態のまま試合にいけそうでありました。

理不尽なライセンスの停止を経て、精神的にも肉体的にも更に逞しく強くなった大沢選手。彼の身に降りかかった全てのことが、報われるように願ってやみません。あとはもう暴れてもらうだけです。彼ならきっと臆することなく大きな仕事をやってくれると思います。期待して試合の日を迎えたいと思います。

最後になりましたが、ロマンサジムの皆様のご協力に、今一度感謝致します。大変お世話になりました。ありがとうございました。

ロマンサジムの雰囲気に新しい息吹を感じた(旧徳山と長谷川が好きです)