HARD BLOW !

浦谷信彰 JBC 前統括本部長の試合会場出入り禁止!

日本ボクシング協会は8月4日、日本ボクシングコミッション秋山弘志理事長に対し、前統括本部長(現本部事務局長)浦谷氏の国内試合運営関与を制限する旨を通告した。
内容は浦谷氏に対して全国の試合会場立ち入りを実質的に禁止するもの。
この決定は7月26日に行われた協会理事会で決議されたもので、9月1日から実行に移される。

昨年8月5日、混乱と混迷を深めたコミッションの財務問題、健康管理金問題、労使裁判問題その他の解明に向けて共同声明文が発表される予定であったが、直前に決裂。
以来、協会側は根気強くJBC側との話合いを模索したが、責任追及を避けたい秋山氏の態度は固く、協会側の要求にも応える事無く一年が経過した事から今回の強硬措置となった。

これはウィキペディアの日本ボクシングコミッション事件に詳しいが、2011年当時、試合役員であった浦谷氏を中心とした一部の職員が上司を追い落とすために企てたクーデター事件に起因する。
最高裁まで持ち込まれた民事裁判において、不法行為と認定された卑劣ともいえる手段でコミッションを乗っ取ったかたちの浦谷氏らだが、業界内では当時からその職務能力に疑問が投げかけられていた。
そして、その後起こった所謂、健保金問題でも適当な言質や言い逃れを重ねた結果、ジム会長や選手らによる告発準備にまで至り混乱に拍車をかけた。
今回はその責任の追及というかたちだが、筆者の取材では、その他にもコミッション内部の混乱(クーデター一派の内部確執)、財務悪化にも有効な手段を講じる事も無く、高額な給与を受け取っていること、混乱を招く事務局長2名体制、等の背景もあるようだ。

我々もJBC問題をこれまでつぶさに伝えてきたが、とりわけ健保金問題では緑ジム松尾会長の勇気ある行動が無ければ、こうした様々な問題は浮き彫りにはされなかった。
この後のコミッション改革を目指したJBC理事による実質の内部告発、協会理事による問題提起並びに告発記事と続く訳だが、業界内部の意識改革はこれまでを見れば一気に進んだ事は間違いない。
今回の浦谷氏への措置は問題解明に向けての協会総意の回答であり一つの決着であるとして、しばらくトップに固定してあった健保金署名記事は一旦下げる事にした。
これまで趣旨に賛同しご支援とご協力を下さいました皆さまには、この場を借りて深く感謝申し上げたい。

しかし、一連のJBC問題はまだまだ解決には至っておらず、また、係争中の高額訴訟問題もまだ終わっていない。
これらの現場管理責任はJBC理事長である秋山氏にあることは明白だ。

ある協会理事は「とかげのしっぽ切りにはさせない」と当ブログ取材に応えてくれた。

文責 B.B

健保金問題 電子署名サイト

署名サイト_R

電子署名・キャンペーンサイトとしてお馴染みのchange.orgにおいて、健保金問題の究明を求める電子署名ページが設立されました。

電子署名サイトへのリンク    
    ↓
プロボクサーの納めた健保金を守ろう

change.orgは国境なき医師団や三遊亭円楽師匠も利用している電子署名サイトです。署名用紙を郵送する手間なども省けますので大変便利です。

このページは、昨晩設立されてすでに50筆近くの署名が集まっています。署名用紙と併せて皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

この記事はしばらくトップに固定しておきます。

HARD BLOW!一同

地域タイトルの権威を下げてるのは誰なのか?PART2

 過去記事『地域タイトルの権威を下げてるのは誰なのか?』はこちらから
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 過去記事『「WBOアジアパシフィック認可で地域タイトルの権威ガ~」的な皆様にささげるOPBFランキングの実態』はこちらから
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        記事へのリンク

  「WBOアジアの認可で地域タイトルの権威ガー」という、偏狭なボクシングファン検証なしの思い込みに反して、彼らが『伝統ある本家アジアタイトル』と信じて疑わぬOPBFタイトルの適当な運営は、ますます歯止めがかからない様相を呈して参りました。

 過去記事でお伝えしたとおり、『二年以上勝利が無く二連敗中、一年以上ブランクがあるボクサー』が、政治力でいきなり一桁ランカーに入ってタイトルマッチをやるという、酷いランキング操作が行われたことはお伝えしましたが、6月20日発表の最新ランキングでは、その逆のケース「ランカーに勝ったのにランキングに入らない。なんならランキングが落ちる」という珍妙なケースが二つも発生しました。

 角海老宝石ジムの、元『あきべえ」としてお馴染みのヴェテラン、渡部あきのり選手は5月8日に10位のマキシ・ナハク選手に勝利するも、ランキングに反映されずランク外のまま。関門JAPANジムのアクセル住吉選手は6月4日の試合で、一階級下の東洋12位にして日本14位だった中谷有利選手に勝利して、ドローを挟んで5連勝となりましたが、なぜかランキングは3位から9位に下落...。負けた中谷選手はランク外になっており、こちらはなぜかきっちり反映されております(笑)。

 試合していない連敗選手がランキングに入れるのに、一方でランカーに勝ってもランキングに入らない・ランキングが落ちるという謎だらけのOPBF。こんなデタラメもWBOアジアのせいなんでしょうかね?

 繰り返しになりますが、興行事情でランキングに多少下駄を履かせたりというのはある程度はしょうがないです。自営業者がHPや名刺にハッタリを効かせたり、レストランやデリバリーのメニュー写真が多少実物より良かったりと言った『粉飾』は、実社会では割と誰でもやってること。上場企業でも粉飾をやってるご時勢ですから、ボクシング界だけが完璧に清潔であれというのは現実から遊離しています。 

 ただだからこそ、現場の人間には最低限の節度がいると思うのです。せめて「勝ったらランキングが上がる、負けたり試合をしなかったら下がる」というような最低限の原則だけは守っていただきたいと思います。

NETFLIXの『GLOW』がガツンと来た(旧徳山と長谷川が好きです)

地域タイトルの権威を下げてるのは誰なのか?

先日お伝えしたOPBFランキングのテキトー管理でありますが
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「WBOアジアパシフィック認可で地域タイトルの権威ガ~」的な皆様にささげるOPBFランキングの実態

やっぱりこういうことなのね、という発表が
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太尊、ヤップ、ジャンボ織田 OPBFトリプル戦

二年以上勝利が無く二連敗中、一年以上ブランクがあるボクサーがいきなりランキングに入ったと思ったら、即タイトルマッチであります。嗚呼脱力...。

太尊選手と対戦する、ロックハート・ブランドン選手は関西では新人王トーナメントでお馴染みの選手で、パンチはありますがどうにもスタミナがなく、淵上誠選手に3RKO負けしたあとは怪しいタイ人に二勝しただけでOPBFランク入り。なんぼミドル級が層が薄いちゅうても、これでいいんですかね?

選手は「タイトルマッチやるか?」と言われりゃやるのが当たり前。問題なのは、無理やりゲタを履かせるプロモーターと、それを認めちゃう統括団体、そんな統括団体に口を利いてしまうブローカー的業界人であります。試合した結果ランキングに入るならまだ分かりますが、ブランクのある選手が試合もしてないのに政治力でいきなりランキングに入ってくるようなやり方は、明らかに退廃であります。

口利きがあれば試合しなくてもランカーになれるなら、ランキングに入ろうと高い金払ってランカー呼んで、必死で練習して試合してる選手はアホらしくてやってられんでしょ。

タイトルが増えるのは時代の流れですが、何でもありはマズいのではないでしょうかね?最低限の節度がないとダメだと思いますよ。

拳四朗選手の日本タイトルドタキャンといい、「地域タイトルの権威をないがしろにしてるのは誰やねん」と言う話であります。

『ハウス・オブ・カード』のシーズン5が、現実のデタラメさに負けてることに愕然とした(旧徳山と長谷川が好きです)

「WBOアジアパシフィック認可で地域タイトルの権威ガ~」的な皆様にささげるOPBFランキングの実態

 WBOアジアパシフィックタイトル(以下WBOAP)の国内開催が認められて一年弱。人生の黄昏を迎えつつある思考の硬直したシニアファンの「伝統ある日本タイトルとOPBFタイトルの権威ガー」という『苦言』を尻目に、試合は増える一方でございます。

 そりゃあ、WBOAPをとればWBOの世界ランクに入るわけですから、極めて当たり前の話であります。WBAやWBCに比べて、IBFやWBOは王者挑戦や世界ランキングへの参入のルールが明確で、癒着関係にあるプロモーターやマッチメイカー氏へ不透明なマージンの支払いやゴマすりも必要ありません。

 そもそも二年以上勝利が無く二連敗中、一年以上ブランクがあるボクサーがいきなりランキングに入ってくるのがOPBFであります。どのような政治力を背景にすれば、このようなデタラメなランキング操作が出来るのでありましょうか?

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 WBOAPを腐してりゃ済む話じゃあないのです。まあ試合の質の真贋が見抜けない人には権威付けがいるんでしょうね。

 田中恒成がいい試合をしたのに村田の判定問題で注目されていないのが気の毒な(旧徳山と長谷川が好きです)