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亀田VSJBC裁判 判決の前に その③ ライセンス発給を不当な支配に利用したJBC

一昨年大きな話題となった、アマチュアボクシング日本連盟の山根会長の騒動は、皆様の記憶にもまだ新しいと思います。

あの当時、「山根氏はなぜあそこまで強大な権力を手に入れられたのか?」ということが盛んに問われました。その答として、多くの関係者が指摘した山根氏の力の源泉は、『アマ資格』と『処分』でした。全国の指導者は、山根氏の胸先三寸で行われるアマ資格の承認や停止、各種の処分におびえて、山根氏に直言しにくい空気が徐々に醸成された結果、独裁とも言ってよい組織体制が生まれたのです。

競技をする選手や指導者にとって、競技に参加できる資格はいわば生命線であり、ことにプロにとっては生活権に関わる問題です。JBCが行うライセンスの停止や承認と言った処分は熟慮の上で公平に行われることが大前提です。

ところがJBCはここ数年組織防衛のためとしか思えないような、恣意的なライセンス停止を乱発しています。その代表的な例が現在話題となっている亀田兄弟の所属ジムの会長とマネージャーのライセンス停止です。

このライセンス停止については忘れてはいけないことがあります。

JBC職員でもあるリングアナウンサーがフリーライターの片岡亮と同席して、「亀田兄弟に監禁・恫喝・暴行された」という嘘の被害体験を記者会見でブチ上げたのが2014年の2月7日。

そのまさに同じ日に亀田ジムの会長とマネージャーのライセンス停止がJBCから発表されました

嘘つきリングアナと捏造ライターが「まあ皆さん聞いてください!亀田に監禁・恫喝・暴行されましてん。クヤシ~!」と嘘の記者会見をした日に、ライセンス停止の発表のタイミングを合わせて世間に「亀田はそんなに悪い奴なのか!」と誤認させようとしてるようなセコイことするスポーツの統括団体が他にありますか?

今となっては「監禁・恫喝・暴行」はボンクラによる狂言だということ分かっているし、JBCも敗訴寸前でどっちが正しかったかは明らかですが、実際にJBCはそういう汚いことを平気でする組織に成り下がっていたのです。

それ以前にも2013年には大沢宏晋選手が、JBC関西事務局職員の解雇のとばっちりで、明らかに不当な処分を受けています。JBCは自分たちがやった不当解雇や違法行為を正当化したり、自分たちに逆らう者を見せしめにするために、平気でライセンスを止めてきたのです。
            ↓
どう考えてもおかしい大沢宏晋選手のサスペンドについて

その一方でジム内で性犯罪を犯して収監されるようなクラブオーナーや、路上強盗で捕まって刑務所から出てきたばかりの選手(その後再犯で逮捕)、特殊詐欺の首謀者として逮捕されるようなマネージャーなんかにはホイホイとライセンスを出しています。問題人物にはライセンスを出すのに、JBCの言うことを聞かない人間にはライセンスを出さないと言った、極めてデタラメな運用をしているのです。

本来ライセンス制度とは競技の公正で安全な運用をするためのもので、制度を自分たちの意に染まない人間を排除するために悪用するなどというのは言語道断です。JBCは「亀田なんか世間の嫌われもんだから、ライセンス止めて、子飼いの記者使って批判記事書かせて、デマで悪評立てたらアッチからキャンというて謝ってくるわ」と舐めてたら、返り討ちにあっただけなのです。

亀田は強い意志と財政的な体力があり裁判闘争を戦い抜くことが出来ましたが、多くの選手は自分が正しいと分かっていても、長い裁判闘争でキャリアを棒に振るくらいなら処分を受けて我慢しようと割り切ったり、ボクシング界に愛想をつかして辞めてしまったりするはずです。

そしてメデイアや記者もJBCという権威に寄り添って、短絡に選手を批判したり、悪役キャラの亀田をたたいた方がネットで受けるからというような安易な姿勢でろくすっぽ事実も確かめず、JBCの言い分だけを垂れ流してきました。これは山根問題でも顕著でしたが、むしろ普段ボクシングを取材している記者が問題を隠蔽する側に回るのです。ボクシングマガジンは未だにJBC擁護の為に乗せた「新コミッション構想」についての、嘘八百のヨタ記事を、JBCが敗訴して記事の内容が虚偽だとハッキリした今になっても謝罪・撤回すらしていません。

こうした腐った体質はいつになったら改まるのでしょうか?

この判決が出ても変わらないようなら、ボクシング界は終わりです。

あとはプロの記者の皆さんに委ねます。ホンマ頼みますよ。

言いたいことは言った(旧徳山と長谷川が好きです)

亀田VSJBC裁判 判決の前に その② 東京ドームの責任について

今回は一般紙や専門誌はおそらく指摘しない視点で、JBC(日本ボクシングコミッション)危機の責任問題を論じたいと思います。それは、一言でいうと株式会社東京ドーム(以下東京ドーム)にもかなり責任があるんじゃないの?ということです。

私たちは、事業活動において、法令等を遵守するとともに、高い倫理観をもって自らを律します。

これは東京ドームのHPに掲載されている『コンプライアンス行動規範』の一節です。

ご存知の通り東京ドームは、JBCと密接な関係にあります。JBCは東京ドームシティ内のビルに事務所を構えており、同じく後楽園ホールは関東圏のボクシング界にとっては常打ち小屋と言っていいポジションです。また、JBCのコミッショナーや理事長は、後楽園スタジアム時代からずっと、東京ドームからの出向者のポジションです。

JBCと東京ドームとの一体ぶりは、東京ドームのHP内にある以下のページを見ていただければ明らかであると思います。
    ↓
後楽園ホールの格闘史

そもそもJBCは、白井義男の世界挑戦の為に作られた組織で、日本最初のボクシング世界戦ダド・マリノ×白井義男戦が後楽園球場で行われたことからも分かるように、設立当初から東京ドームの外郭団体と言っていいポジションでした。いわば何十年も東京ドームのビジネス、営利活動と一体なのです。

もう一度繰り返しますが、東京ドームには『法令等を遵守するとともに、高い倫理観をもって自らを律します』というコンプライアンス規範が存在し、また東証一部上場企業として、株主や社会に対して重い責任を負っています。

そうした高邁な規範がありながら、安河内剛氏に始まる一連の不当解雇と、その後の労働裁判による度重なる敗訴を主導したのは、東京ドームグループ企業出身の秋山弘志氏です。安河内氏が解雇前に閑職に追いやられているときの職場は、JBCとは何の関係もない、そのグループ企業のオフィスの一隅でした。パワハラの舞台として、東京ドームの関連会社が使われているのです。

さらにJBC職員のリングアナウンサーが「亀田兄弟に監禁・恫喝・暴行された」という狂言を広めて高額賠償を命じられた名誉棄損事件でも、JBCから何ら処分は下されていません。

そして現在、亀田兄弟に提起された損害賠償請求訴訟で敗訴となることが秒読み段階となっています。

これら一連の違法行為・不祥事を東京ドームはなぜに看過されているのでありましょうか?

というかこれら一連のJBCの財政や社会的信用を危うくする裁判でJBC側の代理人を勤めてきた谷口好幸弁護士は、東京ドームのインハウスローヤー(社員弁護士)で現在の肩書は専務取締役執行役員です。JBCを裁判でボロ負けさせると東京ドームでの人事評価は高まるのでしょうかね?

本来顧問弁護士というのは、無理筋の訴訟案件などは「こんな裁判は勝ち目がないから辞めときなさい」とアドヴァイスするのが仕事じゃあないんですかね?特に安河内氏の労働裁判では全く勝ち目がないのに、最高裁まで無駄な上訴を続け、JBCの財政を徒に危うくしています。

弁護士の先生方は「クライアントの要望に応えただけだ」と仰るのかもしれませんが、JBCから支払われた訴訟費用はボクサーたちが命がけで戦って収めてきた、文字通り血の出るような金です。裁判を戦うことで経営が傾くなら、いったい何のための顧問弁護士でしょうか?

東京ドームの経営陣の皆様には、遊園地やプロ野球、コンサートと言った大衆娯楽を提供する企業として、守るべきイメージがあるのではないか?ということを、僭越ながら言わせていただきたいと思います。

そもそも関東圏以外のジムや選手は、後楽園ホールで興行が出来るわけでもないので東京ドームから特に恩恵も受けていません。東京ドームと不離一体の関係を築いて恩恵を受けているのは興行が打てる一部のジムとか、東京ドームホテルでWBO総会を開いてブイブイ言わせてる人たちだけです。

東京ドームはボクシング興行に関与して、長い年月で莫大な利益を得ており、またJBCの現在のトップ・法的責任者は東京ドーム出身者です。

今回の件に知らぬ存ぜぬは余りにも無責任ではないか?と思えてなりません。

明日はライセンスを選手や関係者を脅す材料として運用するJBCの卑怯なやり口について書かせていただきます。

明日はbリーグ見に行く(旧徳山と長谷川が好きです)


最高裁判決 判決文

安河内剛JBC事務局長のブログに最高裁の判決文(?)がアップされましたので転載させて頂きます。
 
安河内剛事務局長のブログへのリンク
   ↓
最高裁で上告棄却 勝訴が確定致しました

最高裁の文書って初めて見ましたよ。長生きはするもんですね。全員一致です。当然です。

この結果は目に見えておりました。なんで上告したんでしょうね?頭悪すぎます。

最高裁判決
最高裁判決二

明日以降の動きにもご注目下さい。


安河内裁判 過去記事



上告棄却ということで、確定判決は原判決を踏襲しているものと思われますので、地裁・高裁判決についての当方の過去記事へのリンクを貼っておきます。
   ↓
安河内裁判判決文のタグつき記事一覧へのリンク

個別の記事については以下のタイトルからごらんになって頂けます

安河内剛氏がJBCに勝訴した地位確認訴訟の判決文を転載します
安河内判決を読む 司法判断で何が語られたのか?PART1
安河内判決を読む 司法判断で何が語られたのか?PART2
安河内判決を読む 司法判断で何が語られたのか?PART3 新コミッション画策編
安河内判決を読む 司法判断で何が語られたのか?PART4
安河内判決を読む 司法判断で何が語られたのか?PART5
安河内判決を読む 司法判断で何が語られたのか?PART6

安河内剛氏地位確認訴訟の高裁判決期日が確定 

氏のブログによると高裁の判決は6月17日。
           ↓
安河内氏のブログ

高裁での審理は一回で即日結審となり、JBC側の証人申請は全て却下だそうです。そんな証人がいるなら一審で出しとかんかいという至極当然の判断ですね。ほんとJBCの訴訟戦術は低レベルですね。

いよいよ確定判決となることが濃厚な判決が出ます。

安河内氏を陥れてまんまとその地位を手に入れた人、混乱に乗じてJBCの中枢に入り込んで好き勝手やった人、試合役員からJBC職員になった人、違法な手段を弄して他人を陥れて公器であるスポーツの統括団体を乗っ取った人は覚悟が出来ていますか?

背任横領や新コミッションの構想について煽った専門誌、ノンフィクションライター、ゴッシプライターの皆さん、判決に備えて心の準備は出来ていますか?あなた達のやった言論活動は厳しく検証させてもらいますよ。あなた達が陥れた人たち、分けてもキャリアに重大な影響を受けた選手にはきちんと謝罪してその損害を賠償してくださいね。

悪の亀田のライセンスを止めたから今のコミッションは良い体制だ、安河内は金をもらって辞めるべきだ、亀田はJBCの職員を監禁して暴行したに決まってる、火のないところに煙は立たないとブログやツイッターで書き散らしている単細胞のファンの皆さん、ド素人だからと言ってどんなことを書いても言ってもいいというわけじゃないことを分かってますか?

「プロレスについてしか知らない人はプロレスについて何も知らない」と言う格言がございますが、「ボクシングについてしか知らない人はボクシングについて何も知らない」ともいえると思います。

プロボクシング界という閉鎖社会は今回の判決で、実社会から試されることになります。みなさん準備は出来ていますか?

井岡×レベコの面白さが分からないやつは見る目が無いと感じる(旧徳山と長谷川が好きです)